ちょびの走りっこ記録

ちょびちょびしく走ってます。

サロマ湖100kmウルトラマラソンふりかえり【その4】20~54.5キロ

6月の月間走行距離が、サロマを入れて345キロでした。

これまでの人生で一番走った1ヶ月になりました。

 

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前回まで

サロマ湖100kmウルトラマラソンふりかえり【その1】レース前日

サロマ湖100kmウルトラマラソンふりかえり【その2】スタート!

サロマ湖100kmウルトラマラソンふりかえり【その3】スタート~20キロ

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20キロを通過するまでにすでに3回もトイレに。

それでも想定タイムを大きく遅れることなく進んでいます。

コースを折り返してから、向かい風が強い。

するとまたまた尿意が。じゃっかん便意も。

 

20キロ通過後のエイドでバナナをいただきます。さらに10キロごとにとる予定で持ち走っているジェル、2個目投入。

20キロ以降は、水、スポドリのほかに果物やアメが置いてあるエイドがほぼ5キロごとに設置されています。この先のエイドでは、必ず何かを食べてエネルギーを枯渇させないようにしました。

ちなみに、ほぼ2.5キロごとに、かぶり水が置かれているのですが、全く需要がありません。

主に男子高校生がかぶり水ボランティアの担当になっていますが、決して暇そうにしていることはなく、声がけをしてくれます。ありがとう!

 

22キロ過ぎ、4回目のトイレへ。

大の方、踏ん張ってみますが出ません。じゃ大丈夫だ。

小をしっかり出し切って。出発!

 

特段寒くないのに、なんでこんなに頻尿なのか見当がつきません。30過ぎたせいかしら。(薄着だから。バカ!)

これでもエイドでほとんど水分をとってないんですよー

 

また遅れたタイムを取り戻すべくペースを上げて走ります。

これは間違いなく負けパターンではないか。

前半で、トイレで止まってペース上げて走って、止まってペース上げて走って、をくりかえしていたら、後半絶対脚にくる。

それでも、脚が売り切れることを想定したペース表。とにかく自分のペース表を信じて走ります。

 

こんなにトイレが近くなることは想定外で、こんな調子じゃサブ10ダメかもしれないと思い始めます。

ドラクエⅣ縛りできた脳内BGMをかける気持ちも起きません。

 

25キロを過ぎました。あっという間に4分の1終了。

ただ、ペースを上げてもトイレロスの分がなかなか取り戻せません。

あーなんかダメだー。このあと想定ペースを維持して走れる気がしない。

 

走っていると完走経験があるであろうベテラン風ランナーさんの会話が聞こえてきます。

 

「いやー、今日は走りやすいですよー。けっこういいタイム狙えるんじゃないかなー」

 

う・そ・だ・ろ

 

雨降ってるこの状況のどこが走りやすいわけー

やっぱヘンタイは考えることが違うわー

 

ただ、よくよく考えてみれば暑さで体力消耗するのに比べれば全然マシなのかもしれない。

というより、完走経験者はポジティブ。悪天候でも前向きにとらえて100キロを楽しむ。自分にもこの姿勢が必要だな。。

 

この辺で、膝に貼っていたテーピングがはがれます。

雨のせいではなく、たぶん毛深いせい。

そうか毛深いとテーピングってすぐ剝がれるのか。テーピング初心者、テーピング基礎知識を学ぶ。

 

30キロ通過  2:42:15

 

想定タイムは2:43:00。お、ここで今までの借金がなくなります。5キロずつ手動でラップをとっていましたが、この25~30キロはトイレに行くこともなかったので、全体を通して最速の5キロラップ、25分10秒がでました。むしろ、焦って飛ばしすぎ?

 

よし、よし、取り戻した、取り戻した、大丈夫、大丈夫。

自分に言い聞かせます。

 

3個目のジェル投入。

 

30キロ過ぎ、上り坂が待っています。

というか、これまでも緩やかではあるもののアップダウンが続きました。

全体を通しても、激坂こそありませんが、常にアップダウンがあったような印象です。

サロマはフラットコースといわれていますが、僕認めないもんね。

 

坂を上ると今度は下り。この辺りから、ほんのり右膝に違和感が。

早い、早い、気のせい、気のせい。

痛くなっていいのは50キロ過ぎてから。

 

33キロ地点から、車両規制がされていない国道の歩道を走ります。

歩道と車道の境は白線のみ。車が背後から結構なスピードでランナーを抜いていきます。

抜くときは、車がこないかを確認して抜きますが、なかなか危険です。

 

そして白線より左側の歩道に行くほど地面がくぼんでおり、逆に白線より右側が車道の轍に向かって地面がくぼんでいます。つまり横方向に左右傾斜がついている、右足がつく地面の方が高く、左足の方が低くなっています。僕の拙い日本語で伝わっていますでしょうか。要は走りにくいってことです。

走りやすい平らなところを選んで走ります。

 

さらに岩本先生が著書で書いていたことも、なるほどそういうことかと分かります。

歩道と垂直に交わる自動車の出入り口ごとに小さな段差があって案外脚に響きますから、できるだけ車道から離れた段差が少ない外側を選んで走りましょう。

完全攻略ウルトラマラソン練習帳 潜在走力を引き出す! レベル別・書き込み式13週間練習メニュー(187頁)

僕の説明と比べてなんと分かりやすいんでしょう。

そうなんです。段差を避けてまわりこんで走るところもあり、さらに水たまりもありますから、常に路面の状況を気にしながら走らないといかんのです。

 

そして、35キロのエイド。大好物のスイカが置いてあります。

悩みます。

いくらバカな僕でも、スイカが体を冷やし、利尿作用があることは分かっています。

でもスイカは、白い部分がきれいに見えるまで食べるくらい大好き。

うちの家族とかもそうなんですが、白いところに到達する前に赤い部分がまだ2センチぐらい残ってるんじゃないかってところで食べ終わる人いますよね。あれスイカに失礼ですよ。

スイカの可食部分は赤いところ全部ですから。逆に赤い部分を残す人はどういう基準ないし判断で残すのか、不思議でたまりません。

来年はサロマではなくスイカロードレースに出るともう決めています。

 

ということで、0.5秒悩んだ結果、食べます。うまい!

