ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

10月ふりかえり&明日は飯坂茂庭っ湖マラソン!

 

10月の月間走行距離は173キロでした。

 

10月は、フル1本、ハーフ1本走ってるのに、それを入れても200キロ行きませんでした(*´з`)

サブ315を目指してるっていうからには、せめて月200キロ行かないと恥ずかしい。。

 

11、12、1月、最低月200キロ走って、しっかり練習したぞ、という自信をもって2月のいわきサンシャインマラソンに臨み、サブ315を達成したいと思います!

 

ーー

 

明日は、福島市飯坂町で開催される、湯のまち飯坂茂庭っ湖マラソンに参戦します!

去年も参加し、今回2回目になります。

 

iizaka.kilo.jp

 

2回目なので、どんなコースかは分かっています。

 

http://iizaka.kilo.jp/wp/wp-content/uploads/2015/05/2015marathoncourse.jpg

 

10キロ過ぎに高低差100メートルの上り坂があります☆

 

うーわー、またあの坂走るのかー

やんだくなる~

 

で、その坂を上った後のアップダウンもけっこうきついんです。

 

あーおっくう、ちょーおっくう。

何を思ってエントリーしたのか全く解せません。。

 

 

とにかく目標はただひとつ!

去年の自分(3時間23分9秒)に勝つ!

 

そして、君この1年よく頑張ったね、とガッキーに言われるという妄想による高揚感にふんわりと包み込まれたい。

 

しかし、ここ数日、サブ320ペースで数キロ走ってみたものの、身体が重くてキツくかんじます。大会に向けてポイント練習めいたことはやったものの、ソツケンは実施せず。。坂道対策もせず。。

前回は、初サブ3.5を達成できて気分よく終われたんですが(天気も良くて景色も堪能できました)、今回は去年の自分に勝てないんじゃないかという不安でいっぱいです。

 

去年の自分と練習量を比較しようと思いましたが、2016年の練習の記録ノートが見当たらない(-_-;)

ただ、去年はゼビオで使える500円クーポン欲しさにオクトーバーランに登録しており、「オクトーバーラン2016 累計走行距離150km達成クーポン」のメールを確認できました(今年そういえばオクトーバーランやってない)。

そうすると練習量は去年と今年、それほどかわりなさそうです。

しかし、去年は茂庭2週間前に猪苗代ハーフを走り、はじめて90分を切ることができて、いきがっていました。コースがどんなものかもよく分からず、坂がおっくうという思いは全くありませんでした。加えて、ブログで読んだことがあるコースを走れるんだーというワクワク感とサブ3.5してやるぜーという勢いがありました。

 

何なの去年の自分、そういうのやめてくれる?

 

今年の自分、そういうの全然ないし!

(でもねでもね、今回はほかにお楽しみがあるんだ~♪✌︎('ω'✌︎ )。だからさっさと走るの済ませちゃお~)

 

去年の自分の記録がこちらです。

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やっぱりポジティブスプリット。。

 

前半ペースを抑えて、後半ペースを落とさなければ、十分去年の自分に勝てる見込みはありそうです。

ていうか、1回ぐらいネガティブスプリットで走ってみたいものです。。せめてイーブンで。。

 

ということで、プランとしては、

0~10キロ   4’40ペース

10~15キロ  4’50ペース(激坂があるので)

15~30キロ  4’40ペース

30~Fin   4’45ペース(やっぱ30キロ過ぎ落ちるよね~という弱気。だけど4’45をキープできたら自分としてはかなりいいかたちです。)

 

これで去年の自分に勝てて、かつ、サブ320できる計算です。

あわよくば30キロ過ぎてからもペースを落とさず、イーブンで走るのが理想です。

 

ーー

 

坂がおっくうおっくうとか言っていますが、明日の天気はそこそこよさそうで(気温が低そう)、先々週、先週の台風による悪天候の中を走ったランナーさん、走れなかったランナーさんのことを思えば、予定通り大会が開催されて走れることは本当にありがたいことです。

感謝の気持ちを忘れず、全力でぶつかってきます!

 

おしまい。

 

 

ちょびっと旅ラン

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七転八倒

 

つまづいたり

ころんだり

するほうが自然なんだな

にんげんだもの

        ーみつを

 

ーー

 

本日大会だったみなさん、おつかれさまでした!

また、走りたかったけれども走れなかった方、苦渋の決断、英断をされた方、本当に悔しい思いや様々な思いが交錯していると思います。大会が中止になることやDNSを経験したことがない僕には、何も言葉が出てきません。。

とにかく、2週連続も台風のバカヤロー!!

 

さて、そんな僕はこの土日、合コ異業種交流会仲間の男4人で日光・鬼怒川旅行に行ってまいりました。

30代の野郎4人旅、ほほえましいですね~(^^)むさくるしいですね~(^^)

「みつをはマスト!」と言い放った僕にあわせてもらい、花茶寮ー相田みつを心の美術館にも行きました。

 

栃木県の美術館 鬼怒川温泉 相田みつを心の美術館 Mitsuo Aida Museum | 料亭 花茶寮 |相田みつを心の美術館|

 

30代の野郎4人が、みつを美術館。

もう心がですねー、精神がですねー、みつをを欲しているわけでございます。

ということで、今日は脳が『みつをモード』ですので、あしからずご承知おきくださいまし。

 

ーー

 

ちょびっと日光の写真をどうぞ~

 

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 東照宮

 

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例のおさる!

 

 

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華厳の滝!雲がかかっていましたが、かろうじて見えました!

 

ーー

 

今回、鬼怒川温泉の宿に泊まったんですが、どうしても目に焼き付けておきたいものがありました。

 

tomsai.hatenablog.com

拝借失礼いたします。

 

TOMSAI(id:TOMSAI)さんの記事に登場する鬼!

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TOMSAI/20170711/20170711133412.jpg

(RUNNET 週刊ランナーズより)

 

ウルトラのコースの途中にこんなものがあるなんて!

この鬼には一見の価値があります。

せっかく鬼怒川にきたので、今年7月に開催された日光100キロウルトラマラソンのコースのごく一部分を走ってみることにしました。初の旅ランです(^^♪

 

ーー

 

日曜、朝6:00。

1人だけむくっと起きて、荷物をがさごそがさごそ。

1泊2日の旅行なのに、1人だけやたら荷物が大きい状況。

もちろん雨が本降りの状況でしたが、今日レースを走っている人のことを思えば何のことはない。準備もしっかりしてきたので、雨でも走ってやります。台風になんか負けんぞ。

 

がさごそがさごそ・・・

 

あれ?

 

がさごそがさごそ・・・

 

 

ランパン忘れてきたじゃない

にんげんだもの

 

トランクス1枚で走れないじゃない

にんげんだもの

 

でもここまできて走らないわけにいかないじゃない

にんげんだもの

 

チノパンで走りにいったじゃない

にんげんだもの

 

 ーちょびを

 

ーー

 

ということで、初の旅ランかつ初のチノパンラン(上はロンT+カッパがわりのウィンドブレーカー)を挙行。

シューズも時計も準備しといて、なぜいつも使ってる短パンを忘れるんだ!

