ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

龍角散な一週間

 

ウルトラ前、体調を崩してランオフ。

 

ウルトラ後、休足のランオフ。

 

休足中に、風邪をこじらせランオフ。

 

てことで、6月、3週間まるまるまともに練習できていません_( _´ω`)_ペショ

 

4月と5月、eA式で理想的な練習ができて、6月から次のステップにうつる予定だったんですが、すっかり走ることからはなれちゃいました。

 

この1週間はとにかく咳がとまらず、黄緑色のたんが出る日々でした。

一時間に一個ペースで龍角散のど飴なめるみたいな。

 

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土日に実家に帰ったので、元気だったら泉ヶ岳の方へ峠走しようと思ってたんですが、大人しく家でゆっくりしておりました。

 

最近は市販の薬を飲んでも風邪がよくならず、処方箋の薬でないとこじれてしまうんですよね。

20代の頃は、市販の薬を飲んでぐっすり寝れば、だいたい風邪治ってたと思うんですが、ここ数年そうはいかなくなってきました。年をとった証拠ですね。はぁー

 

土日ゆっくりしたせいか風邪はほとんど治ったので、今日から、7/7の東和ロードレース、7/26の富士登山競走に向けてがんばっていきますよー

 

ーー

 

てことで、今日はジムに行きました。

 

最近ボクササイズと走ることだったら、走る方を優先するようになっていたんですが、ボクササイズにしばらく出ていないと僕の中に流れる格闘家としての血がさわぎだすので、久しぶりにボクササイズに出てまいりました。

 


Group Fight APR19 Trailer

 

しばらく出ていない間に曲がかわってるー

ついていけねー

 

でも気持ちよく身体が動かせたからおっけー!

 

最近ブログでジムに行く方をよくお見かけしますが、みなさんプログラムとかあんまりでないんですかねー。

誰一人、ボクササイズいってきましたーって方を見ないんですが。

はじめは参加するハードルが高いかもしれませんが、でてみるといろんな大人を観察できて楽しいですよー

 

【ボクササイズをやっていて思うこと】

 

・同じ内容でもトレーナーがかわると、全然ちがったプログラムになる。トレーナーの個性がでておもしろい。

 

・どんだけ仕事でストレスためてんのって思うくらい激し過ぎる動きの人がいる。

 

・おれ昔格闘技かじってましたオーラをかもしだしてくる男、あるいはおれめっちゃ鍛えてます感をだしてくる男は必ずノースリ。そして頭にタオルをまく。そして後半バテる。

 

・いつも2人組で参加している女性が、たまに1人で参加しているといつもよりパンチが鋭い。

 

・ワンテンポ遅れて忠実なまでに左右逆の動きを再現しているおっさんは、それはそれでマネできない高い技術といえる。

 

・音楽にのってきて頭を振り出すと、それまでキツキツだったスペースが自然と広くなって、まわりが僕のことを傷つけない程度の絶妙の加減で離れていく。

 

・いつも最後列にいるおばさん、見た目はどこにでもいる普通のおばさんなのに、ジャブ、クロス、フック、アッパーのキレが人並み外れている。たぶんその腕で5人くらい殺している。

 

ーー

 

ボクササイズにでてると、自分もへんなやつだと思われてるのは重々承知なんですが、独特な動きをされている方がけっこういて楽しかったりします。

 

プログラムに参加して自分を解放している姿勢を恥じらいなく示している方はキラキラしていて、エネルギーをもらえる気がします。

 

最近ボクササイズ熱が冷めてましたが、またちょくちょく参加したいと思います。

 

そんな今日の夜ごはんは、かつやへ。

 

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カレーうどんカツ丼!

 

ごはんの上にチキンカツとカレーうどんをのせるという暴挙。

 

かつやのメニューはけっこう攻めてて好きです。僕は週1でかつやに行っています。

 

炭水化物をしっかりたくわえたので、今週も一週間がんばります!

 

 

おしマイケル・キーキーキーキー

 

 

東京オリンピックの抽選結果

 

こんばんにゃーん

 

東京マラソンに一度も当たったことがなく、抽選と名の付くものに縁のない人生をおくってきました。

 

今回も百合子の息がかかったイベントだしどうせ当たるわけがないと思って、申込み期限ギリギリに開会式とマラソンの2つだけ申し込んでいました。

 

それが、なななんと!ララランド!

 

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当選メールを見たとき、ちょびっくり!

 

すぐに購入手続きを済ませました。

 

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みなさんどのくらい当たってるもんなんでしょう?ブログ上、当たったー落ちたーっていう盛り上がりを感じませんが。

報道だと日本国民の8割が応募してるんじゃないかって印象受けますけど、そもそも応募してる人ってそんなに多くない?倍率ってどんなもんなんですかねー

 

ラソンは沿道で応援できるから申し込んだ人が少なかったんでしょうか。

 

とはいえ東京マラソンに当たるより高い倍率と思われるので、一生分の運を使い果たしたというか、これから生きていてももうなにひとついいことなんて起きないんだなと、それでもがんばって生きていかなければならないんだなと思いを新たにしております。

 

僕みたいな特にスポーツに精通しているわけでもなんでもない人間が当選して、なんかすみません。ゆずりませんけど。

 

6月は練習が崩れて思うように走れていなかったり、いつもは好きな仕事上の飲み会がいやでいやで仕方なかったり、パソコンのキーボードの「ろ」のボタンがなくなったり、愛車のフィットちゃんのドアを思いっきりこすって現在修理中で修理代めっちゃかかるー、代車がボロ過ぎるー、とふさぎ込んでいたので、この当選はうれしい出来事でした。

 

2020オリンピックどさくさ婚を狙っているナイナイ岡村さんに続きたい僕としては、いっしょに行く人を探さねば!

