昨日のトレイルレースのゴール後の出来事、そして本日実施された50kの応援(?)に行った模様をまとめます。
前回レース編→
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ゴールした後、シューズや脚の泥を水道で落として、荷物の返却を受けて、豚汁のサービスへ。
おかわり自由ということで、
もう1杯いただきました。
豚汁を食べながら、隣にいたランナーさんとお話しをしました。とても気さくな方で、大人になってから泥水の中をバシャバシャできるって最高っておっしゃっていました。トレイルランナー、ポジティブ!そう言われると僕も泥水ジャブジャブ楽しかったなー。転ばなければ、転びさえしなければなー。
そんな中、救護コーナーの方を見てみると、傷の手当てをしてもらっているランナーがけっこういます。
僕は救護というのは走れないくらいの状態のランナーが保護されるところだと思っており、特にトレイルの場合、救急セットは持参するものとして軽傷は自分で手当てするようにというルールなのかなと思っていました。でも、軽傷でもウェルカムな雰囲気です。
ということで、豚汁を食べた後、おそるおそる救護へ。
ちょび「大した怪我じゃないんですがみてもらえますかー。」
「大丈夫ですよ。傷口しっかり洗ってきて下さい。」
ちょび「ありがとうございます。洗ってきます。」
傷口をしっかり洗い流して再度救護へ。
「頭打ってませんか。」
ちょび「打ってません。」
「どんなふうに転びましたか。」
ちょび「前からシャーってかんじです。」
「シャーですか」
ちょび「シャーですね」
・・・
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しっかり手当てしていただきました。このほか膝の傷も処置してもらいました。
さあ、お昼なのでごはんを食べに行きます。
会場を後にして温泉街へ。
ソースカツ丼で有名な「成駒」で使える温泉卵サービス券がありますが、成駒はお客さんが外で待っている様子。このサービス券は10月末まで使えるのでまたの機会に使うとして、別のお店に行きました。
岳温泉無料駐車場のすぐ近くの「みうらや」へ。
うまし!
今日のおすすめの唐揚げ&焼き肉定食をいただきました。
他にもラーメンなどのメニューがありました。
次に温泉無料券で温泉に入りに行きます。
岳温泉の10カ所くらいの温泉で使えると言うことで、もちろん入浴料が1番高いところに行きました。
温泉に向かう途中の桜坂。
くぬぎだいらホテルへ。
ホテルは落ち着いたとてもいい雰囲気。
温泉分析書。
ペーハー2.5。
岳温泉は全国的にも珍しい酸性泉!
ということはー、
温泉にちゃぽん。
傷口に
しー
みー
るー
MONZETSU!!
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傷をしっかり消毒できました。
露天風呂にこんなものが。僕のほかにも写真を撮っている方がいました。
水かなーと思って、少しコップにとって匂いをかいでみたら正真正銘の日本酒!
ここの温泉、露天風呂に入りながら日本酒が楽しめます。
車なので一切口にできなかったのが残念。
このホテルに宿泊してレース後露天風呂で打上げというのもいいかもしれません。
温泉からあがって、ロビーのソファーに腰掛けてブログの写真を整理したりしていたら、あっという間に10kの完走パーティー兼50k競技説明の時間に。
会場のあだたら体育館へ。
体育館に入るとTOMSAIさんがすでに到着していました。
TOMSAIさんに、10kはコースがひどいことになっていたので50kは地獄っすよという、身も蓋もないことを話すくそちょび。
まもなく競技説明が始まります。
さきに乾杯しましょうということで、
かんぱーい!
車なので、りんごジュースです(T_T)
かんぱいと同時に、オードブルに一斉に群がる男たちの箸(手前がTOM兄)。
50分ほどかけて競技の留意事項、写真を使ったコースの説明がなされました。
説明を聞いていると、おもしろそうなコースですごく走ってみたくなりました。
10kはスピード勝負ですが、転んだのもあり、そもそもロードでもスピードタイプじゃないと思っているので、今後は長い距離のトレイルにチャレンジしたいなーと思いました。
説明が終わると同時にみな解散。
TOMSAIさんをご自宅に送るという重大任務を遂行。
途中、二人で夜ご飯にラーメンを食べました。
超絶うまし!