本来であれば1時間くらい走っちゃおうかなーと考えていましたが、チノパンなのでさすがに最低限の目的だけ達成できればよいとして、鬼を見たらもどるということにしました。

 

せっかくコース調べてたのに、バカっ(T_T)

 

 

宿を出発。

 

 数分走ると橋へ。

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あれ?鬼は橋をわたった先にいるはずなんですが、橋の先に鬼がいない。

 

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観光マップで確認。

そして、予想通りチノパンびちょびちょ。あーもう早く帰りたい(T_T)

 

別の橋へ。

 

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 橋を渡った先に鬼いたー!!

 

 

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橋からの眺め

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鬼怒川が濁流になっています。

 

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鬼に会えたー!

 

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鬼上半分!

 

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鬼の階段を上り切ったところからの眺め。

ちなみに、この橋、「ふれあい橋」といいます。

 

70キロ過ぎてから、この階段を上らなきゃいけないなんて、日光ウルトラ過酷過ぎます。日光ウルトラの完走者のみなさん、すごいです!

この階段を体験できて満足できました。

 

ということで、すぐ折り返して宿に戻りました。

 

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 今日はRuntasticで地図を確認しながら走りました。

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下の方の橋で鬼に会えます。

 

 

宿に戻ると、出発のときにはほとんど出くわさなかった宿泊客が、朝食だったり朝風呂だったりでちょうど移動を始めていました。

上はウィンドブレーカー、下はチノパン、顔面びちょびちょ。

かなり多くの宿泊客にこの醜態をさらしてしまいました。

宿泊客のみなさん、完全にヘンタイを見る目でした。。

 

ヘンタイだっていいじゃない

にんげんだもの

 

  ーちょびを

 

旅の思い出のひとつになりました。 

みなさま、旅ランの際は忘れ物にご注意ください。

 

おしまい。

 

 

シーズンイン!&おっさんに声をかけられる

10月20日(金)から、フィギュアスケートのグランプリシリーズが開幕し、いよいよオリンピックシーズンに本格的に突入してまいりました。

女子フィギュアは真央ちゃん引退後、女子選手のトリプルアクセルが見られなくなるなーと残念に思っていましたが、今回のロシア大会で長洲未来選手が挑戦していましたね。大技に果敢に挑戦する選手は応援したくなります。てか、フリーが土曜深夜にやっていることに気が付かず女子フリーをまるまる見逃しました(女子の扱いがひどくない?)。

男子は、羽生選手が4回転ルッツを飛びました。一方、ネイサンチェンは4回転ルッツとトリプルトウのコンビネーションをやってのけました。もう、ここ2、3年、男子はジャンプがインフレ化してますね。僕が遊んでるソシャゲ「FFRK」みたいな状態です。ガチャでもらえる装備に比例して敵がどんどん強くなって、ガチャで強い装備をゲットできない人はついていけません。課金しまくる人の気持ちが分からないでもない。。

そんなソシャゲのことはさておき、ここまできたら、男子は近々4回転アクセルを跳ぶ選手が出てきてもおかしくないように思います。

これからオリンピックまでスケートから目が離せません!

 

 

 

ということで何が言いたいかというと、はい!全然走ってません!

 

この土日は、実家に帰って諸々、スケート、スシロー、台風、選挙、、、

金曜なり土曜に走る時間をつくろうと思えばつくれたはず。。

次回のフル、湯のまち飯坂茂庭っ湖マラソンまで2週間を切り、参加案内も届いたのに、先日ハーフを走った後から走る方に気持ちが向かない。。

 

しかし!

 

日曜の夕方、何の気なしにテレビをつけたら、NHKのアーカイブス番組で2000年に放送されたNHKスペシャル「高橋尚子 私の42.195キロ」をやっており、食い入るように見てしまいました。

高橋選手が自分のレース映像を見てその走りを振り返るという内容だったのですが、一騎打ちを繰り広げたシモン選手も同じようにレースを振り返ってのインタビューを受けていました。

「後半に粘る力はあるから勝てると思った」などと淡々とインタビューに答えるシモン選手ですが、ゴールした後、高橋選手とシモン選手がお互いを讃え合いハグする場面の映像を見た瞬間、わっと感情があふれ出して、手で顔を覆い隠しました。

高橋選手と小出監督が競技場内で抱き合う場面も感動的でしたが、シモン選手のこの表情がとても印象的でした。

 

マラソンって本当にいいもんですね~(水野晴郎風味)

 

この番組を見て、走りたい熱がメラメラ、ギラギラ燃えてきました!

 

ということで、本日はジムに行って、①アディダスジム&ラン、②体幹トレーニング、③トレミでジョグ10キロ、④バーベルの筋トレプログラムに出て、久しぶりに身体をいじめました。

ジムでは、先日走った円谷幸吉メモリアルマラソンの参加賞Tシャツを着て、テンションを上げてトレーニングに臨みました!

 

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なんとなくほとばしるウルトラマン感。。

 

10月から②の体幹プログラムが導入され、今日そのプログラムにはじめて参加しました。腹を引っ込めるドローインという状態で腹筋とかをやるというものなんですが、ムリ!腹を引っ込める状態を維持するのはムリ!腹筋が弱い僕には、腹を引っ込めなくても十分キツいです!

 

そして、④のプログラムのトレーナーさんは、僕と同い年で、プログラムがおわった後話していつも元気をもらっています。久しぶりにプログラムに出て、ヘロヘロだったんですが、「三十路ボンバイエ!」と励ましてくれました。

 

次の大会まで時間は限られていますが、今週走り込んで、来週調整して、いいかたちで本番を迎えられればと思います。

何とか昨年のタイム(3時間23分9秒)をきりたいとは思うんですが、どうなるか。。

 

ーー

 

話しはかわりますが、昨日の夜、近所のスーパー銭湯に行きました。

お風呂からあがってドライヤーで髪を乾かしていたところ、見ず知らずのおっさんが声をかけてきました。

おっさん「ジムで~」

ちょび「はい!?」(誰?)

