昨日の速報に、訪問、スター、コメントくださったみなさん、ありがとうございました!
無事に完走できて本当によかったです。
レポをはじめる前に今回思ったこと。
このレース、安全第一に走ることを一番に考えていましたが、それでも正直もう少し早くゴールできると思っていました。
こちとら、ウルトラや富士登山競走5合目完走経験あるし、一応山練もしてたしっていう。THEうぬぼれ。
富士登山競走のきついときの上りのペースがだいたいキロ15分だったので、今回のレースでもキロ15分っていうのを念頭に置いていました(ちなみにトップ選手はキロ8。どんだけ。)
キロ15分だと、50キロで12時間半です。
これならゴールした後、温泉入る余裕もあるかなみたいな。
ところがどっこい庄一、世界が違いすぎました。50kと銘打って実際は55k?だったという詐欺にひっかかった点はひとまず置いておきます。
結果はほぼ14時間でした。
半分過ぎたあたりで、脚も気力も完全に売り切れました。エイドに水とバナナしかないし(レポで連呼の予定)(念のため正確にいうと、エイド4か所中2か所にコーラありましたけども)。
50キロレベルのミドルトレイル、甘く見ていました!
ウルトラ+ショートトレイル=余裕で完走、なんて生易しいものではありませんでした。
改めて、ロングトレイルを走られているみなさんの異次元の強さを思い知った次第です。
正直、トレランはこのくらいの距離でもうお腹いっぱいかなって思っています。
ちなみに、6月に走ったウルトラと今回のレースを比べると、レース中のしんどさは今回の方が上、ゴール後の身体のしんどさはウルトラの方が上ってかんじでした。
では前日に開催された10kの様子を含めてレポをはじめてまいります。
ーー
8月31日(土)安達太良10k
10kに出走するブタロウさんの応援に行きました。
昨年僕は10kを走りました。
快晴!(去年は雨で大変でした)
白ヤギさんとブタロウさん
10:00 スタート
ブタロウさんは最後方から、カメラの人に声をかけながらとてもリラックスしたかんじで山に向かっていきました。
スタートを見送った後、午後お仕事。
この日の午後に行われる50kの受付は、TOMSAIさんに代理でお願いしました。
委任状を提出すれば代理受付が可能です。
お仕事から帰宅して、荷造り。
今回持参したものはこんなかんじです。
必携品は、
(1)ドリンク500ml以上、(2)行動食、(3)長時間の雨に耐えられるウェア、(4)ライト(点灯確認済み)、(5)サバイバルシート、(6)救急セット(ガーゼ、消毒液、絆創膏など)、(7)携帯電話、(8)熊鈴
で、必携品以外にもった持ち物としては、携帯用トイレ、携帯用コップ、ルーメンの電池です。ファーストエイドのセットに笛とか磁石も入っています。
飲み物はあわせて1リットル分。
練習はそれで足りていたのと、エイドで補充できるからと思ってそうしたんですが、後半明らかに足りませんでした。暑くなってたら死んでました。
あと、食べ物をどれくらいもっていくか悩みました。カロリー計算とか何も考えずに好きなお菓子を適当にもっていったんですが、すべて食べ尽くしました。
最後の関門からゴールまでのラスト、かなりお腹が減ってきたので、けっこう食べていたつもりでしたが、ジェルをもっともつのとエイドに置かれたバナナをもっと食べるべきでした。
しっぽり。
準備ができたところで、就寝。
ーー
9月1日(日)レース当日
3:00 起床。
4:00 会場の安達太良スキー場駐車場着。
駐車場でTOMSAIさんと合流。
歩いて会場へ。
ちょび「今週走ってたらちくびが超痛くなって、次に走った後にアヌスも超痛くなってピンチなんですよー。」
TOM兄「大丈夫、走ってたらそんなのなんとも感じなくなるから。」
経験者の発言は重みがあります。
事実、僕のちくびとアヌスはバルス寸前でした。
もうこれは、ちくび山として知られる安達太良山の神がおまえみたいなクソアヌスは走るなというメッセージに違いないなと。
DNSすべきか。いや、それはない。
今回のレースの一番の懸念事項はその点だったので、とにかく軟膏とか得意のファイテンクリームを塗り込み練り込みました。
そしたら、
全然大丈夫でした~
大丈夫っていうか、走ってたらそんなのなんとも感じなくなりました。
TOMSAIさんがおっしゃったとおり!
コースは危険がいっぱいで、生きて帰ることに必死で他のことを考える余裕はありませんでした。
ちくびとアヌスの件は、安達太良山の神のしわざではなかったようです。
ーー
TOMSAIさんと荷物預け等のレストハウスへ。
10kのレース前は、ジェルとかテーピングを販売していましたが、50kのレース前は販売していませんでした。
ゼッケンをはてブロTにつけたり準備を進めているところで、Damaさん(id:om2dama)とはじめましてのごあいさつ(富士登山競走ですれ違っているので「二度目まして」ですが)。
テーピングをします。
今回つけたテーピングはこちら。
はじめて足首のテーピングを使ってみました。
僕はトレイルを走っていると右の足首に痛みが出ることがあります。今回も途中から痛くなってきましたが、後を引きずるような痛さにはならなかったので、テーピングの効果があったと思います。
そして、トイレへ。
レストハウスのトイレは混んでいるので、少し離れたロープウェイ乗り場のトイレも利用してくださいとのアナウンス。そちらのトイレへ。
夜が明けてきました。
トイレを出ると、スタート9分前。
もうみんなスタート位置に並んでいます。
ほぼ最後方にスタンバイ。
ドローンとんでます。
なんやかんやでスタート10秒前
9、8
7
6,5
4
手、じゃま
1
ぶれるー
5:00、長ーいトレランの旅がゆっくりスタートしました。
つづく