三連休、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
福島はラジオから流れるサザンの曲がぴったりの快晴というか酷暑です。
サザンといえば海ですが、涼を求めるなら山でしょ!
ということで本日、安達太良山でトレランしてまいりました。
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7:00 安達太良高原スキー場駐車場着
自宅から車で50分程で、福島県中央部にある安達太良山にやってまいりました。
スキー場の施設でトイレを済ませます。
集合時間ギリギリで到着し、毎度お待たせしてしまった僕。すみません💦
登山口で記念写真。
本日のパーティは、TOMSAIさん(id:TOMSAI)、ブタロウさん(id:ssk31)、ノンブロガーのOさん、僕の4人です。
この4人は、リレーマラソンや花見山を走っているおなじみのメンツです。
今回、安達太良山にやってきたのは、9月1日、2日に開催されるOSJ安達太良トレイルレースに向けての試走です。なお、Oさんとブタロウさんはレースに出る予定はないので、TOMSAIさんと僕のために設けられた機会ということになります。
Oさんは昨年の安達太良トレイル10キロの部に出走されているので、経験者であるOさんの記憶及び勘に全てを委ねて、10キロコースを走ります。
僕はこれまで登山で2回ほど安達太良山を登ったことがありますが、そのコースとは全く違うコースになるので、どんなコースなのかワクワクです。
7:15 スタート~
目指すは山頂のちくび!
安達太良山は別名、乳首山とも呼ばれていて山頂に乳首のように突起した岩場があるんです。
ちくび、いったるぞー!
待ってろよー、ちくびー!
はじめの約3キロ、車1台分くらいの幅のオフロードを上ります。
10分くらいして沢がでてきました。
林道がずっと続きます。
日陰の道ですが、やはり暑いです。
さっそくしんどくて歩き出す僕ですが、先頭を淡々と進むTOMSAIさん。
4人パーティの先頭。
まさしく勇者!
OSJ板室を数日後に控えるとともに安達太良トレイルでは50キロコースに挑戦されるTOMSAIさん、他3人と気合いが違います。
勇者TOMSAIの後をぺちゃくちゃおしゃべりながら進む、戦士、僧侶、遊び人ちょび。
ファイナルファンタジーでいうと、ナイトTOMSAI、モンク、白魔道士、ちょび魔道士。
作戦は「おれにまかせろ」ならぬ「あいつにまかせとけ」!
果たしてこの4人で世界を救うことができるのか!?たぶん無理
(モンスターとの死闘の模様をおおくりしたいところですが、今日は早々にブログをあげてしまいたいので割愛。次回4人で走る機会までにあたためておきます。)
ずっと同じような林道が続いて飽きてきたんですが、道が開けてきました。
Oさん「あ、ヘビいる」
ちょび「ん?(ヘビいない)いなくなっちゃいましたかねー」
Oさん「ヘビ、大嫌いなんだよねー」
ちょび「・・・」
ブログのアイコンがヘビの僕としては、いたたまれない気持ちになりました。
4キロ付近、前半の中間地点にある、くろがね小屋に到着。
このくろがね小屋は、登山の休憩所として使われており、売店があるほか温泉も入ることができます(大人410円)。
開店時間はおそらく10時からで、われわれが着いたときは開店前だったので先を進みます。
くろがね小屋の直後、一気に道の雰囲気がかわってきました。
狭くて植物が生い茂る道をひたすら上ります。
しばらくしてかなり開けてきましたが、日差しと上りでただただしんどいです。
この後、道の境目がよく分からないところになり、なんとなく道を進んでいたつもりが、あれ?ここ誰も通ってない、ここ道じゃないんじゃない?ということでコースアウトしたりもしましたが、無事軌道修正。
ちくびらしきものが見えてきましたー。
あの先にあるのは、ちくびー!
コースは稜線に入り、遮るものがなくなり一気に風が強くなりガスってきました。
すごい!雄大な景色が広がりますが、風が強いのなんのって。
目の前を雲がものすごいスピードで西から東へ流れていきます。
あまりの風の強さで僕のサンバイザーが飛ばされました。
すぐ拾えたのでよかったです。
さらに進むといよいよ見えてきました。
乳輪部分からの突起ーー!!
ちくびーーーー!!
びーちくーーーー!!
8:55 山頂到着。後ろに見えるのが例のびーちく。
びーちくを登ったところからの眺め。
雲がかかっているものの眺め最高です!
びーちくは狭いので、びーちくから降りて補給タイム。
グミグミー♪
グミグミー♪
グミ族!