 

しばらくすると、案の定、はい、尿意~(´д`)

最初で最後のスイカになりました。

 

40キロ手前で5回目のトイレ。

想定タイムを維持できていたのであまり焦りはありません。

 

この前だったか後だったか、踊るポンポコリンとサザエさんのテーマ曲を吹奏楽の演奏で聞くことができました。テンション上がります。

 

40キロ通過 3:36:08

 

想定タイムは、3:38:00。いいよー、いいよー。

脚にだいぶ疲れを感じてきましたが、もう少しで半分、さらに行けば大エイドが待っている。気持ちを切らさずに行けそうです。

 

4個目のジェル投入。

40キロを過ぎると国道を一旦それて、規制が入る道路に。

濁ったサロマ湖をより近くで臨みながら走ります。

そして、42、195キロ地点へ。

 

フル通過 3:48:01

 

この辺りにフル地点のモニュメントがあるはずなので見まわしてみますが見つけられませんでした。

 

国道に出るべく緩やかな坂を上っていたところ、見覚えのあるモンベルのレインウェアが。

 

ブッチャー(姉)!

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大エイドで待っててと言っていたんですが、近くのファミリーアイランドYOUという遊園地の近くに車をとめて、やってきたとのことでした。

 

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ということで、ブッチャーがとった写真でサロマ湖の雰囲気をどうぞ。

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フルを通過して45キロを過ぎたあたりから、歩き出す人がちらほらでてきます。

 

まわりのペースがだいぶ落ちてくるとともに、自分のペースも落ちてきます。右の足裏がもうけっこう痛いです。

 

50キロ通過 4:30:35

 

想定タイムは、4:36:00。よし、半分だ!

40キロ過ぎからペースが落ちることを想定していましたが、大きくペースは落ちていません。大エイド滞在時間を5分と決めます。

 

持っている最後のジェルを投入。

 

しかし、ここでけっこう急で長い上り坂。

その中腹、歩道脇の草地で、1人のランナーがえずいています。

 

立ちゲロです。吐きたくてもでてこないみたいなかんじです。

 

壮絶。

 

本当のウルトラが姿を見せ始めました。

ここは生きるか死ぬかの戦場だということに気づかされます。

 

しばらく行くと、大エイドの場所であろう、いかにも大きなホテル風の建物が見えてきます。

建物は見えるのになかなか近づかない。

アップダウンもあり、下り坂では、いよいよ右膝の痛みがはっきりと出てきました。

 

大エイドですべきことを思い返します。

ウェアはかえません(暑かった用のノースリしか用意してないから。バカ!)。シューズとソックスをかえて、びしょびしょの足から早く脱したい。あとはジェルをもって・・・

 

大エイドが近づいてきました。ウィンドブレーカーの前を開けて自分のゼッケン番号をアピール。入口にはゼッケン番号を大声で読み上げるスタッフさんがいて、ドロップバッグの引渡し係りがそれを聞き取りドロップバッグを準備します。そして、入口にはブッチャー!

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ブッチャー「大丈夫?」

ちょび「うん、まだ大丈夫」

ブッチャーはすぐ近くの道の駅に車を停めたみたいです。

 

ドロップバッグを受け取り、更衣室テントへ。

テント内には数脚のパイプ椅子があり、マットがしかれています。

パイプ椅子は埋まっており、地べたに腰かけます。

びちゃ

マットは水を含んでお尻が濡れます。

パイプ椅子に座っている人の中には放心状態のような人もいます。

 

靴を脱いで泥まみれのソックスを脱ぎます。

左右とも足裏は真っ白にふやけています。

ソックスは5本指とそうでない普通のもの2つ入れていました。

とにかくここで時間をつぶしたくないと、5本指でない方のソックスをはきます。

ソックスをはこうと足に力を入れると危うく攣りそうになります。

そして替えのシューズをはきます(アシックスのGT2000)。

あったかい~

乾いたシューズのありがたみを感じます。

胃薬を経口補水液で流し込みます。

両膝下にテーピングをします(毛深いからしばらくして結局またはがれる)。

テントを出て、補給。トイレがたくさんあるので今のうちに行っておこうということで6回目のトイレ。

 

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トイレを出て、少しストレッチ。上半身もかなりかたくなっているので、腕をまわしたり、肩のストレッチをします。

 

よし!生き返った!

ドロップバッグをスタッフさんに手渡したら出発です。

 

ちょび「じゃ、ゴールで待ってて。運転気をつけてね、ホントに。」

ブッチャー「いってらっしゃい。ガンバレ~」

 

大エイドを後にします(結局10分いました。)

 

残り45.5キロ。

勝負の後半戦です。

 

わたし負けへん!へこたれへん!(辻本清美)

 

つづく。

 

【本日の走り】

 

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