おっさん「猪苗代走られました?」

この日は、猪苗代ハーフマラソン大会が開催された日でした。

ちょび「いや、走ってないですがー」(ジムですれ違ったことがある人なんだな。マラソン走る人なんだな。)

おっさん「台風の中、走ってきましたよ。」

ちょび「えー、台風の中、大変でしたね~。」(いや、誰?全く話したことがない人なんだけど。ジムですれ違ったことがある人を頭にうかべるけど全然でてこない。声かける人間違ってるんじゃ。。)

ちょび「去年猪苗代走ったので、今年は須賀川を走ったんです。猪苗代はけっこう風が強いですよね。」(大人のたしなみの対応)

おっさん「あー、ウルトラマンのやつですね。」

ちょび「あー、そうですそうです。」(いや、ウルトラマンじゃないんだけどね。円谷英二じゃなくて円谷幸吉なんだけどね。)

ちょび「ゆっくり休んでくださいー」(結局、誰だったんだろう。。)

 

台風であるにもかかわらず猪苗代ハーフが予定通り開催されたというけっこう驚きの事実よりも、僕がジム内で走る人間、なんなら県内の大会に出まくってる人間として周囲から認識されているかもしれないということにびっくりしてしまいました(実際そんなに県内の大会に出まくってるわけではありません)。

僕、見た目通り影の薄さには定評がありますし(ドッジボールで最後まで残ってしまうタイプの人間)、ジムでも何か問題行動を起こして周囲の目を引くこともなかったので、ジム内で存在を認識されることはないはずなんです。

マラソンをする見ず知らずの人からジムで声をかけられたことは過去にありましたが、まさかジムじゃないところで知らないおっさんに声をかけられるとは思いませんでした。

確かに、ジムでは大会の参加賞Tシャツを着まわしてプログラムに出たりしていますし、ジムの終了時間ギリギリに時速13~14キロの設定でトレミを走っていることも多いので(けっこう音がうるさい)、まわりからはけっこう走る人って思われちゃってるんですかね~

 

いや、僕は走る人としてよりもボクサーとして認識されたいんですよね(ボクサーじゃないけど)。

僕、ジムのボクササイズのプログラムが大好きでして、自分で言うのもなんですが(本当になんですが)、ジャブ、クロスのキレ、キックの足の高さもさることながら、最後まで動き続けるスタミナは、格闘技体型とは真逆の短足メガネの僕でも、トレーナーさんに匹敵するものがあると自負しています。スタミナならノースリとか着て筋肉アピールしてくる人には負けん。(最強に調子乗ってる発言)

ボクササイズに出ている人を総合評価で点数化したら、僕ジム内でベスト5には入るんじゃないかと思うんです。(最強に調子乗ってる発言2)

ただ、テレビで見るならボクシングよりもスケート、というくらい格闘技とは縁遠い上、腕力のなさはその腕の細さからいって悲しいくらい明らかなので、実戦だと2秒KO負けは間違いありません。

 

トレーナーさんからは、「今日ノリノリでしたねー」などと言われることもありますが、ボクササイズで目立つ分には全然OK!

 

ボクササイズをがんばっていれば、いずれこうなる日が来ると信じています。

 

「あのー、すみません、ボクシングの経験あるんですかー、えー経験ないなのに完全にボクサーじゃないですかー、村田諒太そのものー、世界王者ー、ステキー」

ちょび「諒太とは同い年で、あいつの気持ちよく分かるんだよね。男ってただただ強さを追い求める生き物なんすよ。」

「付き合ってください!」

 

 

はぁ~、クリスマス近づいてきたな~

 

トレミで走っている女子率よりもボクササイズに出てる女子率の方が高いので、走る人として認識されるよりも、ボクサーとして認識された方が結婚できる可能性は高い!!

なお、これまでボクササイズに出て、年齢不詳の不思議な雰囲気の女性から、「(バックで流れている曲について)この曲、リッキーマーティンですよね」と突然声をかけられた経験あり。

 

ジムに行くことは僕にとって婚活です。その旨ご承知おきくださいませ。

 

 

おしまい。

 

 

第35回円谷幸吉メモリアルマラソン大会

 

 

福島県須賀川市出身の著名人といえば?

 

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ディーン・フジオカ

 

以前その事実を知ったとき、衝撃を受けました。

ディーンのディの字も出てこないような、素朴な町、須賀川市からディーンが誕生しただなんて(´⊙ω⊙`)

 

ーー

 

改めまして、ディーン・フジオカ以外で須賀川市出身の著名人といえば?

 

 

ウルトラマンの生みの親、円谷英二監督!

 

ということで、本日は円谷英二メモリアルマラソン大会、ハーフの部を走ってまいりました!

あ、間違えました、円谷違いで、円谷幸吉メモリアルマラソンでした(・ω・)

 

tsuburaya-marathon.com

 

いやですねー、須賀川円谷英二監督の故郷でガンガン、ウルトラマン推しているのはよく分かってるんですが、それにしてもこの大会、幸吉感よりも英二感の方が勝っていました。

 

ーー

 

さてさて、10月の福島はハーフマラソンの大会が目白押し!

一昨年、10月第1週開催の会津若松市鶴ヶ城ハーフマラソンを走り、昨年、10月第3週開催の猪苗代湖ハーフマラソンを走りました(どちらもマラソン百選に入る大会です)。

ということで、今年は東京オリンピックの気運が高まっていることも相まって、福島県人なら円谷幸吉のことを知っておかなければと思い、本大会にエントリー。

 

しかし、先々週の復興マラソンのあと、走るぞーという気持ちは高まったものの、仕事がしんどくてほとんど走っていませんでした(>_<)

いや、走る時間を全くつくれないかといえばそうではないんですよね~。はぁ~。

ソツケンのあとからスピード練習らしいものを全然してなくて、6月のさくらんぼ東根ハーフ以降、ハーフをがっつり走っていません。

ハーフってどんなかんじで走るんだっけ?っていうかんじです。

さらに、大会前日仙台で知人の結婚式(二次会から)に参加予定。

さらにさらに、昨年の本大会のランネットの評価を読んでみると、「アップダウンがきつい」「記録を狙うレースではない」とのこと。

以上、いいわけを散々垂れ流したところで、本日のレースプランはもてる力をしっかり出し切って、次の茂庭っ湖マラソンにつなげようということにしました。

キロ4:30~20で1:35:00を切れれば上出来だろう、コースや天候次第だとそれも微妙かも、でもがんばろう、という心づもりで臨みました。

あんまり気合いを入れないかんじです。

そんなスタンスが結果的に悪くないタイムにつながりました。

 

ーー

 

10月15日(日)

 

4:30 起床@仙台の実家

 

前日の結婚式二次会・三次会は、飲むには飲むものの奇跡的に最後まで自制心を保つことができました(前回の結婚式では飲み過ぎて終電で2駅乗り過ごした)。エラいぞ、自分!

 

朝食は、バナナ1本、うどん3分の1玉。

前回の復興マラソンで胃痛が辛かったので、ビビって早めにかつ少なめに食べました。

 

5:30 仙台の実家を出発

 

車で須賀川に一気に向かいます。

途中、コンビニで、さすがに朝食食べなさ過ぎと思って、ウィダーインゼリーとアルフォートミニを買って、ちょこちょこエネルギー補給。

 

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須賀川インターを降りるとすぐに会場の須賀川アリーナ。

でも、駐車場はここではないので、もどかしさを感じつつ、ここから車で5分ほどのところにある牡丹園へ。

 

7:30 牡丹園駐車場到着。

 

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牡丹園にいた牡丹姫像。

 

荷物をまとめて、シャトルバスへ。

 

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シャトルバス、さっそくウルトラマン

 

シャトルバスに乗ると、練習会でご一緒しているIさんが(Iさんはブロガーではありません)!