 

 

おし股開かざる者食うべからず

 

 

第15回いわて銀河100kmチャレンジマラソンふりかえり【その4】レース後&総括

 

レポ続きです。

 

前回まで→

【その1】レース前日

【その2】レース前半

【その3】レース後半

 

前回ゴール編を書いたら気が抜けてしまって、続きを書くのが遅くなりました。

ここ数日わたわたして、ブログの巡回もままならなくなっていました。

ウルトラを走った後全然走っていなかったので、徐々に練習のペースを取り戻していきたいと思います。

 

ーー

 

ゴール後について。

 

ゴールした後、引換券をもらいました。 

 

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更衣室に行ってお着替え。

更衣室にはシャワー室がついており、シャワーを使って、すぐ汗を流せてよかったです。

 

その後、引換券でお昼ごはん。



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まず、コーラと焼きそば。


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次に豚汁とちまき


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豚汁がけっこう大きくて、全部食べるとかなりおなかいっぱいになりました。


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おっさんのラグビーをみつつ、お食事。

 

すると、なんか昨日もきいたなーという音色が聞こえてきました。


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三線のおっさん。

 

前日の受付会場に引き続き、この日も沖縄ムードを演出していました。

 

ーー

 

ごはんを食べて満腹になった後、身体のバキバキ度合いが増してきて動くのがかなりつらい。

明日の仕事に支障を来しかねないと思い、温泉行ったりしようかなーと思っていましたが、早く帰宅することにしました。

 

帰り際、1000円でマッサージを受けられるところがあったので、受けることにしました。


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よわい。。

焼け石に水というか、バキバキの身体を優しくマッサージしてもなんともならんというかんじでした。

でも、疲れが少し癒えてよかったです。ありがとうございます。

 

で、ここから駐車場までの道が苦行。

駐車場まで徒歩で約10分。100キロ走った後の身体にはこれが果てしなく遠い。



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遠い。


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遠い。


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あーやっと駐車場。

 

すべてのSAに寄るという、ゆっくりペースで無事自宅に帰りました。

 

そして、あまりに疲れていたせいか、帰宅してからレストステーション行きの荷物を受け取らないまま帰ってきたことに気付く。忘れん坊将軍の実力をいかんなく発揮!バカ過ぎ!

 

大会実行委員会の方に連絡して、こちらに送っていただきました。

はてブロTとかファイテンクリームとか大事なものが入っていたので無事戻って来てよかったです。

大会実行委員のみなさま、ご迷惑をおかけして、本当にすみませんでした!

 

ーー

 

ということで、最後にかんたんに大会のまとめ。

 

はじめは、誰もいないような田舎の道路を走るものかと思いきや、コース沿いにお住まいの方から応援をいただくことが何度もあり、すごくいいコースでした。アップダウンはふざけんなってかんじがしましたが、無事ゴールできたらそれを含めていいコースだったなと思えてしまうという。。

 

今回は代替コースでの実施ということで、運営上大変な面も多かったと思いますが、無事に大会が実施できて本当によかったと思います。

 

交通整理もしっかりされていた印象で(誰もいないのって思う所がなくはなかった気がしますけど)、たくさんのスタッフさんに支えていただいて走ることができることを実感しました。

なお、交通整理で足止めをうけたのは僕は2回で、会場周辺を除いて足止めを受けるところはありませんでしたので、信号待ちなどでストレスがかかることはありませんでした。足止めがほとんどないというのはサロマも同じでした。

 

サロマのゴールが華やかだったのに比べて、今回のゴールはとても地味だったので、残り5キロのキロ表示を1キロおきにするとかして、もう少し気持ちを盛り上げていただけると最後までがんばれる気がしました(ラスト10キロで精魂尽きてしまったランナーが何人か見受けられました)。

 

もうひとつ希望を述べるとすれば、前日受付ではなく、必要なものを事前送付にしていただけると大変助かります。

 

ランネットの大会レポに意見としてありましたが、今回のコースがいいコースだったので、従来のコースと今回のコースとを交互にかえて実施したら、おもしろいだろうと思いました。

 

あと、自分の走りに関しては、今回日差しが強かったものの気温がそこまで上がらなかったのが救いでした。二度目のウルトラということで、前回の反省を活かせた気がします。改めてしっかり食べながら走ることが大事だと思いました。

前回はいつつぶれるのかって(岩本先生が必ずつぶれる、つぶれに行ってるんだって言うもんだから)ビクビクしながら走っていましたが、今回はそうかんたんにつぶれることはないと思って落ち着いて走れた気がします。やっぱり、走った距離は裏切らないということですね。

 

そんなところですかね。

当面ウルトラは走りませんが、記憶が美化される頃合いにまた走るかもしれません。

ウルトラは2、3年に1回くらいのペースがちょうどいいかな、っていうか、毎年ウルトラ走ってる方本当に尊敬します!

