足は順調に回復しています。
明日から軽くジョグやってみようかな。
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まだ走り始めていないレポ続きです。
前回はこちら
サロマ湖100kmウルトラマラソンふりかえり【その1】レース前日 - ちょびの走りっこ記録
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6月25日(日)レース当日
2:45、起床。
2:30起床予定でしたが、まあまあまあ、寝坊というほどではありませんよ。
スッキリとした目覚めです。
おにぎり1個、菓子パン2個、バナナ1本を食べ、胃薬も飲みます。
下駄箱にあった靴から察するに、民宿にはランナーが何組か泊まっており、3:00すぎには何台か車が出て行く音が聞こえます。
あれ、やばい出遅れてる。
前日セブンイレブンで買った、みたらし団子と豆大福は車で食べるとして、足早に民宿を後にします。
ブッチャー(姉)は、レース翌日も民宿でついた臭いがとれない、どんだけシーツバリバリしてんだよ、布団がかび臭くなかったのが逆に不思議だ、部屋についてる風呂が使えないって本当に意味が分からない、掃除してないだけだろ、などと言っていましたが、この民宿に泊まったことも今となってはいい思い出です。ありがとう、民宿のおっさん。
民宿を出るとザーザー降りの雨。
うっそーん
昨日の天気予報、1日雨だけど2,3ミリの弱い雨じゃなかったけー(早く寝ないとーと天気予報のチェックをロクにしていなかったちょび)。
湧別町のスタート地点に行く頃にはやむよねー。こんな雨の中100キロ走るとかって無理だよー。こんな雨の中走れるのはヘンタイだけだよー。
やまないどころか強くなる雨。
3:20に民宿を出て、予定通り4:00過ぎに会場に着きます。
会場近くで僕だけ車を降り、会場内の駐車場がいっぱいということで臨時駐車場にブッチャーは車を停めに行きます。
雨に打たれながらのトイレ待ち。芝生は大量の水を含んで数歩歩いただけでシューズがびしょ濡れに。
スタート会場を少しふらーっとしようと思いましたが、無駄に歩くと雨で濡れるため、ふらつくこともなく、トイレ待ちしているところでブッチャーと合流。
そして、トイレへピットイン。とにかくトイレに行く回数を最小限に抑えたかったので、絞り出します。振り絞ります。よし出しきった!なんとなく残る残便感。。
会場ではアナウンスが流れています。
「全国からランナーがサロマにやってきています」のようなくだりの中で、「島根県からの参加はないんですが~」ということを言っています。
おい、島根県空気読めよ~、全国からっていえなくなってんじゃ~ん
民宿ですぐ走れるように着替えてきたので着替える必要はありません。
テーピングをします。テーピングをしてレースに出るのははじめてです。いつも長距離を走ると痛くなる右足足底にペタリ。それと両ひざ下にペタリ。両ひざ下のテーピングは意味があるのかよく分からないまま、岩本先生の本に書かれていたので貼ってみます。
ということで、装備完了。
上から下までは以下のとおりです。
・ノースフェイスのサンバイザー
・ファイントラックのパワーメッシュ
・サロマ参加賞Tシャツ
・プーマのウィンドブレーカー
・GPSウォッチ:エプソンSF-110(安さと軽さだけを重視して購入。ピッチやストライドすら出ないのだ!)
