普段は1週間分の練習をまとめてアップしていますが、ソツケンは特別ということで、本日実施したソツケンについてです。
すでに2週間前にソツケンペースのビルドアップはクリアしていますが、先週1週間腰痛でほとんど走っていませんでした。
やはり練習9週目のこのタイミングで走れるかが重要だと思っています。このソツケン次第でレースプランもかわりうるところ。
仮にレースで目標を達成できなかったとしても、ソツケンがクリアできたという練習の成果の証があれば、次のステージ、サブ3の練習に進めるってもんです。
今週に入りジムのブルブルマシンをあらゆる体勢、本来ブルブルマシンが想定していないであろう体位になって筋肉をほぐすことに努めたところ、懸念していた腰痛が改善。改めて、病院で湿布をもらって安静にしていても、根本的な原因をなんとかしないとダメだということを実感しました(あくまで私の場合)。
ということで、月曜、火曜、トレミでそれなりに刺激を入れた上で、いざ、本日夜の公園、散歩中の犬に吠えられながらも走りました。
設定タイムは
23’00→22’00→20’30
キロペースは
4’36→4’24→4’06
です。
結果!
22’33→21’42→20’28
4’30→4’20→4’05
ソツケン、クリアー!
3段目ホントギリギリでした。4’09まで落ちたペースをラスト1キロで無理矢理4’05にねじ込みました。
てか、僕のGPSずれまくっているので、ちゃんとした時計だったらダメだったかもしれませんが、そんな細かい話しはよしましょーや~
前回のビルドアップのタイムを更新することはできませんでしたが、2週間ぶりのビルドアップでちゃんと15キロ走れただけでもほっとしました。
というわけで、満足いく練習ができておらず(特にロング走が全然できてない)、不安を抱えてのレースとなりますが、サブ315狙って頑張る所存です。
レースまで残り10日、ここから先の高負荷の練習は疲労にしかならないと胸に刻んで、無理せず万全の状態で本番を迎えられればと思います。
ーー
さてさて、昨日本屋さんに行ったら、たまたまステキな本にめぐり会ったのでご紹介します。
限界とはいったい何なのだろうか。
名だたるトレイルランナーの「極限力」に迫った一冊!
極限の域で限界を超えた力を発揮してきたトップアスリートの言葉に胸が震えます!
雑誌ランニングスタイルに掲載されたインタビュー記事を1冊にまとめたものです。
最近トレランをかじりはじめた僕としては、勉強不足でお名前を存じ上げない方もいるのですが、個性豊かで魅力的なトレイルランナーの底力をびしばし感じることができます。
また、トレラン年表がついていて、これまたこれから本格的にトレランに取り組もうと思っているランナーにはぴったりの内容。
ーー
まだ、ざっとしか目を通していませんが、真っ先に読んだのが「HIROKI ISHIKAWA」!
この本のトリをつとめています。トレラン界のサブちゃんや~
石川さんは、100マイルレースを数ヶ月の間に4レース、5レース走るというとんでもないシリーズを制して、2004年に「ロッキーマウンテンスラム」、2007年には「グランドスラム・オブ・ウルトラランニング」の称号を獲得するという偉業を成し遂げています。その時の話しも触れられているのですが、患部をうっ血するほどテープで巻いて強引に麻痺させるとか壮絶な世界です。
そんな石川さんの言葉。
「耐えられるか耐えられないか、レースではそれによって結果が出てくる。そこを耐えた人間、乗り越えた人間だけがその先に行ける。キツい、辛い、そこが本当のスタートラインなんです」
ぐさっ!胸に突き刺さる!血、血がー!
「勝ち負けではないチャレンジ。だからそこには限界を感じていない」
タイムや記録を超えた次元。石川さんに限界はないのです。
ーー
先日エントリーした日光のトレランレースで会えるかもしれない上田瑠偉選手の言葉。名前の由来はラモス瑠偉
「開き直る」
いいですねー。何でも最後は開き直りですよね。
上田選手は若くしてレースのトップを総なめにしているので、イケイケなイメージがあったんですが(←失礼)、故障やケガでたくさんの挫折を経験していました。見方がかわりました。
ーー
福島県二本松出身、トンペー卒、シカゴ大でMBA取得、外資系企業に就職、という経歴をお持ちの渡邊千春さん。
「髪を伸ばす。」
ちょっと何言っているか分かんないですけど。(2009年のUTMBでリタイアして髪を伸ばし始めて2年後これ以上伸ばせないと思って完走したというお話しです。)
ーー
現在「100miles,100times」に挑んでいる井原知一さん。
「多くの仲間から愛される”究極の阿呆"」
井原さんは他のランナーとは違ったかたちでトレランにアプローチしています。タイムとかそういう方向性じゃない取り組み方っていいなーと思います。「究極の阿呆」って最高の褒め言葉ですね。
ーー
ちょこっとしか紹介できなくて残念なんですが、もう寝ます。
トレランに没頭している方はもちろん、トレランに興味のない方もランへのモチベーションアップにつながることは間違いありませんので、ぜひ手にとってみてください。
おしまい。