 

ということで、レポおしまいでーす。

ウルトラのレポは長文になってしまいおそれいりますが、お付き合いいただきありがとうございました! 

 

 

おし毎日骨太 

 

 

第15回いわて銀河100kmチャレンジマラソンふりかえり【その3】レース後半

 

レポ続きです。

 

前回まで→

【その1】レース前日

【その2】レース前半

 

レース後半、ゴールまでいきます。

かなり長いです。

 

ーー

 

50キロを過ぎて、相当疲労がでてくるとともに、大きな上り坂が続きペースダウン。

だんだん日が高くなって、日差しをきつくかんじるようになってきました。

身体の水分がかなりうばわれてきたようなかんじ。

 

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55キロのエイド
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50-55キロ 30:59(キロ611)

 

水分をかなり多めにとりました。

 

あと5キロで大エイド、もうちょっとでリフレッシュできるからがんばろう。

55~65キロはこのコース唯一のスライド区間

復路ランナー、とても力強い走り。すごいなー。

 

アップダウンは落ち着いたものの、前を行くランナーとの間がどんどん広がってきました。脚が上がらなくなってきて、しんどい。

 

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途中、ロッキーのテーマを流して応援してくれる方がいました。

 

60キロ地点の大エイドが見えてきました!

 

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55-60キロ 27:12(キロ526)

 

大エイド到着。

サロマの時は10分以上滞在してしまったので、今回は最小限にとどめたいところ。

 

やることはすでに決めています。

 

ボランティアさんが荷物をすぐに出してくれたので、その荷物を受け取ってテントへ。 

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焦ってるかんじがでてる写真。

 

①アームカバーを外す。

②露出部分に日焼け止めをぬりたくる。

アミノバリューでエネルギー補給。

経口補水液で胃薬を飲む。

そうとう水分を失っていたせいか、経口補水液をがぶ飲み。

⑤後半分のジェルを3つもつ。

 

テントを出て、少しおなかにもやもやがあったので、ここで出し切ろうと思ってトイレへ。

 

ーー

 

トイレに勢いよくピットイン。

スタンバって、ドーン!

んー、すごい勢いで出たな。。

 

何回かこれまでトイレに行って、出すごとにやわらかくなっていましたが、このときはほぼかたちないかんじ。

違和感はなかったけど、そうとうお腹弱ってるなー。

おしりをふきふき。

そのおティッシュをみると、

 

あ、あかい・・・

 

も、もしや・・・

 

便器をのぞくと・・・

 

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な、なんじゃこりゃぁぁぁーーー!!!!!

 

 

豆★板★醤★

 

陳さんの手にかかれば絶品マーボー豆腐ができるに違いないであろう、見事な豆板醤がそこにはありました。

 

(以下、悪ふざけ)

陳建一「ご家庭に豆板醤がないときは、血便で代用ください。マーボー味のうんことうんこ味のマーボー、あなたならどちらを食べますか、みたいな。僕はうんこ味のうんこ派!ははは!」 

岸朝子「大変美味しゅうございます。」

(悪ふざけ終了。読者激減必至。)

 

てか、自分でもドン引き。

今まで生きてきた中で見たことないものがケツから出てきました。。

 

ただでさえ胃腸に不安があった中、これだけの運動をすれば、こういうことになるんですね。脱水気味になってたみたいですし。

激しい運動をすると、酸素や血が筋肉に総動員されるので、自覚はなくても内蔵に大きな負担をかけてるんですよね。

 

改めて思い知る、ウルトラの過酷さ。

 

ーー

 

ショッキングなできごとはありましたが、出すもの出して身体はすっきりんこ。

水分もしっかり補給して、水道の水で顔もあらって、生き返りました。

 

気持ち新たに、大エイドをしゅっぱーつ!


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滞在時間は7分でした。

 

ーー

 

大エイドで折り返して、スライド区間の復路へ。

身体が回復したので、足取りはだいぶ軽くなりました。

 

往路の方のランナーに目を向ける余裕もありつつ、足を進めます。

 

すると、なんとなく見覚えがあるノースリのランナーが前から走ってきます。

メガネがかすんでいたので、はてブロノースリによく似たノースリかなと思っていました。

 

すると、そのランナーがだいぶ近づいてきたところで、ノースリのワッペン?を見ると、

足がはえてる!

やっぱり、はてブロノースリだ!

 

とっさにでた一言。

 

はてブロ、がんばってください。」

 

はてブロノースリのランナー「○×▽●(よく聞き取れず)ファイト!」

 

自分史上最大級の地味なスライド!

 

僕、一部誇張して書かれることも多いんですが、スライドするときはちょっとテンションが上がります。が、このときは自分でもびっくりするくらい低いテンションの声がけでした。

 

だって、だれかっていう確信がなかったので。

僕が全く知らないはてブロガーさんが走っていても全然おかしくはないわけです。

でも、もしこの日、知ってる人と会うことがあれば、この人しかいないという思いはありました。

 

それは、

 

やまださん!(id:bendertone0

 

やまださんの大会前日のブログ↓

bendertone0.hatenablog.com

 

いわて銀河走るのばればれやん!