TOMSAIさんにおごっていただきました。ごちそうさまです!
スタートにもきていただき、本当に感謝です!
TOMSAIさん、ありがとうございました!
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ということで、本日、9月2日は50kの競技が実施されました。
昨日に引き続きずっと雨です。
朝からTOMSAIさんからラインをいただいており、第1関門、第2関門を無事通過したことを確認。
しかし、「やばいよ」「ギリギリだと思う」とのこと。
そんなギリギリじゃないよなーと思いつつも、相当きついんだろうなーと。
第3関門通過が17時ぐらいじゃないかなーと予想をたてて、第3関門がある塩沢スキー場へ。
予定通り(あくまで僕の予想)スキー場へ。スキー場から第3関門の場所は歩いてすぐ。
16:58、関門に到着。
ランナーが続々と通過していきます。
関門はエイドを兼ねています。
エイドには、水、スポドリ、バナナしか置いていないという説明だったので、コーラとブラックサンダーを持参。
人生初のささやかな私設エイド。
「がんばってください!」
「あとは9キロ、一山越えるだけですよ!」
てか、エイドにコーラ置いてありました。
ちょびコーラの出番はありませんでしたが、ブラックサンダーは好調の売れ行き。このままではTOMSAIさんが到着する前になくなってしまう。
TOMSAIさん、早く!
第3関門にいることをラインで伝えましたが、ラインに既読がつかない。非常に心配になってきました。
関門のリミット、17:30が迫ってきました。
関門を通過するランナーはみな泥だらけ。
でも、みなさん割と元気そう。トレイルランナー、タフですねー。
滑り降りていくしかない、すべり台みたいなところがあったと、何人かがお話ししていました。50kどんだけ過酷なの。10kでぎゃーぎゃー言ってた自分が恥ずかしくなります。
そして、関門の時間まであと数分となりました。
あと1分、関門にいるスタッフ、そして僕も走ってくるランナーに声がけします。
あと30秒!20秒!10秒!
4,5人のランナーがものすごい勢いで関門に到着しました。
よかった間に合った。
その中にTOMSAIさんはいませんでした。
TOMSAIさん、関門通過できず残念でした。リタイアといえどもその頑張りはすばらしいですよ。
関門を通過できなかったランナーも、「ゴールまで行けなかったけど充実感あります」とおっしゃっていました。
片付けが始まりました。
待てどくらせどTOMSAIさんがやってきません。
ラインに既読もつかないし。遭難?滑落?
すっかり暗くなってきました。
うすうす、やべー僕が来るずっと前に関門通過してるんじゃねと思いつつも待ちます。
最後尾のランナーがスタッフランナーとともにやってきました。
あーやちゃった。もうTOMSAIさんゴールしてるかもしれない。
スキー場からフィニッシュ地点へ移動。
フィニッシュ地点に到着。
続々とランナーがゴールしています。
レストハウスの中に入ってみましたが、TOMSAIさんがいません。
スタッフさんにTOMSAIさんのゼッケン番号を伝えてゴールしているかどうか聞いてみました。
しばらく待つと、「●●●番今ゴールに向かっています。あ、さっきゴールしました。」
ぬーー~~!!!!
レストハウスの外に出ると、TOMSAIさんがいました!
すみません!ゴールの瞬間、逃しちゃいました(>_<)
20:00が制限時間でしたが、19:05のゴールで時間的には十分余裕のあるゴールでした。
満身創痍のTOMSAIさん、腿を序盤にやられたとのことですが流血箇所はなし!派手に転ぶことはなかったとのことで何より!本当に何より!
きつさがウルトラ100キロの比ではない、本当に地獄だったとのこと。くわしくはレポを楽しみにしています。
座るのも立つのもやっとの状態でしたが、充実感にあふれた笑顔をいただくことができました。
50kの完走、トレイルをはじめて間もないにもかかわらず本当にすごいことです!
本当におつかれさまでした!
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安達太良トレイルに彩られたこの土日。
色々なことがあったので、書き忘れたことがあればまた何か書くかもしれません。
僕の次のレースは9月23日の泉ヶ岳トレイル17キロです。
今回のレースの反省を活かして楽しんでいきたいと思います(^^)
おしまい。