本日は、明日開催される仙台泉ヶ岳トレイルラン2018に先立って行われたトレイルランクリニック&トレイルランガイダンスに参加してまいりました。
このレースをプロデュースしているプロトレイルランナー石川弘樹さんとお近づきになれたステキな1日でした。
それでは、ふりかえります。
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昨日仕事を終えた後、仙台の実家へ。
ちょび「明日と明後日、泉ヶ岳行ってくるね。本番は明後日なんだけど、明日はセミナーみたいなのに行ってくる。」
ちょび「行かねーよ。」
実家には、つい先日ポルトガルに旅行に行ってきた姉のお土産がいっぱい。
卵の黄身を使ったクリームの薄いモナカ的お菓子。
別にまずくないんだけど、ポルトガル人はこれを好き好んで食べているのかね。
海外のお土産でよくある何ともいえない微妙なかんじ。
姉「あと、ちょびきちにはこれー」
ちょび「どーもー。。」
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そして、本日7:00起床。
天気をチェック。
朝から雨。登山指数は一応B。明日はC。。
朝ごはんをしっかり食べて家を出ます。
ちょび「はい、じゃ、サティアン行ってきまーす。」
9:50 会場のオーエンス泉岳自然ふれあい館に到着。
受付を済ませて体育館へ。参加者は30名。
石井スポーツによるトレランシューズの試履きコーナーがあり、さっそく試履きさせていただきました。
モントレイルのバハダⅢ
定番ですね~
一度履いてみたかった~
大きめのサイズだったので、靴紐をがっちり結びましたが、もともと細みのモデルなのでしっくりフィットしました。軽くてもクッション性があって、初心者の僕には安心して履けるかんじでした。
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10:00 石川さんの登場とともにトレランクリニックスタート~(12:00まで2時間の予定)
88888888~
石川さんかっこいい~
石川さん超小顔~
長い髪を後ろでひとつに縛っています。
写真をパチパチとる空気ではなかったので登場シーンの写真はないです(>_<)
石川さん「トレランの経験ある方~?はじめての方~?明日のレースやトレランを始めるにあたって不安に感じていることはありますか?」
さっそく質問タイム。
Q ロードからトレランをはじめたいのですがどのような違いがありますか。
A 何よりも路面が違いますから、自ずと走り方もかわってきます。その違いに慣れることが必要ですね。
Q 膝が痛くなってしまうのですが。
A サッカーをやっていたのでO脚で、トレランを走り始めたころは私も膝の痛みに悩まされました。トレランはでこぼこの道を走るので脚の外側に負荷がかかり膝が痛くなりやすいです。ストレッチをすることはもちろん、私は内転筋を集中的に鍛えました。それから膝痛はなくなりました。
Q 登山からトレランをはじめましたが、登山は肌を露出させません。トレランで脚を露出しているのはメリットがあることなのでしょうか。
A 短パンで走るのはスタイルですねw
Q 下り坂をどう走ればいいですか。
A 後傾にならないことが大事です。怖いと思うとどうしても腰が引けて後傾になります。そうするとかかとで着地しシューズのグリップがきかないために滑ってしりもちをつきます。少しでもいいので前傾を意識して走ってみてください。
ほかにも色々な質問が出て30分くらい質問タイムが続きました。
石川さんはひとつひとつの質問に時間をかけてとても丁寧に回答されていました。
僕、石川さんがサッカー上がりのロン毛なので写真などでお見受けする印象からチャラい人(←超絶失礼)だと思っていたんですが、全くそんなことはありませんでした。
質問の回答への語り口がとても優しくて紳士、低めの声に時折見せる笑顔、浅黒い健康的なお肌と対照的な輝く歯の白さ。
夜にばっかり走って全然日焼けしない不健康な青白さ、歪んだ笑顔から見せる歯の黄ばみ。
あまりにも僕と違いすぎる!同じホモ・サピエンスと思えない!こんな43歳のポニーテーラーいる!?石川さん、僕が先日読んだ本の色気男そのものです!