 

っていっても、やまださんは現役を退いたし(?)、走るとしたら50キロなのかなーとか想像しており、大会前夜このブログを読みながら会場で会えたらいいなーと淡い期待をもっていました。

スライドした後、十中八九あのランナーがやまださんで間違いないと思い、後からブログでやまださんであることが確定。

まさか100キロ走っていたとは。しかもファンランて。

ヘンタイにもほどがある!

 

やまださんは僕のあこがれのランナーでありブロガーです。

折にふれてコメントで支えて下さったので、今回このようなかたちであれ、お会いできたのは心からうれしかったです。

われわれを引き合わせてくれた、いわて銀河に感謝です。

 

ーー

 

64.7キロのエイド

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高校生のボランティアから元気をもらいました。

次のエイドまで7.9キロと今までの中で一番次のエイドまでの距離が長いのと高低図上、次の5キロはのぼりなので、しっかり補給しました。


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60-65キロ 34:51(キロ658)


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アップダウンがきつい。でもなるべく歩きません。いや、歩いたかも。

 


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65-70キロ 28:39(キロ543)

 

次のエイドが遠い。

70キロを過ぎてペースが一気に落ちてきました。


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9%の坂。心が折れて歩き始めました。

ずっと坂が続くので、もうサブ9.5は厳しいなと考えていました。


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ようやくエイドが見えてきました。

上り坂でそうかんたんにエイドに行かせてもらえません。


72.6キロのエイド

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かぶり水で頭を冷やしました。

とにかく水がほしくて、水、スポドリ、コーラを立て続けに何杯も飲みます。

次のエイドまで5.7キロ。これも長い。

 


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きっつ!

 

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のどかな風景が続きますが、身体はいよいよ動かなくなってきました。

 


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70-75キロ 33:59(キロ647)

この写真の青いランシャツのランナーさん(青ランさん)、この後抜きつ抜かれつを繰り返すのですが、そのたびに声をかけてくれて、ものすごく力になりました。

 

青ランさん「サブ10いけますよ。がんばりましょう。身体を動かし続けましょう。」

ちょび「はい。もう30キロ切ってますからね。がんばりましょう。」

 

青ランさんがすごいのは、どんな坂も歩かないということ。決してはやいペースではないものの、確実なペースで進んでいきます。

僕はというと、この頃になるとペースがみるみる下がる一方だったので、もうサブ9.5は無理。なんとかサブ10はしたいと考えていました。

 

1キロ1キロがとてつもなく長く感じられるようになり、とにかく次のエイドが遠い。

水分失って干からびちゃうよーと思ったところに、私設エイド。


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本当にありがたかったです。

飲み物一杯いただきました。

命の水ってかんじがしました。

 

78.3キロのエイド

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右手に水、左手にスポドリを紙コップに次々そそいでもらい、無心で水分補給。

 


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75-80キロ 32:34(キロ630)

 

81.3キロのエイド

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この後上りが続くので気合いのかぶり水。

 

コースは千貫石森林公園内へ。

いきなり激坂。

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11%。走るなんて無理。歩きます。歩いてのぼるのもきつい。

 

この坂でも歩かない青ランさんは、はるか遠くへ。

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11%がおわったと思ったら9%。

無理だってーこんなのー。

 

坂で一度歩き出すと、再度走り始めるその一歩がなかなか出ません。

下りになったかなというところで、ちょぼちょぼ走り始めました。


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80-85キロ 30:34(キロ606)

 

うねうね続く林道。着地するごとに足裏の痛みが増していきます。しんどすぎる。

2年前のサロマのワッカを思い出しました。

 

サロマのコースは80キロ過ぎからのワッカという国定公園内のコースを走ります。そのはじめの部分と今走っている林道のかんじが重なりました。

あのときは寒さとの戦いでした。

でもそれを耐えた先に最高のゴールが待っていました。

 

ここはあの時のワッカ。とにかく耐え忍ぶのみ!

 

ーー

 

そんな林道の中でもオールスポーツさんの「撮影中」の表示。

こんなところで写真よくとるなーと。

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何かの訓練かのごとく、茂みに身を隠して獲物を狙うカメラマン。

クマがでそうな森の中で本当におつかれさまです。

 

そんなこんなしてたら、視界に青ランさんが入ってきました。

この林道、途中道に迷ってないか不安になるくらいまわりに人がいなかったので、ランナーが見えてきて一安心。

しばらくして追いついました。

 

ちょび「もうちょっとですね。エイドまだですかねー」

青ランさん「がんばりましょう。動き続けましょう。」

ちょび「エイドまだですかねー」(早くエイドに行きたくてしかたない)

 

87.4キロのエイド

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高低図ではこの先もう上りはありません。あとは下り基調。

最後の走りに集中するためにトイレへ。

 

おしっこ。よかった、透明(*´▽`*)

 

エイドを出発。

僕がトイレに行ってる間に青ランさんはずっと先へ。またしばらく一人旅。


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85-90キロ 30:39(キロ607)

 

90キロ地点を通過した時間はちょうどスタートから8時間30分

森林公園で大きくペースを落として、もうサブ9.5は無理だと思っていたので思いがけないタイムでした。

ここからキロ6ペースでいけばぎりぎり間に合う。

 

でも、70キロ以降キロ6ペースをきれなくなっていました。

ここからペース上げられるのか?

