ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

第11回飯坂茂庭っ湖マラソンふりかえり【その2】後半

 

レポつづきです。

前回→【その1】前半

 

ーー

 

11キロ過ぎ、このコース最大の難所、約1.7キロ続く上り坂に入ります。

 

f:id:chobi_chobi:20181104191915j:plain

 

この坂は無理しません。最後の方に同じような坂を下るので、そこで十分取り返せると考えて焦らずテクテクのぼります。

傾斜はそこまで急ではなく、いつまでもダラダラ続く坂というかんじです。

きついのはきついんですが、3回目の参加ともなるとそのきつさが薄れてる気がします。

 

f:id:chobi_chobi:20181105191553j:plain

こんな写真が撮れてました。シルエットちょびくん。 

 

坂を上り切るとダム湖の景色が広がります。 この景色最高です。


f:id:chobi_chobi:20181105191546j:image


f:id:chobi_chobi:20181105191535j:image

トンネルに入ります。この写真、まわりにランナーが全然いないように見えますが、10キロとかハーフの参加者もだいたい同じところを走るのでそれなりにまわりにランナーいるんです。


f:id:chobi_chobi:20181105191607j:image

トンネルの中。

ダム沿いのコースはごく一部日影がありますが、ほとんどは日差しをもろにくらいます。このトンネルは日差しを避けられる貴重なポイント。ひんやりとしたトンネルの中はランナーの足音だけが響きます。


f:id:chobi_chobi:20181105191531j:image

今回から10キロのコースが変更になりました。

10キロの折り返しです。

この折り返しについては、去年ハーフの折り返しに何も置いてなかったとかなんとかでハーフのトップ集団が折り返せなくてコースアウトとしたというトラブルがありました。

今回は大丈夫そうでよかったです。

 

その後エイドポイント。ジェルを投入。

エイドには高校生ボランティアがついていて、大きな声援をおくってくれます。

今回もメガホン片手に、水も手渡ししてくれて、とても励みになる応援をもらいました。

ただ、この応援のテンションが年々下がっているのが気がかりです。

 

もっとはっちゃけようぜ!

バカになれるのは10代のうちだけだぜ!

もはや応援じゃなくて悪ふざけだろっていうぐらい絶叫してくれたって、こっちは元気もらえるんから全然いいんだぜ!

 

10~15キロ 23:39(キロ4’43)

 

上り坂を考えても割といいペースです。去年はこの区間、キロ4’49かかっているので成長を感じます。ここだけ見れば。

 

f:id:chobi_chobi:20181105191525j:plain

ハーフの折り返しもちゃんとしてます。


f:id:chobi_chobi:20181105191540j:image

フルの第2折り返しは今までと変わらないのでちょっと寂しい。

 

折り返すと向かい風を感じます。

しかも復路はどちらかというと上り基調。去年は折り返して追い風になりました。なので、上りでもペースを崩さずに走ることができました。

その去年の感覚が今回は通用しません。

折り返してからが思った以上にきついです。

ということでこの辺から余裕がなくなり写真終了。

 

15~20キロ 22:08(キロ4’25)

 

ここまで一定のペースできましたが、だんだんあやしくなってきました。

日差しもきつい。ここをもう1回走るんだよなーと考えるときびしい予感。

でも去年のタイムを更新できる見込みは十分あります。

 

ここは耐えて、次また折り返して下り基調になったら盛り返そうじゃないか。

 

20~25キロ 22:42(キロ4’32)

 

25キロ過ぎダムの堤体の上を走ります。

 

f:id:chobi_chobi:20181105200221p:plain

 

第3折り返しで来た道を戻ります。

ある程度下り基調になるところなので、ここでペースを上げたいところ。

んー、でも思ったようにペースがあがりません。下り基調っていっても上るところもそこそこあるし、何より疲労です。

 

2往復目に入り、去年はトンネルでウォーキングの部の参加者とハイタッチをしてというか、こっちからハイタッチをもらいに行き盛り上がったんですが、今年はどういうわけかウォーキングの参加者と近いところで接する機会がなくて全く盛り上がることができませんでした。残念。

 

エイドでメイタン投入。それまでに塩タブレットも使いました。残るは塩あめ1個。ただ、あめをなめることがきつい行為に感じられたので、塩あめの出番はありませんでした。 

 

25~30キロ 22:56(キロ4’35)

 

ペースが落ちてきましたが去年のタイムを更新できそう。折り返した後、また向かい風と上り坂できつくなるけどそこからは気持ちで何とかする!(気持ちで何とかしようと思ってるときって大概気持ちで何とかならない。)

 

僕のずっと前方を走っていたランナーが歩いています。みんな苦しいところ。

 

2往復目の第2折り返し。

 

ここからが勝負どころです。ここまできたからには去年の自分に負けるわけにはいきません。

 

私は武士の娘です!

 

ラッタッタてな具合にリズムよく走っていきますぞっ!

 

そう思った矢先の33キロ付近でした。

 

ピクピクーというかビキビキー!

 

右足のふくらはぎがつりーーーーーーーーーーーそうでつらないパターン!

足攣り寸止め地獄が始まりました。

 

あと9キロあるのに。。うそでしょ。。

 

僕こう見えて(どう見えて?)、レース中に足を攣ったのはトレランのレースで転んでさだまさしになったときの1回だけなんです。ましてロードで足攣りなんて考えたことがありませんでした。

で、今回足を攣ったわけではないんです。もうこれ以上衝撃加えたら攣るぞっていう状態。痛いのは痛いんですが足をとめるレベルではないので、衝撃を加えないように気をつけながら走り続けます。

 

30~35キロ 23:52(キロ4’46)

 

ペースがみるみる落ちます。

この足攣り寸止め地獄、走り続けていたら段々おさまってきました。よしペースを上げられると思ってペースを上げようとするとまたビキビキー!第二の波襲来。

こんなかんじで第三、第四の波がこの先続きました。

 

ペースがガクンと落ちて、もう去年のタイムの更新は絶望的。歩きたい(T_T)

 

でも歩きません。だって、

 

私は松坂慶子です!

 

走れる状態である以上どんなに遅くなったって走る。サブ3を目指すと言ったからには簡単に挫けるわけにはいきません。(ていって、ここで無理して足の状態を悪くする意味はないんですけどね。)

 

 

相当ペースが落ちているんですが、後続ランナーに抜かれることはありませんでした。まわりのランナーも相当弱っていたと思われます。

 

ペースを落として走っていると、というかもはやペースを上げる力もなくなって足が攣りそうな状態は落ち着いてきました。 

ただ、試練はこれだけではありませんでした。

 

最後のトンネル。

 

今回、往路は追い風、復路は向かい風。風がそれほど強いわけではありませんでしたが、最後のトンネルの向かい風、これは強烈でした。

 

それまでガンガン日差しを浴びてきたところで、いきなり冷えたトンネルに入ります。そこに強い向かい風。

 

汗が冷える!一気に身体が冷える!

 

1回目の復路のトンネルでは何とも感じませんでしたが、2回目の復路のトンネルでは疲労もあってか身体が一気に冷やされました。しかも今回はよりによってノースリをチョイス。体温急低下!

 

身体が冷えた時身体のどこが反応するか、僕はそれなりの人生経験を経て学んでいます。

 

あれが襲ってきたんです。

 

 

 

f:id:chobi_chobi:20181105210737p:plain

 

突然の便意でした。

うんこばっかですみませんm(__)m

 

 

つづく。