こんなところでお会いできるとは!(Iさんもエントリーしているということが完全に頭から抜けていた💦)

復興マラソンでは、全然会えなかったので、今回は早い段階でお会いできてよかった(´∀`)

 

しばらく待って、バス出発。

 

8:06 須賀川アリーナ到着。

 

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ゴール地点の前でバスを降りて、アリーナへ。

 

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さっそく準備します。

荷物預かりはありませんがアリーナ内にロッカー(100円戻るタイプ←これマジありがたい)があります。

公式サイトによれば、男性ロッカーが360個、女性ロッカーが390個(男性ロッカーの方が少ない)。これは早い者勝ちだろうと思い、すぐロッカーに向かったところ、割と空いてました。

更衣室はかなり狭いですが、体育館スペースが解放されているので、そこで広々準備できます。

ロッカーの鍵は事務室で預かってもらえます。

 

Iさんとお話ししたりして、分かれてトイレに行ったり、会場をふらっとしてスタートまでの時間を過ごしました。

隣接する文化センターも開放されているので、トイレも十分あり、トイレ待ちの時間が全くないわけではありませんが、トイレ待ちで相当の時間がつぶれるということはありませんでした。

 

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須賀川市マスコットキャラクター、ボータン!

 

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ウルトラマン

後ろの横断幕は幸吉でホントにあってるの?

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バルタン星人!

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須賀川市を流れる釈迦堂川。河川敷でランナーがアップをしています。

天気がいい日にランニングしたら気持ちよさそうです。

 

ーー

 

ということで、スタート時間が近づいてきたのでぼちぼち整列。

 

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選手集合場所のすぐそばに仮設トイレがあります。いい位置!

 

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15~30分刻みのタイム位置にスタンバイ。

Iさんは陸連登録者ということで、最前列へ。僕は1時間30~45分のゾーンの最後尾へ。

 

 

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スタートが近づいてきました。

 

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9:30 スタート!

スターターは、特別招待選手の柏原竜二選手。かろうじて写っています。

 

天気は、復興マラソンの時とは打って変わって、ドス曇り。気温は14℃。はてブロTに短パンといういつものスタイルなんですが、かなりひんやりします。

 

f:id:chobi_chobi:20171002205107j:plain復興マラソンの時の写真

復興マラソンの天気のよさのきたら、あーた。。同じ10月とは思えない。。

 

 

ということで、ここでコースのご紹介。

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高低図みても全くコースのイメージがわきません!

須賀川はそんな山深い町ではないんですが、常に上ってるか下ってるかんじのコースでした。

 

ハーフの部の参加者数は男女合わせて633名、スタートして、渋滞は全くなし。

このぐらいの規模感が好きです。

 

さてさて、今回のレース、それほど気合いを入れてないということもありまして、前回のフルではジェルを入れていた腰ポケットに、今回はスマホをイン!

目指すは、kojiさん(id:k-nisi)の松本マラソンレポのような写真をふんだんに使った臨場感にあふれ、かつ沿道の温かさが伝わるレースレポ!!

k-nisi.hatenablog.com

すみません、勝手ながらお手本にさせていただいておりますm(_ _)m

 

ちょびのスマホカメラの腕が鳴るぜ!

 

 

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さっそくピンボケ!

 

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一応うまく撮れた

 

 

どんなアップダウンが待っているかよく分からなかったので、前半はそこそこ速いと感じるけど無理のないペースを意識して走ります。

心配していた胃の調子は、やはりモヤモヤを感じるものの、痛みを伴うことはなく、後半は走るので一生懸命で胃のことは忘れていました。

そして、沿道には応援が途切れなく続いて大変ありがたいです。

 

2キロ過ぎ、須賀川駅から続く市街地のメインストリート的な道路を走ります。

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このストリートは、歩道にウルトラマンウルトラマンに出てくる怪獣の像がいくつか置かれているのが特徴。これはしっかり写真に収めなければ!

 

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何の怪獣か分からない。

 

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ウルトラマン、かろうじて撮れた!

 

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そして、何かを伝えたかった写真。

 

 

3キロ付近、翠ヶ丘公園という大きな公園沿いの下り坂を走っていたところ、グランシア須賀川という結婚式場のスタッフさんたちの応援。

みなさん声を出してがんばれーと応援している中に、1人、ミッキーのかぶり物で顔から下は普通にはっぴを着て太鼓をならしている者が!

久しぶりに中国の石景山遊園地を思い出しました。

 

f:id:chobi_chobi:20171015200254j:plainこれで顔から下が普通の格好。

今日一のインパクト☆

下りでペース上がっていたのもあって、写真を取り逃してしまった(>_<)

わたしとしたことがっ!

一生の不覚!

あ~この衝撃が全く伝わらない。

復路でまた会えるだろうと期待しましたが、復路は微妙にコースが違っていて会えませんでした(>_<)

激しく後悔!

このためだけに来年も出ようかなー

 

ということで、6キロ過ぎからは空港道路といわれる幹線道路に出ます。

 

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それまでちょくちょく続いたアップダウンが、ここからはひとつひとつが大きく長いものになってきます。

沿道の応援も少なくなってきました。

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前方にでかい坂が見えて心が折れることを伝えたかった写真。

 

4,5キロそんなコースが続いて、幹線道路の脇に出ます。

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もう少しで折り返しになることを伝えたかった写真。

 

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そして、何かを伝えたかった写真。

 

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11キロ過ぎの折り返し地点に来たことを伝えたかった写真。

 

折り返しまでわりといいペースできています。

 

折り返してから小雨が降ってきました。 

残り6キロくらいのところで、あれ、このままがんばれば90分切りできるんじゃねということに気づきました。

アップダウンがきついから脚がもつか分からないけど、このままいけるところまでいってみよう!

ということで、ここからタイムを意識!写真撮影、放棄!

そう、もともと僕にはカメラセンスなかったんだ!

 

どこかで脚が売り切れるだろうと思いつつも、なんとか脚がもってくれています。

市街地の道路に入ると、残り2キロの表示。この頃には小雨はいつの間にかやんでいました。

すると、沿道から「●●さん!がんばれ!」と僕の名前を呼ぶ声が。

え!だれ!知り合い!?仕事関係の方!?個人的に応援され慣れていないので普通にびっくりしました。

コース誘導のボランティアさんが、大会冊子をその場で見て確認して名前を呼んで応援してくれたものでした。

これはうれしいです!

あざーっす!

 

残り1キロ、もうアップダウンはないかと思いきや、微妙な上り。

うわーん、最後にやめてー

でも最後の曲がり角を曲がるとゴールゲートまでまっすぐ、なだらかな下りの一本道。

 

全ての魔力を解き放つ!

マダンテ

 

猛ダッシュ!

 

ゴール!

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残り2キロは時計に目もくれず必死に走りました。

さてさて、結果は~

 

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1時間29分30秒(本大会はグロスタイムのみ)

 

90分切りできたー。よかったー(*´∇`*)

 

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上りと下りを次々繰り返すので、1キロごとのペースもバラバラです。

 

ーー

 

さて、ゴールの後も一気に書いちゃいますので、もうしばしお付き合いを。

 

完走証を受け取った後、一口饅頭となめこ汁をいただきます。

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まんじゅう、ありがとうございます!

