ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

第5回はが路ふれあいマラソンふりかえり【その3】レース後半

 

レポ続きです。

 

前回まで→

【その1】スタートまで

【その2】レース前半

 

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中間地点を過ぎて、1:29:00。

 

順調・快調です。

 

傾斜はそれほどでもないものの、距離が長い上り坂が続きます。呼吸が乱れます。

 

坂を終えて、しばらくすると呼吸が整いました。まだ大丈夫。

 

ここからは緩やかな下り基調。んーでも微妙なアップダウンがあってあんまり下ってる感覚はありません。

 

20~25キロ 21:00(キロ4’12)

 

25キロを過ぎてしばらくすると、お盆に紙コップをのせたおばさま登場。

あーこれがTOMSAIさんがいってた甘酒かー、いただきたいのはやまやまだけどここはスルーかなーと思っていると、ペーサーが鮮やかに甘酒ゲット!

 

ペーサー甘酒いくんだー

 

今までペーサーの補給は水とスポドリぐらいだったので、ペーサーが甘酒を取ったのはかなり意外でした。

ペーサーは甘酒をグイっと飲みます。水とかスポドリ飲むようなかんじで。

甘酒そんなにグイっといくかなーっていうか、ペーサー、甘酒と思わないでとったんじゃね。

 

そして、この甘酒は私設エイドなので近くにゴミ箱がありませんでした。

 

ペーサー、紙コップを捨てられなくなる!

 

そして、ペーサー、手がべとべとになる!

 

何回も左手を見て、手のべとべと、めっちゃ気にしてるー。

ペーサーは、紙コップをポイ捨てすることなく走り続けます。

やっぱり見られてますからね、ペーサーって本当に大変です。

 

ペーサーは、次のエイドまでかれこれ1キロくらいそんなかんじで走り、無事紙コップを捨てることができましたとさ。めでたし、めでたし。

 

ペーサーは若くて背が高いイケメンさん(顔よく見てないけど)で、走るのも速いしモテるんだろうなー、沿道にいる友達の声援にこたえたりしてるし、キャップエロかぶりしてるし、クリスマスに楽しい予定たててるんだろうなー、こっちはいつも通り仕事だわ、ちっ、とか思ってましたが、トイレに行ったり甘酒で手がべとべとになってるところを見てたら、なんかすごく親近感を感じました。

ついていくランナーに声がけすることはなく、淡々と走られていましたが、とても好印象のペーサーでした。

 

なお、甘酒の後に梨ジェリーのエイドもありましたが、僕はこれもスルー。

さらに30キロを過ぎてからは、豚汁、水餃子、そばなど、魅力的なエイドがたくさんありましたが、すべてスルーしました(30キロ過ぎてから辛くてどこに何があったかよく覚えていません)。仕方ないのは分かっているけど、残念です。

充実したエイドが魅力のコースであるにもかかわらず、今回の戦歴は、いちご3つに塩タブレット2つでした。完敗。。

 

そんなこんなで29キロ過ぎ、大きな坂。

これまでの坂に比べると大したことはありませんが、けっこうきつい坂。

ここを越えれば目標の30キロだー、まだまだいけるぞーと思って、この坂もペーサーにぴったりんこ。

 

この坂で、ふるいにかけられたかんじで、集団からランナーが何人かこぼれました。

 

後から思いましたが、最後までペーサーについていったランナーは上りで無理にペーサーについていっていませんでした。

ペーサーは走力があるので、坂を難なく走ります。それに無理についていくとかえって消耗してしまうので、下りやフラットなところでペーサーに追いつくようにするべきだったんだなーと思いました。

 

ということで坂を攻略して30キロ。

 

25~30キロ 21:07(キロ4’13)

 

30キロを過ぎて、だいぶ疲れを感じるようになってきました。

 

ペーサーについているのは、僕を含めて6人。

はじめは大きかった集団がいつのまにかこの人数に。

 

この人は残りそうだなーと思っていたランナーが残っています。

残っているランナーは、ジョグのように走っています。身体のブレが少なくて、フォームが崩れません。

30キロを過ぎて僕は呼吸が乱れ始めましたが、残っているランナーは一切呼吸が乱れません。

 

そうかー、サブ3ランナーはこのレベルなのかー、自分はまだまだだなと思いました。

 

しばらくして、エイドに黒酢ドリンクみたいなのがあったので、パワーがつきそうだと思ってもらいました。

 

疲れてくると、うまく飲めなくて、黒酢がTシャツにかかります。

Tシャツが酢くさくなりました。

ゴールまで酢くさい状態。。

 

32キロ付近、マラソンて崩れる時は一気に崩れるもので、ペーサーについていくのがやっとの状態になってきました。

さっきまで、ジョグ気分で走ってたのがウソみたいです。

全体的に少しペースが落ちているかんじがしましたが、そのペースにもついていくのがやっとになっていたので、この時点でペーサーに最後までついていくことはできないと思いました。

これを続けてたら、一気にペースダウンするなと思いましたが、とにかくペーサーについてくことしか頭になかったので必死についていきます。

 

せめてあと1キロ、もう1キロ、もう1キロ。

 

30~35キロ 21:10(キロ4’14)

 

35キロ、もう限界でした。

ペーサーについていけなくなりました。

どんどん遠くなっていくペーサーの背中。

ここまできたならサブ3したい!もうすぐゴールじゃん、あと30分くらい何とか粘れよと思いましたが、脚があがりません。力尽きました。

 

それまでの貯金とかを頭で考えられず、ペーサーについていけない=サブ3はできないと思い、ガクッとペースが落ちました。

 

きつい。

 

酢くさい。

 

きつい。

 

酢くさい。

 

40キロ手前の坂が見えてきました。

よし、ここを乗り越えればゴールだ!

 

上ったと思ったら、下った先にさらにきつい上り坂が見えてきました。

まじか。ここも二段構えか。

 

下ったところで40キロ。

 

35~40キロ 23:12(キロ4’38)

 

40キロ地点にタイムの表示がありました。

 

2:50:58

 

そして、沿道から「まだいけるよ!」の声。

 

あと2キロちょっと、気力で盛り返すんだ!

 

と一瞬思いましたが、目の前には壁のような上り坂。とどめを刺されました。

 

上り切ったところで、脚は残っていませんでした。

近くにパンダの仮装ランナーがいたのでついていこうとしましたが、無理です。パンダはやい。

 

ゴールが近づくにつれて、応援が盛り上がってきました。

応援には応えられず、歯を食いしばって必死の形相。

確かこの辺で「負けないで」が流れている気がしたんですが、Bメロあたりが流れていたせいか何の曲がよく分かりません。曲を聞き取る余裕もありません。

 

応援ゾーンが途切れたところで、フィニッシュゲートが垣間見えました。

あともう少し。でもなかなかゴールが近づいてこない。

 

ようやっと公園に入ると最後のお囃子の応援。ゴールは目の前!

 

タイムの表示が見えました。

 

3時間1分を過ぎていました。

 

悔しさが一気に込み上げてきました。

 

この悔しさを2月のいわきで晴らすんだ!と思って、ゴールテープを切りました。

 

3:01:23(グロス

3:01:18(ネット)

 

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※手動5キロラップ。GPSの記録はずれているので、平均ペース+1~2秒したものが実際のペースです。本文では正確なペースを書きました。

 

 

つづく(次回、ゴール後&総括)