・マタズレーヌ(パンツ)
・ノースフェイスの腰ポケットつきのランパン
・どっかの5本指ソックス
・シューズ:ミズノのウエーブカタリスト
Tシャツの中に着たパワーメッシュをアディダスの長袖テックフィットにかえるかどうか悩みました。
しかし、会場に着いてから雨は降っているものの、寒さは全く感じません。
今までウィンドブレーカーを着てレースに出たことはありませんでした。
今まで出たレースの中で1番着込んでいます。気温は15℃前後になるだろうと予想していたので、走れば暑くなるだろう、雨もこれ以上ひどくはならんだろう(何の根拠もない)と思っていました。ウィンドブレーカーもそのうち脱ぐだろうぐらいの考えでゼッケンもTシャツに着けたままにしました。
今考えてもぞっとするほど甘い考えです。サロマを完全になめきっている。。
というのも、これまで僕はノーサポート主義(とはいってもシューズははきますよ。)で、とにかく身軽に走ることを優先してきました(お金がないだけ)。
先月末に走った、チャレンジ磐梯吾妻スカイラインでも、雪が残る標高1570メートル地点を半袖短パンで走って、極寒を味わいましたが何とか乗り切りました(そこからもっと学べよという話し。)。今回は山じゃない、湖ですから。これから日中に向けて気温が下がる心配はないのです。
低体温症でリタイヤが続出した去年よりだいぶ気温は高いはず(根拠のない思い込み)。
これで大丈夫だべ。
結果、この装備で後で地獄をみることになります。
一応、寒くなったときのために、ザムストのアームカバーをランパンの腰ポケットに入れます。
さらに、レースペース表と10キロごとにとる予定のジェルを前半分5個、塩タブレット2個を腰ポケットに。
準備完了です。
54.5キロ地点の大エイドで受け取れる赤い袋の中身を最終チェック。
・替えのシューズ
・替えのソックス
・替えのノースリ(暑かったときに着替えることを想定。暑くなることないんだってば!バカ!)
・後半分のジェル5個
・テーピング
・ペース表(予備)
・胃薬
・アミノバイタルパーフェクトエネルギーゼリー(これ、大エイドで全く同じものが配られてた。自分のを飲んだ後に大エイドで配られているのに気づく。事前に確認しとけ、バカ!)
ドロップバッグをトラックに預けます。預ける時は袋の口を縛ってからスタッフさんに渡そうね。
それからアミノバイタルゴールドゼリーを注入。
ストレッチを少々。
スタート10分前、スタート地点に並びに行きます。
ブッチャーと別れを告げます。
ちょび「50キロ過ぎの大エイドのところに駐車できるところがあるはずだから、そこで待ってて。あとはゴール地点で待ってて。運転気をつけてね。ホントに。途中いっぱい写真撮っておいて。走るので精一杯で景色とか見られないと思うから。あと、応援ナビみればどこ走ってるか分かるから。もしリタイヤした場合でもそれ見れば分かるから。よろしく。」
ブッチャー「わかった('◇')ゞ」
これ以後お届けする写真はブッチャー撮影によるものです。
雨なので、自分を含めてギリギリになってからスタートに並び始める人多数。空いているところがなく、どんどん後ろの方へ。
タイム狙う人は雨だろうがなんだろうが関係なく早めに並ばなくてはダメですね。それか陸連登録か。
スタートラインから100メートルほど後方でスタンバイ。
GPSウォッチをセット。
今回GPSは、オートポーズオフ、5キロごとの手動ラップで行きます。
スタート5分前、心地よい緊張感もクソもヘッタクレもありません。
全体的にこの雨で走るのかよ~という非常にやる気のない雰囲気。
スタートを待つ間に、益々雨が強まります。
カッパや雨よけのビニール袋に雨粒がはじける音が響きます。
こんな雨ははじめてだ、などという声も聞こえてきます。
走る前からシューズに水がしみ込んできています。
萎える~
これから100キロ走るとかってムリ~
雷注意報でてるし今回はもう雨で中止でいいよ~危険だよ~
そしたら昨日見逃した旭山動物園の動物さんたち見れるし~
とか考えているうちに、
5:00!
ん!?スタートした?
カウントダウンも号砲も何もないんだけど。雨で号砲の音すらかき消されてる?
GPSのスタートが5秒ほど遅れます。
サブ10へのチャレンジスタート!!
なんとな~く、パラパラ~と拍手があります。
しまりねぇ~
そしてものすごく、のっぺーりと集団が動き始めます。
フルなどの大会と違って、ここで急ごうとする人は全くいません。
いや、さすがに時間もったいないんですけどー
のっぺり、のっぺり歩きます。
既に2分経過。
ちょっとー、前半は無駄な時間を極力なくす作戦なんですけど~
あーようやくスタートゲートだ
ゲートを通過します。
ここから100キロ逝ってきます!!
のっぺり、のっぺり走り始めます。
つづく。
【本日の走り】
オフ