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なめこ汁ありがとうございます!

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紙コップサイズです。

 

そして、Iさんのもとへ。

すでに着替え始めているIさん。

タイムどうでしたかー?と聞くと、

1時間23分とのこと。

 

は~や~す~ぎ~

 

練習熱心なIさん、靴を履き替えようとしたとき、足先が痛々しく、爪が死にまくっているのがとても印象的でした(靴があってないそうです)。

Iさん曰く、この大会は東京マラソン準エリート提携大会で、全体的にレベルが高いとのこと。

後から確認してみたら、陸連登録+ハーフ男子1時間21分以内で東京マラソンに出られるんですね。Iさん、もう少し!

 

Iさんとしばらく話した後、僕この後メモリアルホール見ていきますんでーということでお別れしました。

 

そして、僕は須賀川アリーナの一角にある円谷幸吉メモリアルホールへ。

 

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もはや説明不要と思いますが、円谷幸吉は、福島県須賀川市出身、1964年東京オリンピック、マラソンで銅メダルを獲得、しかしその後、自衛隊体育学校校長の交代、婚約の破談、オーバーワークによる故障等苦悩に見舞われ、1968年1月、自らカミソリで右頸動脈を切り、27歳の若さで死去。

そんな円谷選手の偉業を称え、円谷選手に続く世界にはばたく選手を育成しようというのがこの大会の趣旨なのです。

この機会にメモリアルホールに行ってみました(入館料無料)。

 

入るとさっそく、きさくな館長さん的な方がいらして、今日はどうでしたかーなどと声をかけていただきます。

ちょび「アップダウンがきつかったです。それなりによく走れたと思います。ちなみに写真はとっても大丈夫ですか?」

館長的な方「個人的なかたちであれば」

ちょび「はい、個人的なかたちですね。」

 

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ということで、おそらく自分しか読んでる人はいないであろう日記にのせるというもっぱら個人的なかたちで撮った一枚(メモリアルホールのHPにものっているものなので大丈夫だと思います。たぶん。)。

円谷選手は、色紙を依頼されると必ず忍耐という言葉を書いていたそうです。

 

館内は展示品が数十点あるほか、6分間の映像が上映されており、10~15分ぐらいでまわることができるこじんまりとした施設ですが、円谷選手の短い人生に思いを馳せるには十分な内容です。

 

特に自筆の遺書は一見の価値があります。

銅メダルという立派な結果を残してもなお、周囲へ申し訳ない、申し訳ないという言葉を繰り返し、「父上様 母上様 幸吉はもうすっかり 疲れ切ってしまって走れません」の言葉。胸に迫るものがあります。

 

そして、円谷選手のライバル的な立場にあったのが、特別招待選手として今回は5キロを走られたという君原健二さん。

ちょび「このホールに君原さんもこられたんですか」

館長的な方「きましたよ。君原さんは本当に真面目な方で、毎年こられてお墓参りもされていくんです。九州に住んでいらっしゃるんですけどね。ボストンも完走されてねー。ちょっと今年は腰が曲がられたかんじがしましたねー。」

ちょび「君原さんも本当にすごい方ですよね。」

 

円谷選手の偉業に思いをはせるとともに、君原さんが走り続ける理由も垣間見れたような気がしました。

 

須賀川アリーナのご案内-円谷幸吉メモリアルホール / 公益財団法人 須賀川市スポーツ振興協会

 

ーー

 

さてさて、メモリアルホールを出まして、シャトルバスで牡丹園に戻ります。

このへんのバス移動も全くストレスなし。余裕がありすぎるくらいバスが用意されていました。

 

牡丹園に戻り、その向かいがお土産屋さんだったので入ってみました。

 

やはり目につくのはウルトラマングッズ。

 

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おくすり手帳を使いたくないという一心で病院に行かなくて済むという究極の健康法。

 

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ダダの梅酒。

売切れだったのがとても残念でした。

見えにくくて申し訳ないんですが、梅を採るところからダダがちゃんと作ってます。

モンドセレクション最高金賞とってる。すげーな、ダダ。

 

お土産屋さんを後にして、須賀川で有名なラーメン屋さんへ。

 

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かまや食堂

中華そば大盛り(730円)

90分切れたから今日は煮卵(150円)つけちゃお

tabelog.com

 

 

そしてそして、温泉へ~

 

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大人 入浴料 300円

年季が入った建物で市民のたまり場的なところでした。

すごいヌルヌルした独特のお湯でした。

www.city.sukagawa.fukushima.jp

 

ということで、温泉で疲れを癒やしておうちに帰りましたー

 

ーー

 

最後にこの大会のまとめ

 

【よかったところ】

・バス移動や荷物、トイレ、整列、どこをとってもストレスなし。

・規模がちょうどいい。

・名前を言ってくれる応援

・アップダウンで鍛えられる

 

【気になったところ】

・スタートラインがどこか分からない。ライン的なものがない。スタート地点という案内板の前に人がいて見えない状態でした。(記録はグロスのみなのであんまり関係ないといえば関係ない)

・今日のような天気なら問題ありませんが、エイドはもう少しあってもいいような。。なお、フードエイドなしの基本的に硬派なレースです。

 

自分の走りとしては、次回のフル、11月の茂庭っ湖に向けていい弾みになったように思います。茂庭っ湖はアップダウンがきついので、正直茂庭っ湖でサブ315とは考えていないんですが、少しでもサブ315に近づけるよう準備していきたいと思います。

そして、走りながら写真を撮るのは本当に難しいです。上下動を相当おさえないとダメですね、写真を撮りながら走ることで理想的なフォームになれるかも。

 

ということで、勢いで一気にまとめさせていただきました。

色々な内容を盛り込んで、まとまりのない内容になってしまいましたが、須賀川市のことや円谷選手について知っていただけたならば幸甚です。

長文ご精読いただき、ありがとうございました!

 

おしまい。

 

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その5】ゴール後&総括

レポ最終回です。

前回ゴールしたので、今回はゴールした後のことを書いて締めくくりたいと思います。

前回まで→

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その2】レース前半 - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その3】レース中盤 - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その4】ゴール - ちょびの走りっこ記録

 

ーー

 

ゴールした後、手をひざについて、その場でしばらく動けませんでした。

息を整えて、歩き始めます。

 

まずは、小学生の女の子から完走メダルをかけてもらいます。

「ありがとう(ごめんね、こんなハズレのおっさんに当たっちゃって)」

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この完走メダル(フィニッシャーストーン)は、宮城県石巻市雄勝町でとれる雄勝石という屋根材に使われる石が使われていて、被災地のがれきの中から拾い集めて作られたものです。リボンは熊本県の会社が製作しています。

 

そして、大きめの袋をもらいます。

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ここに参加賞をどんどん入れていくシステム。

ハロウィン方式です。

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タオル!

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水!