 

先週のさくらんぼマラソンのハーフ、90分切りまであと6秒足りませんでした。

 

また同じように、ギリギリダメでしたでいいのか。

身体はキツいけど、故障系の痛みはなし。

この大会に向けて距離をこなしてきた自負はある。

ウルトラにエントリーした理由、それは自分の限界に挑戦するため。

 

あと10キロ、

 

まだ走れる!

 

両頬を強めに2回たたいて、「しゃっ!」

ギアを上げました。

 

前にいた青ランさんをパス!

ちょび「いよいよ10キロ切りましたね!がんばりましょう!」

 

92.1キロのエイド
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水分しっかりとって、何か一口食べてすぐ出発!


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90-95キロ 27:04(キロ524)

 

96.5キロの最後のエイド
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気合いのかぶり水。

これまでエイドで必ず何か食べてきましたが、最後はもう何も食べません。

水分をしっかり補給してすぐ出発!

 

ペースを上げても、1キロ1キロが長い。

交差点では車の通過で足止めをくらいます。

身体はヘロヘロ。

人がいないところでは声を出さずにいられません。

「はあああ(*´Д`)はああああ(*´Д`)ウボァー(*´Д`)」

 

そして、ゴールが近づいているのに全く盛り上がりが感じられません。

運動公園らしきものがいっこうに見えてきません。

 

すると、坂を上った先に「負けないで」を流しながら誘導するスタッフさんが見えてきました。

もうすぐゴールだ!ってか最後の最後に上りきつい!

運動公園内に入り、おっさんたちのラグビーの試合を横目に、陸上競技場内へ。

 

ひとりっきりのトラックを走ります。

福島県からお越しの○○さんってアナウンスをしていただきながら、ラストラン。

長い長い100キロ、たくさんの方に支えていただきました。

 

ゴール!


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感謝の気持ちを込めてゴールテープを切りました。

 

僕がゴールした1分後に青ランさんもゴール。お互いの健闘を称えあいました。

少しお話させていただいて、ものすごくステキなランナーさんでした。

 

あてにならないスントのデータ↓

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自分で整理した今回の記録↓

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 つづくるくるミラク

 

 

第15回いわて銀河100kmチャレンジマラソンふりかえり【その2】レース前半

 

レポ続きです。

 

前回→

【その1】レース前日

 

2年前のサロマの比較もはさみつつレポを進めたいと思います。

 

ーー

 

6月2日(日)レース当日

 

1:00 起床。

 

昨日は20時に寝て、途中目が覚めたりもありましたが、だいたい5時間しっかり休めました。

 

朝ごはん↓

 

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わたわたと身支度をして宿屋を出ます。

 

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1:45 宿屋を出発。

 

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2:50    途中コンビニに寄ったりしつつ、会場の北上総合運動公園、第3駐車場に到着。

 

公園内でキャンプしている方もちらほらいました。

オールナイトニッポンを聞き終えて、3:00に車を出ました。


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真っ暗な公園内を歩いて陸上競技場へ。


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いいかんじの書がありました。

 

競技場内は準備するランナーでいっぱい。


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会場内にまもなくスタートとのアナウンスが流れ、気持ちが高まってきました。

 

宿屋でほとんど準備をしてきたので、やることとしてはテーピングをはることと荷物を袋に入れることぐらい。


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白い方が60キロのレストステーション行きの荷物。

 

たくさん入るので、かえのシューズ、ソックス、着替え、後半分のジェル、胃薬、経口補水液、日焼け止め、ファイテンのクリームなど必要になりそうなものは何でも入れました。

ほかのランナー見てて思ったんですが、凍らせた飲み物とか保冷剤とか入れておくとよかったなーと思いました。

 

ちなみに、この大会はゼッケンに計測タグがついているパターンなので、レストステーションで着替えを予定している場合は注意が必要です。

この点、サロマは計測タグは足につけるパターン。ゼッケンも4枚用意されていて、着替えがしやすくなっていました。

 

袋を預けてしまう前に、もうひと作業。

ファイテンのクリームを気になるところにぬりたくる。

 

気になっていたお腹まわりに。

そして、サロマの時、またずれというか、たまずれで痛い思いをしたので(ゴール後温泉に入って悶絶)、ワセリンとかの方がいいんでしょうけど、ファイテンクリームを手に取り、おちんぽを入念にまさぐる。どさぐる。その周辺にもふんだんに練り込む。

 

この甲斐あって、走っていて、たまずれの痛みは一切ありませんでした。

今回、このような擦れる系のいやーな痛みが発生しなかったので、走ることに集中できました。

 

白い袋をトラックへ。

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青い袋は指定の場所に適当に置くパターン。
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トイレを済ませて、スタートの時刻が近づいてきました。

前日受付でもらったビニール袋でつくった簡易カッパを身にまとって外へ。

 

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ランナーが集まってきました。

 

住みます芸人さん?がランナーにインタビューをして盛り上げます。

 

あっという間にスタートの時間に。


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4:00 スタート!!!