質問タイムのあと、ストレッチ。前向いているのが石川さんです。
外へ。
シューズ、ザックをしっかり装備しましょうとのレクチャー。
「ウィンドブレーカーは大きめのサイズを買うとザックもいっしょに覆うことができていいです。」
さー走ります。
ゲレンデを上ります。これがけっこうな傾斜で、ずっと歩いて上を目指します。
でかいカエル。
上りの走りについて。
かかとを着けないで走った方がふくらはぎへの負担が少ないとのこと。膝から下を棒のようにしてチョンチョン足の前の方をつきながら走る。
試してみると、確かに上りでかかとをつけないと、かかとを上下させさせないのでふくらはぎへの負荷は減りました。でも慣れてないときつい。
てかそんなことより、石川さんの脚どんだけキレイなの。
小雨が降っています。ガスってます。
僕今回が泉ヶ岳3回目になりますが、3回とも雨なんですけど。山の神様にお前はトレランするなって言われてる気がしてきました。
ここからトレイルに入ります。
「下りでは、走らされるのではなく自分で走ること。前傾を意識して自分のリズムで走りましょう。」
ところどころ立ち止まりながら走り方をレクチャーしていただきます。
「みなさん、下りが着地になっています。着地ではなくステップで進むようにしましょう。」
「下りでは『こわい』と思わない、『むずかしい』と思うようにしましょう。」
「その場でステップを踏んでみる。そのリズムのまま下ってみましょう。」
「下りが得意になると、下りで休めるので差をつけられるようになります。」
石川さんのアドバイスを踏まえて下ります。
そう簡単に石川さんのようには走れないよね。
小川を渡ります。
こういうアドベンチャー感好きです。
ということで下りおわって会場に戻ってきました。
ゲレンデの上りが大変でしたが、とても走りやすいコースでした。
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最後に石川さんから締めのお言葉。
「マナーを守りましょう。たくさんの山にぜひ行ってください。ひとつとして同じ道はありません。トレランを楽しみましょう!」
88888888~
トレランクリニック終了。
その後撮影会。
石川さんがかっこよすぎる一方、もう、僕の顔がでかすぎてでかすぎて現実を受け止めきれません。
「明日のレースがんばってください!」と励ましの一言をいただきました。
ありがとうございます!!がんばります!!
道中、参加者のみなさんとお話ししながら走ることができて楽しかったです。
試し履きしたシューズが泥まみれになって非常に恐縮でしたが、いつもとは違うシューズで走れたのもよかったです。
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その後、14:00から同じ会場でコースのガイダンス。
1時間かけて、3キロファンラン、12キロ、17キロ、27キロの各コースを写真を交えて石川さんからご説明いただきました。
僕が走る17キロの第2エイド。
ブラックサンダーあり!
12キロはエイドが1つ、17キロはエイドが2つ、27キロは4つありますが、それぞれ内容が違って充実していました。
先日試走して分かっているところですが、二山目の泉ヶ岳山頂への上りが大変ですとのこと。
コースの説明のあとは質問タイム。
Q クマが出たらどうしたらいいですか。
この質問はさきほどのクリニックの質問タイムにも出てきた質問です。
A 泉ヶ岳は全国的にみてクマの出没率は1番高いです。(マジか(゚Д゚))それで熊鈴を必携にしています。クマは人を襲いたくて襲っているわけではありません。人がクマを怖がるように、クマも人を怖がっています。人がいると分かるとクマは逃げます。クマを目撃したら、手を叩くなどして音を立てて人がいるということをクマに知らせます。クマを見ても慌てて逃げたりせず様子を見ましょう。クマは逃げるものに対して追いかける習性があるともいわれています。また、土日に人が多くいるということをクマは感覚的に分かっているようで、今までこの大会でクマが出没したことはありません。パンフレットの写真を撮影したのは平日だったんですが、クマに出くわしましたw
石川さんがクマに出くわした話しはかなりインパクトがありました。
石川さんはクマがいる方に向かっていって、クマと目をあわせたらクマが逃げていったそうです。
石川さんの眼力どんだけ!
まねをしないくださいね、とのことでした。そんなまねできるわけない!
ということで、ガイダンス終了。
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今日は石川さんのダンディズムを存分に体感することができた1日でした。石川さんにこそ『男の色気のつくりかた』を書いてほしい。
明日の天気は晴れ。しかし、登山指数はC。
ぬかるんでるんだろうなーと考えると、また転ぶんじゃないかと不安ですが、今日の石川さんの教えを活かして楽しく走ってこようと思います!
おしまい。