キャップが完全に外れないタイプのペットボトル。

もはやこのキャップをうまく開けられないくらい弱っていました。

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ごはん!

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手首に巻くやつ!

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無洗米!

これをバンビさん(id:rain-cascade)からいただきました(^^)

ありがとうございました!

お会いできて本当にうれしかったです☆

バンビさんのボランティアレポ、すばらしいです!

 

rain-cascade.hatenablog.com

 

バンビさんに別れを告げてハロウィン続き。

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乳酸菌ショコラ!

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赤飯!

そして、ラストになんと!

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アイスまんじゅう

 

許す!全部許す!

 

いろいろ文句をいいたくなるところはあったけど全部水に流す!

アイスが出てくるなんて思ってなかったし、今までゴールした後にアイスもらえる大会なんてなかったので、マジうれしい!最高のご褒美!

 

溶ける前に早く食べよう(^^♪

ゴールしたランナーも地面に座って食べています。

よっこらっしょと地べたに座った瞬間、

ピッキーーン!

左足ふくらはぎと右足の付け根が同時につりました。

悶絶。

 

僕こう見えて(どう見えて?)、足をつるっていう経験がほとんどなく、ここ数年はボクササイズ中につることはありましたが(このときは大変でした)、これまで走っている最中、走った直後につるということは一度もありませんでした。

暑さで相当身体がやられてしまっていたみたいです。補給についても反省です。

 

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そのほか会場でタダでもらえるものを集めたらこんなかんじになりました。

 

そして、完走証を発行してもらい、記念Tシャツと記念誌を受け取ります。

スタート前は混雑して、なかなか受取れなかったみたいです。

 

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Tシャツ表!

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Tシャツ裏!

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大会記念誌!

この記念誌がまたいいんですわ~

今までに出会ったことのない大会冊子でした。

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この大会にかかわる様々な立場の人の思いがつづられていて、そこに超ちっちゃい字ではあるものの参加ランナーのひとりとして自分の名前があって、少しでも復興にかかわることができたのかな、とそう思える大会冊子でした。

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ーー

 

その後、とにかく水分がほしい、水分がほしい、炭酸で!

と思い、復興マルシェをさまよい(いろんな屋台があるけど、ビール以外の飲み物が意外と見当たらない)

 

そして

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澤乃泉サイダー!

車なのでお店の人にお酒じゃないことをちゃんと確認しました。

飲んだら日本酒の味がするサイダーでした。ノンアルだけど酔っ払いそう(*´▽`*)

 

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でかい豚汁を買って食べました!(豚が有名な大河原町のブースより、1杯300円)

ちなみに亘理町のブースのはらこめしは完売していました。やっぱりエイドで食べておいて正解でした☆

 

ーー

 

さーぼちぼち帰るかーということで、バス乗り場に行きます。

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バス乗り場があるという方向に向かって歩いていきますが、なかなか遠いですねー

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 宮城県人にとって、あのときの嶋の言葉は忘れられません。

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田んぼに出たけど本当にこの先にバス乗り場あるの?

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あーここ走ったところだなー

この辺りを走っていた時はあんな地獄をみるとは思ってもなかったなー

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遠いよ~

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2キロ地点の「がんばってね」を受けて、バス乗り場までの道をがんばって歩きます。

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もう少し

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会場から2キロか3キロくらい歩きました。

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ようやく着いたけど長蛇の列

 

バスがくるのをひたすら待ちます。

仙台空港行きのバスは次々ランナーを乗せていきますが、僕が乗る名取方面のバスはなっかなかこないです。

フルを走った後の身体にはかなりきついバス待ち。けっこう風が吹いていて身体が冷えます。

ほとんどのランナーは地べたに座ってバスがくるのを待っていました。

ざっと45分くらい待って、バスに乗ることができました。

僕より後の人はもっと長い時間待たされたと思いますし、夕方になるにつれ寒くなってきていたので本当に大変だったと思います。

レース自体は本当に素晴らしかったので、このバス問題は本当に残念でした。

そこから道路が混んでいるのもあって40分くらいバスに揺られて、駐車場になっているパナソニック仙台工場につきました。

車に到着した時点で16:00。

あ~思った以上に時間かかったな~

 

悔しい思いをかみしめつつ、でも参加して本当によかったなーと思いを巡らす、日曜の黄昏時。

帰りの車、FMの「あ、安部礼司」でかかったていたナンバー。

www.youtube.com

やっぱり、安室ちゃんはいい!

 

ーー

 

●大会について

 

【よかったところ】

・沿道の応援がすばらしかったです。応援団もいました。沿道からの「ありがとう」の声は、いわきサンシャインマラソンに通じるものがありました。

アイスまんじゅう

・エイドが充実。はらこめしはもちろん、バラエティに富んだフードが楽しめます。

・フラットではある。夏場の練習の成果がもろに出るコースだと思います。夏場しっかり練習を積んだ人は好タイムを出せるはずです。

・大会記念誌

・1キロごとのキロ表示

 

【よくなかったところ】

・バス問題。次回は間違いなく改善されるはず。

・コース上のトイレが明らかに少ないように思いました。

 

ーー

 

●自分の走りについての雑感

 

ここから先は、自分の反省をつらつら書くだけですので、あしからず。。

 

客観的にみて今回の自分の結果は至極当然の結果だったと思っています。 

今回が5回目のフルだったんですが、これまでずっと自己ベストを更新してきた中、レースに向けてどう仕上げるかという考えが甘いまま、今回も自己ベスト更新だ、サブ315だなどと言っているところがありました。

ふりかえってみると昨シーズンは、8月の北海道マラソン、11月の茂庭っ湖マラソン、2月のサンシャインマラソンと、うまいことステップを踏んで記録が更新できていました。

10月のあたま、暑いレースになることは想定できた中で、暑さ対策を特にしていたわけでもなく、8月はドラクエで時間をつぶし、天気が曇ることをただただ祈っていた中、そりゃ天気よくなりゃ練習通り走れるわけないわなー

帰ってからランスマの録画を見て、ロンブー亮さんの北海道マラソンでの走り、夏場の練習を見て、自分はまだまだだったなという思いに至っています。

ソツケンをクリアするための練習になってしまっていて、ソツケンさえクリアできればレースもなんとかなるだろうぐらいに考えていました。

 

レース中、レース直後は、これまでのレースの中でかつてないほど大崩れしたことに打ちひしがれて、しょんぼりしていましたが、今回こういう結果が出たことはむしろよかったと思っています。

もっとランナーとして、というか人として成長しないとなという思いに至っています。

これからどうやって記録を伸ばしていこうかなーと考えるとワクワクします。今後の仕事のこととかを考えるとどこまで練習できるか、結果をだせるか、不安もありますが、大会までの過程も含めて楽しみながらやっていきたいと思います!