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ゆっくり走り始めました。

 

トラックを1周したあと競技場を出て、運動公園内をぐるぐる。

 

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運動公園を出て、長い長い100キロの旅のはじまりー!というかんじです。

 

ではまず、今回のコースについてざっくりご説明。

 

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昨年、コース上に土砂崩れが発生して大会が中止になりました。

従来のコースの難度はチャレ富士100キロと同じくらい。

今回のコースはその代替コースということで、従来のコースとは全く違うコースで行われました。

どんなコースなのかは地図と高低図を見て想像するくらい。何が待ち受けているのかは全く分かりません!

 

ーー

 

今回の装備はこちら。

上から

・ノースフェイスのサンバイザー

・ファイントラックのインナー

はてブロT

・アームカバー

アンダーアーマーのおパンツ

・ノースフェイスのマルチぽっけの短パン

・ひざにゴンテックスのテーピング(ひざから腸脛に貼るやつ。スタートからゴールまでずっとつけたまま。)

・C3fitの5本指ソックス

・シューズはペガサスターボ

それと

・ビニール袋のかっぱ

です。

 

マルチぽっけの中身は、

・前半のジェル5こ(10キロ毎にとる予定。だいたいメダリストのグレープ味)

・エイド間の距離と高低図をいれたクリアカードケース

・塩熱サプリ4つ(必要に応じてとる予定)

スマホ

 
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0ー5キロ 24:48(キロ457)

 

前半はキロ520で走る予定なんですが、スタートで気持ちがたかぶってちょっとはやいです。


空気がひんやりして走っていてすごく気持いいです。

こんな朝早くにもかかわらず、外に出て応援下さる方がいてありがたいです。

 

6.2キロの第1エイド


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9.6キロ地点の第2エイド


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本日1発目のトイレ。

空気がひんやりして尿意を感じたのでおしっこ。

ちょっとでも尿意便意があればトイレにいくことに決めていました。

この後、何回かトイレに行きますが、小行ったら次は大みたいなかんじを繰り返しました。くわしく覚えていませんが。ただ、やばいやつが出てきた時は鮮明に覚えています。


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5ー10キロ 26:52(キロ522)

 

いいかんじのペース。

ただ、さっきからスントに表示される距離、ラップペースがめちゃくちゃ。

前回のさくらんぼマラソンでけっこうな距離のずれがでたので、GPSの精度の設定をあえてワンランク下げてみたら、余計狂うという。。

1週間走ってなくてこの辺の検証がよくできてなかったんです。

 

ズレ方が一定のズレ方ならまだしも、距離が長くでたり短くでたりホントめちゃくちゃで、もはやスントに頼っていられない状況。

自分の体感とまわりのペースのかんじをみつつ、無理のないペース、想定ペースを大きく外れないペースで走ることに。


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コーンでランナーが走るスペースをしっかり確保してくれるところがあってよかったです。

 

14.3キロの第3エイド


トイレ2回目。

トイレを待つ間に、ビニール袋のカッパを脱ぐ。

トイレを出て、エイドのレモンをぱくり。すっぱくておいしー。

 

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10-15キロ 25:55(キロ511)

 

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遠くに見える、奥羽山脈栗駒山?の山々が澄み切った空に映えます。

朝ドラの影響もあって脳内にスピッツの曲が流れるかんじ。

うん、ここは「田舎の生活」がぴったり!

 

スピッツの歌詞の世界観が堪能できる曲で、LOST IN TIMEってバンドがカバーしてるんですが、これがすごくいいんです。

 

www.nicovideo.jp

 

LOST IN TIMEのVo.Gtの海北さんは岩手県前沢生まれの埼玉育ちなので、僕が今見ている景色を思い描いて歌ってるのかなみたいな。

 

ーー

 

20キロの第4エイド


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15-20キロ 24:23(キロ452)

走っていて気持ちいいのでついペースがはやくなってしまってます。

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で、トイレ。

 

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あめ、塩、梅干しの3点セットは必ずどのエイドにもありました。

レモン、オレンジ、バナナ、たまにミニおにぎりがおいてあって、基本的に必要最低限の補給はできそうなフードの品ぞろえ。ただ、魅力的なフードは特になかったです。

飛騨牛に対抗して前沢牛出してくれたらうれしいです。

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20-25キロ 29:15(キロ551)

 


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25-30キロ 23:55(キロ447)

全体を通して一番はやいペース。

こんなはやく走ってたつもりないんですが。

スントがちゃんとしてくれないから。。

 

ここまでほぼフラットですごく走りやすいコース。

高低図上、30キロから35キロはくだり。

その後35キロから55キロまで高低差200mの坂をずっとのぼりつづける模様。

20キロで200m上るならそんな大したことないかなー、緩やかな上りかなーと踏んでいました。

 

35キロの第7エイド 

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30-35キロ 24:23(キロ452)

 

次のエイドは7キロ先。

しばらく補給できなくなるので、しっかりめに補給。

トイレも。

 

そして、35キロ過ぎから上り区間に突入。


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この橋からけっこうな坂。峠みたいなかんじ。

想像していた緩やかな上りとは違っていました。


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しばらくすると、今まで走ってきたところを見下ろすような景色。


先日、猪苗代湖を一周したときの上りに比べれば大したことはなかったので、ペースをそこまで落とすことなく走れました。


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上りきって下り。高低図が全然あてにならないことをさとりました。


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35-40キロ 27:22(キロ528)

 

42キロの第8エイド。
&トイレ。


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山きれい。心が洗われます。


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40-45キロ 27:15(キロ527)

 

45.4キロに第9エイド。

 

49.3キロの第10エイド。

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漬物いただきました。

あとバナナも。

 

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バナナはもったまま走って少しずつ食べるのがちょび流。


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50キロ!