ちょび「TOMSAIさん、グミどうぞー」
勇者「いらない」
ーー
あとは下ります。
来た道とは違うコース。
下りもやはり前をぐんぐん進む勇者TOMSAI。ピオリムもヘイストもなんの後方支援もないのになんてスピードだ!
なんとか勇者についていきます。
だんだん道幅がせまくなり、植物が生い茂ってきました。
石や木の根、ぬかるみが行く手を阻みます。
以下、僕の主な言動。
わー
あぶない!
わー
何これーやだもー(吉竹アナ風味)
この段差ー
うわまた段差ー
段差ー!
アクションゲームじゃん!
(写真で伝わりにくいんですが、数十メートルおきに階段の段差2~3階分くらいの高低差があるところが何回もでてくるんですよー)
引き続き僕の言動。
わー
トラップー!
トムサイさーん!
わーこれもうサスケじゃん
またでたサスケー
あー足がー
サスケー
サスケやめてー
↑サスケの図。道の断面図です。
ピンクの部分に足をもっていきながら進まなければ、下の泥に落ちてゲームオーバーです。
ピンク部分がぬかるんでいたりして最悪でした。
3回くらいゲームオーバーになりました。足と靴がやっぱり泥だらけクソだらけになりました(T_T)何気あっても足りない。。
他にも、しっかりしてそうで実は思いっきりグラグラする大きい石、ふにゃふにゃで足をとられる砂袋、幅20センチほどの平均台のような細長い板などトラップづくしでした。
ここの下り部分がなかなか終わらず今日一つらかったです。
しばらくして道が開け、くろがね小屋付近の道にでました。あとは、前半上ってきたコースを下るのみです。
それにしても先週の泉ヶ岳の走りに続き、右足首が痛くなります。
どうも右足メインで使ってしまうようで右足に負担がかかってしまいます。
これまで走ったことがある12,3キロならなんとかなりますが、それ以上走るのはかなり無理があると感じました。もっと長く走れるようになりたいので両脚をバランスよく使う走りができるように今後がんばりたいところです。
ということでスキー場に戻ってきました。
10:05 フィニッシュー!
大きな怪我なく、全員無事帰還。
キツかったけど、楽しかったー!
てか、下界暑い!
先週走った泉ヶ岳よりもテクニカルといいますか、走りごたえのあるコースでした。が、泉ヶ岳と違って、特に稜線から山頂にかけての景色が最高で、山感ないしグレートレース感は圧倒的に安達太良の方が上です。
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下山後、温泉です。
スキー場のすぐわきにあります。
目の前に山々が広がる解放的な露天風呂が最高の温泉です。
ペーハーは、2.54。
このブログでご紹介する温泉で初の酸性泉です。
刺激のあるお湯なので、お風呂上がりはお湯で身体を流した方がいい温泉です。
蒸発残留物(溶存物質総量)は、585mg/kg。
低張泉ですので、ポカポカ系というよりサッパリ系。とはいってもお風呂上がりの汗がすごいです。
お風呂上がり、今日はフルーツ牛乳に。
NHKのチコちゃんで、風呂上がりの牛乳を飲むとき必ず手を腰に当てるということをやっていたので、つい意識して腰に手を当てずに飲みました。やっぱり飲みにくいかも。
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その後、車で道路を下り岳温泉の温泉街へ。
ソースカツ丼で有名な「成駒」へ。
人気店で11時開店のところ、すでに開店待ちのこの状態。
ロースカツ丼(1100円)を注文。
どん!
肉厚!ブォリューム満点!
わんこそば、スイカ食べ放題ときて、もちろんペヤング超超超大盛りも完食(後日ブログにちょびっとあげる予定)し、食いしん坊キャラの立ち位置を狙っている僕としては血が騒ぎます。
やったろやないかい!
この一戦負けられません!
ちょびリッチ、この決勝戦に全てを出し切ります!
完食!
ちょびリッチ、優勝!この後W杯決勝ワクワク!
って、全部食べたところの写真を忘れる!
大変美味しゅうございました(岸朝子)。
実は僕なんかよりブタロウさんの方が食べっぷりが上だったことはまた別の話し。。食いしん坊の立ち位置あきらめます。
ということで、お腹もいっぱいになったところで解散。
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まーそれにしても暑い!
自宅からほど近い、JAの産直にあるジェラート屋さんに寄りました。
トマト味!!
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ということで、無駄のないOさんのプランニングにより楽しい1日になりました。
天気にも恵まれ、山を堪能できました。改めて山いいなと思いました。
どうしても夏に引きこもりがちな僕ですが、トレランの魅力にグイグイひきこまれています。あのアイテムがほしい、あれもこれも買わなきゃ。
この沼ホントおそろしっ!
おしまい。