 

ーー

 

そんな自分の走りはさておき、レース前の1週間は毎朝通勤で聞く「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」でたまたま震災の話題を取り上げていて、震災のときのことを思い出したりなんかしていました。

そして、復興マラソン。僕はちょくちょく仙台空港を利用したりしていて、大会のコースになっているところはどこか見慣れた風景になっていましたが、実際にコースを走ってみると違った印象を受けました。

走ることで何か被災地の役に立っているのだろうか、などと考えたりもします。

被災地を応援したいという思いで臨んだはずが、自分の方が沿道のみなさんから元気をもらいました。

僕は、ランナー、応援、ボランティア、さまざまな立場の人のエネルギーがつまったマラソン大会というイベントそのものが大好きです。

今後もこの大会が末永く続いて、大会のたびに被災地が元気なエネルギーにみちあふれることを心から願っています。

 

ーー

 

最後に。

ボランティアのみなさんをはじめ、大会に携わったみなさま、本当にありがとうございました。

そして、レポを読んでくださったみなさん、大会のよさ伝わりましたでしょうか?

レポにおつきあいいただき、ありがとうございました!

こんな調子でこれからもぼちぼちやっていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

おしまい。

 

 

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その4】ゴール

今日復興マラソン事務局から「仙台放送からのお知らせ」というメールがきました。

「大会終了後に仙台放送社員が業務用ノートパソコン1台を紛失いたしました。
このパソコンには個人情報が保存されており、・・(中略)・・深くお詫び申し上げます。」とのこと。

ありゃりゃ。パソコンはいったいどこへ。。

 

レポ続きです。

同日レースだったみなさんのレポがとっくにゴールしている中、僕も遅ればせながら今日ゴールします(みなさんのレポペースについていけない)。

前回まで→

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その2】レース前半 - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その3】レース中盤 - ちょびの走りっこ記録

 

ーー

 

30キロまできました。

ここまでのタイムを振り返ります。

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サブ315は、5キロラップ23分で達成できます。

しかし、25キロを過ぎてから、胃痛、暑さ、疲労でガクンとペースが落ちます。

30キロを過ぎてペースは一層落ちました。既に体力の限界。

 

ーー


 
32キロ、名取市閖上のエイド。毎週日曜に朝市が開かれているところで、ステージが設営されフラダンスが披露されていました。
 
32キロ過ぎ、ぐるっと折り返して来た道を戻ります。
あと10キロのはずが、ゴールまでの道のりが途方もなく長く感じられました。
最後のジェル補給。
胃がしんどいのですが、日差しに耐えるためにもエネルギーが必要と考えて補給しました。
胃の痛みはときどきよくなったかと思えば悪くなったりを繰り返していました。
そして、日差しがきつい!

 

エイドで水を頭にかけますがダメです。

日差しが容赦なく顔面を攻撃してきます。

サンバイザーをつけて走っていましたが、後からサンバイザーで影になっていたところとそうでなかったところがくっきり分かれるくらい日焼けしていました。

顔面ツートンカラー状態。


そして、往路には風船をつけたサブ3.5ペーサーが。
う~わ~、近づいてきてる~。
タイム的にグロスでサブ3,5はまだ狙えるはず。
でも足を動かすのがやっとの状態。
まわりのランナーにどんどん抜かされていきます。
 
34キロ付近に私設エイドがあり、コーラが置いてあります!
あー超ありがたい!
 
その後エイドでは完全に歩いてしまう状態でした。
今までフルマラソンに挑戦してきて、初フルでも歩くということはありませんでした。
なんなら終盤に歩いている自分よりスタートブロックが先のランナーを抜きながら、練習足りなかったんじゃないのーなんて思うこともありましたが、今はその歩いてしまうランナーの気持ちが痛いほどよく分かります(T_T)
 
ここまで大崩れすると思っていなかったので、ショックで足をとぼとぼ進めるしかありませんでした。

暑いっていったって去年の北海道マラソンに比べたらマシだろ、疲労だって6月に走ったウルトラのときに比べたらマシだろ、そう自分に言い聞かせますが、足があがりません。

時計にはキロ6:00オーバーの表示。
もはやウルトラのときのラスト10キロより遅いペースが時計に表示されます。

マジか。。


胃がしんどい。身体がもう動かない。

 

それにしても長い、長すぎる、あと数キロなのに全然終わってくれない。


リタイヤが頭をよぎります。

こんなかっこ悪い状況をレポにするくらいなら、いっそリタイヤしたい。

 


しかし!僕の背中には羽根がある!
じゃなくて
僕の背中には「メガンテ」がある!

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ここで本当に自滅するわけにはいかないんです!
ここで完全に砕け散ったら、ブログとして本当にいたたまれないことになってしまう!(十分いたたまれないかんじになってますけれども)

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僕はばくだん岩じゃないんだ!

一応はてブロランナーなんだ!

どんなに無様な恰好でもいい!
ゴールだけはしよう!
 
ーー
 
ひたすらとぼとぼ足を進めて、残り5キロ、4キロ、
ゴールが近づけば自然と力が湧いてくることを期待しますが、力全く湧いてこず。
 
残り3キロ、おじいちゃんランナーが話しかけてきました。
「往路の人はまだ20キロ過ぎとかなのかねー?」
ちょび「そ、そうですねー」
「はぁーん」
 
おじいちゃんランナーは、まだ先が長い往路のランナーがバテまくっていることが心配だったようです。余裕だな。
確かに自分もバテまくっていますが、往路のランナーの多くが歩いていてバテまくってました。
 
残り2キロ、あと10分でゴールすればグロスでサブ3.5いけるかもしれないんだけどー、
あー足が動かん。身体が動かん。

そして、無情にもサブ3.5ペーサー第1陣が前を通り過ぎていきました。

これはまだ第1陣、なんかよく分かりませんが、後方に第2陣がいたのは分かっていました。第2陣には抜かされたくない!
 
残り1キロ、ゴールがぼんやり見えてきました。

すると、サブ3.5ペーサー第2陣が背後に。そして、僕の目の前に。
なんとか食らいつこうとしますが、左足がつりそうになってスピードをあげることができません。
あと1キロ、身体がぶっ壊れてもいいから走れ!
どんなに自分に言い聞かせても身体は動いてくれません。
サブ3.5ペーサー、そしてそれに追随するゼッケンBの数人のランナー。
あまりにも軽快な足取りで颯爽と目の前を通り過ぎていきました。
ペーサーについてきたランナーはペーサーに別れを告げて、笑顔でスパートをかけていきました。

 

遠くなっていく背中を目で追うことしかできませんでした。


 
ただただ打ちひしがれる思いでした。

 

 

(あ、やだ、なんかちょっと暗いかんじになっちゃったかもしれませんが、このときの思いをしっかり書くことで、次につなげたいと思います!)
 

ラスト、力を振り絞ってゴール!
 