45ー50キロ 26:50(キロ522)

半分終わりました!

 

ーー

 

0-50キロ 4:20:38(キロ512)

 

想定のキロ520ペースより速くなってしまいましたが、前半とても順調。

トイレにけっこう行っていますが、胃腸の不快感は全くなし。

胃腸のことは気にせずこのままいけそう。

でも、脚にかなり疲労が。息もけっこう切れてきました。後半一気に崩れそう。

でも、サブ9.5を十分狙えるところ。

 

あれこれ考えず、まずはこのリズムにのって60キロ地点の大エイドを目指そう!

 

その大エイドで。。

 

 

つづく

 

  

第15回いわて銀河100kmチャレンジマラソンふりかえり【その1】レース前日

 

昨日の速報記事にコメント、スター、訪問してくださったみなさん、ありがとうございます!本当にうれしい限りです!

 

体調面をご心配いただいておりましたが、一夜明けて、身体はバッキバキではあるものの、体調はすこぶる良好です。

100キロ走って身体の中の悪いものが出たのか、大会前より元気になった気がします。

 

ーー

 

これからレポを書くにあたって何点か。

 

今回、ウルトラ2回目の挑戦でした。

1回目は2年前のサロマです(記録は9:43:47)。

自分で言うのもなんですが、サロマのレポは自分の中で一番よく書けたレポで【その7】にわたる長ったらしいレポですが、ブログをはじめたばかりの初々しさもあって、これ以上のものはこれから先書けないなと思っています。

 

サロマのときは、一生に一度っきりの挑戦という思いで臨み、おわった後はもうウルトラを走ることはないだろうと思っていたんですが、人間の脳ってこわいですね。苦しい思い出も時間がたつと美化されてしまうんですよね。

 

2回目の挑戦ともなると、緊張感とか気合いとかがなくなります。

ということで、今回のレポはあっさりレポになる予定です。

 

そして、ここが大事なんですが、今回の大会を貫くひとつの大きなテーマがありまして、それが「大便」ということになるんですが、多くの不快感を与えるレポになることが予想されますので、予めその旨ご承知おきくださいませ。

 

ーー

 

それでは、さかのぼって大会をふりかえってまいります。

 

6月2日(日)さくらんぼマラソン(さかのぼりすぎ)

 

けんちゃんさん(id:kenchan-run)とお会いして、来週ウルトラなんですよーなんてお話しをしました。

エントリーしたこと後悔してますぅ~なんて言っていたんですが、実際よくよく考えてみるとなんでエントリーしたのかホントに分からなくて、人格障害なのかなみたいな。あまりにも軽いノリでなんとなくエントリーしてしまったなと。。

 

なぜエントリーしたのか、100キロ走ってどうなりたいのか、そんなことを自問自答しながら走った昨日の100キロでした。

 

ーー

 

6月3日(月)

 

発熱&ひどい下痢の症状発生。

 

さくらんぼマラソンの数日前から睡眠不足気味でかぜの兆候がありました。

でも、さくらんぼマラソンは元気に走れたので大丈夫だろうと思っていたんですが。。

 

ウルトラ前にこれはまずいと思って、焦って病院にかけこみお薬をもらいました。

 

その後、熱は引きましたが、なかなかお通じがよくなりません。

翌日も何回もトイレに行って、ぶっしゃー!

そして、全身に謎のじんましん大発生。

 

しばらくこの状態が続きました。

こんなんで走れるの~

 

ーー

 

6月7日(金)

 

じんましんが引き、ようやく便が「かたちあるもの」(柴咲コウ風味)になってきました。

 

大きな大会の前ということで、いつもお世話になっている接骨院へ。

走らない日が続いたので、脚に不調は全くありませんでしたが、このまま100キロ走るのは不安があったので行きました。

 

体調を崩していたことをお話しすると、お腹まわりをマッサージしてくださいました。

使っていない脚もかたくなっており、全身をほぐしていただきました。

 

脚の不具合があるところにファイテンのテープを貼れというのが接骨院の先生の教え。

ファイテンはテープのみならずクリームの製品も出しています。

 

www.phiten-store.com

 

接骨院の先生からこのクリームをお腹まわりにぬれ、というアドバイスをいただきました(以前このクリームで脚をマッサージするといいと聞いてすでに購入済み)。

 

その日帰ってファイテンクリームをお腹まわりにこれでもかとぬりたくりました。

翌日、さらにレース直前も。

 

接骨院の施術あるいはファイテンクリームのおかげか、レース中胃腸の不快感は一切ありませんでした。トイレにけっこう行き、豆板醤にはなりましたけれども、走るにあたっては何の支障もありませんでした。

 

接骨院の先生に改めて感謝というか、内科で薬を処方してもらうより全然効果があったんじゃねというか、もはや接骨院の域超えてね?みたいなかんじです。

 

