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第2回復興祈念駅伝「南相馬から浪江へ」ふりかえり(その1) - ちょびの走りっこ記録
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10:30 柳美里さんのホイッスルでスタート!
今回の駅伝は、南相馬市鹿島のみちのく鹿島球場から浪江町役場までの31.7キロを4区間に分けて、みんなで力を合わせてタスキをつなぐ駅伝です。
本来4区を走る予定だった僕とIさんは、なんだかんだでスタートから走ります。
1区は、だいたい20人くらいのグループで、7.9キロ先にある藤倉ゴム駐車場を目指します。
スタート地点のみちのく鹿島球場は海にほど近く、快晴ではあるものの、そこそこ風が強く肌寒く感じます。
ランナーがかけているタスキにも思いが込められています。
このタスキ、藍染めのタスキなんです。
スタート地点に向かう移動のバスでタスキを受け取りました。
予定外で1区から走ると言い出した人の分もちゃんとありました。申し訳ないです(>_<)
南相馬では、原発事故の影響で作物を育てられない時期があり、その時期に藍の栽培を始められた方々が藍染めサークルを結成して活動されているそうです。
コースは国道6号線に出ました。
風が弱まり走るには絶好のお天気。
だいたいキロ7分くらいのペースで進みます。
ちなみに増田さんもいっしょに走っているんですが、増田さんは各区間1,2キロいっしょに走って、その後車で中継所に移動というかたちでした。
途中信号待ちもあります。
ローカル局の方に度々カメラを向けられました。
20人ほどの集団なので映ってしまう可能性大。
やだーもー、今日は顔がやばいのー(もとからやばい)、こういうときに限ってブツブツだらけなのー、やめてーもー、カメラ向けないでー(カメラを超意識)。
中継所にやってまいりました。
2区のランナーにタスキを手渡しました。
がんばってー
1区終了。そして、タスキを渡した後も引き続き走ります(タスキなしの状態)。
2区は、7.4キロ先にある太田生涯学習センターを目指します。
2区を走り始めて分かったことは1区からぶっ続けで走ってる人がけっこういるということ。みなさん、どんだけ走るの好きなんだか。。
原町区の街中を走ります。
野馬追通り。相馬といえば野馬追祭りですねー。
逆光で全然きれいに撮れていないさくら。
小さいお子さん含めて、沿道でご婦人方からの応援。
ご婦人方に増田さんがちゃっかり混ざってて、ハイタッチ!
雲雀ヶ原(ひばりがはら)陸上競技場に近づいてきました。
ここは12月に行われる野馬追ハーフマラソンの会場です。TOMSAIさん、Iさんが昨年12月に走った大会です。
この周辺は道路沿いにさくらがきれいに咲いています。
それにしてもさくらのきれいなかんじが全然伝わらない写真ばかり。。
中継所に到着。
生涯学習センターでトイレをお借りしました。
そして、マイクロバスに置いていた荷物から飲み物を取り出して水分補給。
こうして、中継所ごとにバスが先回りして待機しているので、今回セルフ給水の準備を一切していませんでしたが、全く問題なく走ることができました。(とはいっても、お金をもって道中水分がほしくなった時に備えました、迷惑だけはかけてはなるまいと。)
それでも、自転車で先導を担当されているスタッフさんがちゃんと水をもっていて、何度か「お水大丈夫ですかー」と声がけいただきました。
なんて優しい、すばらしいスタッフさん!
ということで3区スタート。
3区は、小高浮舟ふれあい広場までの6.1キロ。
道中、Iさんと今後のレースのことなどいろいろお話ししました。
Iさんは、2週間後のかすみがうらに出るとのこと。さらに岩手銀河で初ウルトラ、サブ10を目指しているとのこと。
3月中はお仕事でなかなか走りこむことができず、今後もお忙しいようですが、ウルトラに向けてモチベーションが高まっているとのこと。
ついつい調子に乗って去年のサロマのお話しをしたりなんかして。
ちょび「やっぱウルトラは食べることですよねー。食べてなんぼっすよねー。」(うわ~調子こいてる~)
そして、僕が今後出るレースのお話しも。
ちょび「ちょうど昨日スイカロードレースに当選したんですよー♪」
Iさん「スイカ嫌いです。」
ちょび「え」
Iさん「大嫌いです。」
お主、畳みかけおったな、スイカを単に嫌いと言うならまだしも、大嫌いと畳みかけおったな。。神聖なるスイカに対する冒涜。。
ちょうど後ろから車が走ってきたので、Iさんを車道側にドンっとひと押しさせていただきました。(ウソです)
Iさんに限らず、道中何人かのランナーさんとお話しさせていただきました。ボランティアのグループで明日ボランティアをして帰るという方、岩手からいらした方、東京からいらした方、走ることを通じてつながりが広がるのもこの駅伝ならではのこと。
小高区の中心部に。
たくさんの人に出迎えられて最後の中継所に到着。
ここでは、水を用意してくれていたほか、手作り桜もちのエイドも。手作り桜もちはこの後も登場します。
そして、最後の4区、スタート。浪江町役場までの10.3キロです。
10キロ以上走るのが、たぶん1ヵ月ぶり以上のことで、足にかなり疲労がたまってきました。そして、おなかも減ってきました。
気づけば4区は、かなり大人数の集団になっていました。自分の区間を終えて、さらに走り続ける方がかなりいたようで明らかに1区の時の人数と違います。
増田さんは4区は最初からゴールまで通して走ります。
増田さんがワラーチをはいて走っているランナーと話しています。
増田さん「足痛くならないですかー?」
そうかー、増田さんとからむには増田さんを引きつける何かが必要なのかー。
増田さんは各区間でもれなくランナーと交流しており、僕も「がんばってー」と声をかけていただき、かなりの回数ハイタッチさせていただいたのでもうそれで大満足なんですが、せっかくのアバンチュール、もっと積極的にいくべきだったかなー。次への課題。
浪江町に入りましたー。
集合場所の集会所の桜が見えてきましたー。
ゴールまでもう少し。
後続ランナーとの間があいたので、みんなでゴールすべく後続ランナーが追いつくのをしばらく待ちます。
そして、浪江町の中心部へ。
いよいよゴールが近づいてきました!
浪江町役場にやってきました!
みんなでゴール!!
走った人も走ってない人もゴールの歓喜で大いに盛り上がります。
「なみきまちー!」の合言葉で、ランナー、スタッフ、応援に来ていた方、その辺にいて混ざりたい人もみんなで集合写真。
増田さんもこの笑顔☆
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記録としてはこんなかんじでした。
ということで、次回ゴール後の出来事を書いて締めます。
つづく。