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GPSズレズレですが、
グロス 3:30:33
ネット 3:27:48
という記録でした。

 

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とにかくゴールできてよかった(´▽`)

 

ということで、次回ゴール後の出来事と総括でレポ最終回にしたいと思います。

 

つづく。

 

 

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その3】レース中盤

今日は、日に焼けた顔の皮膚が一気にはがれだして、ただでさえヤバい顔がより一層ヤバいことになっています。

レポ続きです。

前回まで→

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その2】レース前半 - ちょびの走りっこ記録

 

ーー

 

11キロ地点のエイドではらこめしを食べて、このレース既にやりきった感を感じつつ進みます。

 

亘理町荒浜地区をぐるっと通り過ぎて、先ほど往路で通ってきた亘理大橋の復路を走ります。

 

f:id:chobi_chobi:20171004180952j:image記念誌より

 

そして沿岸部のひたすら長く続く道路を北上していきます。 

 

f:id:chobi_chobi:20171004181001j:image記念誌より

 

突然ですが脳内BGM!

 

www.youtube.com

 

どーこへーでもーつづくー道がある~♪

 

わたくし、小室サウンドで育った者です。

はじめて買ったCDがSMAPの「たぶんオーライ」で、そのあとミスチルの「シーソーゲーム」とかをはさんで、安室ちゃんの「Don't wanna cry」を買いました。

特別ファンというわけではありませんし、せいぜい聞いていたのも小室プロデュースのときまででしたが、引退報道の後、思わずツタヤに行きました。そしたら安室ちゃんのCDほとんど借りられていました。

でも90年代の安室ちゃんの曲をすぐ聞きたいと思って、配信でベストアルバム「181920」をダウンロード。

ここ数日は走りながらずっと安室ちゃんを聞いてました。

やっぱり眉は細眉!

小室ファミリーで第一線で今も活躍を続けているのは、安室ちゃんぐらいですよね。

引退と決まって、改めて安室ちゃんの存在の大きさを感じています。

 

ーー

 

って、完全にマラソンから離れてしまいました。

あまりにもどこまでも続く道なので脳内BGMがかかったということでした。

 

この辺までくると、ランナーはばらけました。

かなり日差しが気になるようになってきて、まわりのペースが落ちてきました。

この人、ちょうどいいペースだなーと思ってついていくと、いつのまにかペースが落ちてしまっていたり。

それまでは沿道の応援がほとんど途切れなく続いていましたが、さすがにこの沿岸近くの道路まで応援に来るのは困難と思われ、静かな道路を淡々と進みます。

 

15キロ付近でジェルを補給(だいたい10キロおきでジェル補給の計画)。

19キロ付近にフードつきのエイド。

はらこめし以外エイドでフードを食べることはありませんでしたが、ここにはブドウや梨、まるごと1個のトマトがありました。ミニトマトじゃないです、立派なトマトがまるごと。

 

以降、6か所のフードエイドがありましたが、どこになにがあったかうろ覚えです。

ただ、公式サイトにも紹介されていた、せり鍋、岩沼とんちゃん(ホルモン焼き)、浜焼きがちゃんとありました。他では味わえない、充実したフードエイドだと思います!

 

f:id:chobi_chobi:20171004204414p:plainせり鍋

(紙コップで提供されていました)

f:id:chobi_chobi:20171004204437p:plain岩沼とんちゃん

f:id:chobi_chobi:20171004204451p:plain浜焼き

(さすがに網の上に置かれてはいませんでしたが、香ばしく焼きあがった貝がエイドに置いてありました。)

 

ーー

 

ということで20キロ通過。

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そして、中間通過は、1:37:45(グロス

 

よし、このまま行ったらグロスでサブ315いけるんじゃないか!

 

だなんて思いは微塵もありませんでした。

もうだいぶ前から、15キロ辺りからでしょうか、このままのペースでいけるはずがないということはうすうす分かっていました。

練習で35キロ走をしたときの息づかい、足の感覚と全く違います。

明らかに息がきれ、足が重い。

 

そして、何より胃が痛い。。

 

走り出して4,5キロしてからなんとなーく、やだな~やだな~(稲川淳二風味)

と思っていた胃のもやもや。

もやもやはやがて違和感に、違和感は不快感に、不快感は痛みにかわっていました。

キリキリしめつけるような弱冠吐き気もともなう痛み。

大会前最後の土曜、飲み会の翌日に10キロTTをしたときのあの胃のかんじ。そのときの痛みを超えていました。

 

僕は走ると胃がよく痛くなります。痛くなっても、違和感のレベルでレース内容に影響が出るほど痛くなることはほとんどありませんでした。

最近は大会の前日と当日の朝に胃薬を飲むことで、ほとんど気にならなくなっていたんですが、今回久々に胃痛が襲ってきました。

朝ごはんを食べ過ぎたわけではないし、食べるのが遅かったのか、最近胃が弱っていたのか。。(エイドで食べたはらこめしのせいではないです、ホントに。はらこめしは悪くありません。仮にはらこめしが胃の状態を余計悪くさせていたとしても、はらこめしはどうしても食べたかったので悔いはありません。)

 

そして、照り付ける日差し。

あとから大崩れしないようにペースを落とそう落とそうと思っても落とせませんでした。

改めて思いました、自分はペース落とすの恐怖症なんだと。

とにかくいけるところまでペースをキープするんだという現実逃避ないし思考停止。

 

ーー

 

23キロのエイド、会場直近のエイドでとても盛り上がっています。

そして、先日友人の結婚式で知り合ったK君発見!

 

超イケメンのK君、結婚式のときはシュッとしていたので、ちゃんと見つけられるかどうか不安で、23キロのエイドが近づいてきてずっとキョロキョロしていましたが、すぐに分かりました。

グラサンで身体を前のめりにしてガンガン声がけしています。

結婚式のときのK君じゃない。。

 

マラソンは人をかえる。。

 

K君とハイタッチして、元気をもらいます。

 

24キロ付近、仙台空港の近くを走ると頭上を飛行機が過ぎていきます。なかなかの迫力。

 

25キロ付近でいよいよペースが落ちてきました。

まわりのランナーについていくのが厳しくなってきました。

ジェルを補給します。

 

27キロ過ぎ、名取市美田園地区、住宅地で沿道の応援がアツいです。

アゴをあげるな!足をあげろ!」

明らかに自分に言われているような気がして、目線を落としアゴをひきます。

息を一息はきます。

 

よし、脳内BGMだ!

www.youtube.com

 

残りは15キロ、まだサブ315のチャンスがなくなったわけじゃない。

チャンスを追うんだ!

(この前PVまでダウンロードしちゃいました。イントロ、そしてサビへの盛り上がりがたまらない)

 

ーー

 

28キロ過ぎ、仮設トイレを発見。

この胃ではダメだ、思い切ってスッキリさせた方がいい。

はじめて足をとめました。1つあった仮設トイレは使用中でした。

 

深呼吸をします。

とにかく苦しかったので、足をとめて少し気持ちが落ち着いたかもしれません。

チャンスを追いたい気持ちはやまやまですが、サブ315が無理なことはここでほとんど確信しました。少しでもいい内容で終わらせよう。

 

トイレがなかなか空く気配がなかったので、再度走り始めることにしました。

足が重く、思うように足が前に出ません。

 

30キロ通過。

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ここから先は途方もなく長いゴールまでの道のりです。

 

つづく。(次回ゴールします)