接骨院の先生すごすぎるというか、ファイテンの壺とか布団あれば速攻で買うし、逆に早く売ってくれってはなしです。

なお、足底をほぐすゴルフボールみたいなファイテン製品を入荷したとのことでしたが、それを買うのは丁重にお断りしました。ゴルフボールで足りてるんで。(念のため言っておきますが、ファイテン製品を買えとすすめてくる先生ではありませんよ)

 

ーー

 

6月8日(土)

 

大会前日。

高速で岩手へ。

 

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久々の前沢サービスエリア。


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同日開催の飛騨高山といえば飛騨牛ですが、こちらも前沢牛ってのが有名なんですよ。

 

せっかくなんでちょっと軽く食べましょう。

 

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わらび餅をいただきました。

 

ーー

 

12:00 受付会場の北上勤労者体育センターへ。

 
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中の様子は以下のとおり。


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ビニール袋の無料配布があったので1枚もらい、その場ではさみを使って簡易カッパをつくりました。

このカッパをスタート時に着用して走りました。

 

受付で受け取ったものは、参加者名簿、荷物袋と参加賞Tシャツ。事前送付でいけるじゃんっていう。。 

 

Tシャツ、おもて!

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うら!
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三線を奏でるおっさんがいました。


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「体力」と「強気」がかぶってますね。

「体力」と「強気」、ウルトラに通じるものがあります。

個人的にこの中では「受身」が好きです。よっぽど受身でミスって痛い目にあったのかなみたいな。


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物販もありました。

 

ーー

 

前日受付と気づいたのが大会の2週間くらい前で(つくづくバカ)、大会会場周辺に宿がとれなかったので、盛岡に宿を予約。

ということで、北上市から盛岡へ。


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お昼ごはん、じゃじゃ麺を食べました。


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じゃじゃ麺豚丼のセット。


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麺を食べ終わったら、卵を落としてといて、スープを入れてくださいって頼みます。


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するとこんなスープがでてきます。

これをチータンタンっていいます。

ショウガがきいてて胃にもプラスなかんじ!

大変おいしゅうございました!

 

ーー

 

その後、盛岡駅で待ち合わせして、tkさんと白昼堂々密会しました!

 

ウルトラの走りがダメでも、tkさんとお会いできるなら、盛岡にきた甲斐がありました! 

tkさんのお仕事の都合とタイミングがうまくあってよかったです。

 

tkさんとマックへ。

 

 

その1円を削り出せ!の精神を勉強。


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ありがたいことに、おいしいりんごのお菓子をいただきました(T_T)

 

ふたりで「美」について語り明かしました。

 

tkさん、お忙しいところお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

ーー

 

そして、宿屋へ。

 

受付で受け取った荷物袋を確認。

 

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レストステーション行きの袋もかなり大きいのでなんでも入るかんじです。

 

テレビを見ていたら、


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NHK教育で「がんこちゃん」やってました。


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このオレンジのキャラクターがへびの「ちょびくん」です。

がんこちゃんが始まる前から、兄は僕のことを「ちょび」って呼んでいました。

なお、兄は姉のことを「ブッチャー」と呼んでいました。

なおなお、前回のウルトラに同行して活躍したブッチャーは仕事が多忙のため、今回は登場いたしません。

 

外に出て軽くジョグ。


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盛岡は本当にいい街です。


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夜ごはん、盛岡駅の地下で、おうどんとおいなりをいただきました。


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お天気予報で北上のお天気をチェック。

スタート時は寒いくらいかな。9時まで曇りっぽい。

その後も気温はそこまで上がらないみたい。走るには最高のお天気かも。

 

持ち物のチェック。


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エイド地点間の距離を書き込んだもの。

 

エイド地点間の距離はとても大事です。

エイド地点ごとに次のエイドまで何キロって表示を出してくれる大会もありますが、本大会はその表示はありませんでした。

次のエイドの距離に応じて補給量と走りの力の入れ具合がかわってくるので、エイド間の距離は一目で分かるようにした方がいいです。


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裏に高低図。

次にどんなアップダウンが待っているかということを念頭におきながら走りました。

 

前回のウルトラではペース表を作成しましたが、今回はつくりませんでした。

できればサブ10したいという考えだったので、前半キロ520でおせるところまでおして、後半はキロ6、さいあくキロ7を超えないように耐える、というプランのみ頭に置いていました。

 

最後に岩本先生の赤本をチェック。


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五大ウルトラとして、いわて銀河の解説があります。

コースが変更になったので、あまり参考にはならないものの、90キロ地点におしるこがあるという情報。

 

今回も90キロ過ぎのエイドにちゃんとあったみたいです。

90キロ過ぎは必死過ぎておしるこのことはもはや頭になく、水分だけ取ってすぐエイドを後にしたんですが、そこのゴミ箱に確かにおしるこらしきものの残骸があったなと思います。

 

そんなこんなで、胃薬のんで、

 

20:00 就寝。

 

 

つづく

 

 

【速報】第15回いわて銀河100kmチャレンジマラソン

 

想像以上のアップダウン。

 

照りつける日差し。

 

そして、

 

ケツから豆板醤。

 

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9:25:03

 

無事完走できて本当によかったです。

 

もうウルトラはいいです。

 

以上