ここ最近は、仕事に追われるとともに、飲み会も続き、さらに2週連続で週末実家に帰らなければならなかったりと、ブログの更新はもちろん、全く走っていないです(>_<)今週は月曜から喉が痛くてだるい。。
もはやひと夏のアバンチュールを妄想する元気も湧いてこない今日この頃。。
それでも、月曜日にNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を見て、これから目指すべきは宮沢りえ!と気持ちを盛り返そうとしているところです。
宮沢りえ曰く、プロフェッショナルとは、「身を削る覚悟がある人」。
ということで昨日、身を削って、いわゆる、あのー、なんていうんですか、業界が違う未婚男性と未婚女性が、少数でお互いの業界の情報を交換しつつも、飲みながらお話しに花を咲かせようっていう、そのー、異業種交流会に行ってまいりました!
わたくし6月にサロマ湖100キロウルトラマラソンを完走したんですけれども、いよいよこのウルトラ完走という武器をおひろめする機会がきました!
自分がなぜ100キロ走ったかって理由はここに尽きると言っても過言ではありません。いや、ここに尽きます!
この鉄板ネタで結果を出す!
反応やいかに!
(今回の記事は完全にノンフィクションです。ドキュメンタリーをお送りします。)
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今回のメンバーは、男子4人、女子3人(女子4人の予定が1人来れなくなる。あと男子女子って「子」をつけるような年じゃないけど、気持ちは若いままだから「子」でいきます!)。
男子4人は、同業者仲間で僕が一番下っ端。そのうち一番上の先輩がメンバーをセッティング。
19時、こじゃれた居酒屋の個室で宴席スタート~
乾杯をして少ししたところで、さっそく自己紹介。
なんだかんだいって、全ては自己紹介できまるもの!第一印象が全て!ここに全力をかける!
席順で男子から順にいきます。順番で僕は男子最後。
先輩A、先輩Bの自己紹介が終わり、先輩Cの自己紹介。
先輩C「高校生クイズの全国大会に出たことあるんですよー」
一同「すご~い」
先輩C、なんて強力な武器を持っているんだ!ドラクエでいうところの破壊の鉄球じゃないかっ!
いや、僕の100キロ完走は、メタルキングの剣!インパクトなら負けない!はず!たぶん!
先輩Cの話しに食いつく女子。なかなか先輩Cの自己紹介タイムがおわらない。
先輩C、高校生クイズの話しもさらっと自然に出てきて、体力班だったんだという話しを巧みに織り交ぜることにより自慢話みたいに全然聞こえない。好感度高すぎ!
自慢する男はまず間違いなく女子から好かれません。自慢に聞こえないようにしつつも、しっかり自分の武器をアピールすること、これ大事!
そして、僕の番。
ちょび「ちょびといいます。どこそこでなになにやってます。趣味は走ることです。」
先輩C「ちょびはマラソン速いんですよ」
ちょび「いやいや、そんな特別速いわけじゃないんですよ。(まんざらでもない顔。でも今日はそこじゃないの。速さじゃないの。言いたいのは距離なの、距離。)」
先輩Cは年に1回ぐらいのかんじで10キロの大会に出て走っており、マラソン知識あり。でも僕のウルトラ完走はまだ知りません。
ちょび「走るのにはまっちゃって、けっこう走ってます。(距離を聞いてくんないかな、距離を。自然な流れで100キロって言いたいんだよー)」
ちょび「いやー最近だとフルマラソンの距離でも少し足りないかな、みたいな。(聞けって距離を。ランナー同士の会話だったら当然だろ。気になるだろ。ただの自慢になるから自分から100キロっていいたくないだよーもー)」
先輩C「ちょびはホント速くて、この業界の中だと・・」
ちょび「この前100キロ走りました。(はーい、結局自分から言った~。喉から出かかった言葉がついぽろっと。だって、このまま100キロってでないままおわるわけにいかないもん)」
一同「はあーー」(へーとも、はーとも、えーとも、おーともつかない、微妙な響き)
え、ひいてる?うそうそうそうそ、ヘンタイって思われてる?
先輩C「100キロっていったら、ここからどこそこまで行くよねー」
女子B「えーそんな走るんですかー」
女子C「100キロ走るのってあきないんですかー?」
そう、いい質問!そういうの待ってた!もっと聞いて!もっと!
ちょび「いや、これが常にペースを考えたり、次の給水でどうするか考えたり、気が抜けなくて、案外あきるってことはないんですよ(ぶっちゃけダレたりあきたりするけど、ここはあきないってことで(少しでも自分をよくみせたいというモテない男の悪いところ))」
女子C「そうなんですね~」
ちょび「そうなんですよー」
ひ・ろ・が・ん・ね~~~
100キロ走ったらこんなんあった、あんなんあったとか話すか、でもこの状態で自分からペラペラしゃべりだしたら完全に自慢野郎だしなー・・
とそこに不意をついて、
先輩B「いやー、ちょびは、学生時代、フィ・・」
ちょび「いやいやいやいや、いーんですいーんですそれは(いや、ホントマジで。僕がひのきの棒レベルにしか思ってない学生時代の話しなんてホントどうでもいいんですって。かすむから100キロが。)」
一同「すごーい」
ちょび「いやいやいやいや、全然すごくもなんともないです。何の結果も残してないですから。(いや、ホントマジで。100キロ完走の方が何百倍もすごいことだから!)」
自分の中ではひのきの棒レベルのはずの話しに食いつく女子。広がる会話。そこに生まれる笑い。
かすんだ、完全にかすんだ、100キロ。。
うん、でもそれはそれでよかった気がしないでもない。。
そうです、先輩Bは助け舟を出してくれたんです。先輩の優しさに不本意ながら感謝します。
自己紹介終了。ちーん
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その後、かろうじて東和ロードレースの地獄坂(
)の話題があがったものの、走る話題としては大した盛り上がりはみせず。。
飲みの場自体は楽しかったものの、んー、なんでしょうこの敗北感。
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こんなときは締めのラーメンが心に染みます。
まぜそば凛々亭
ピリ辛担々まぜそば
980円
締めのライス無料!
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今回学んだことは、100キロ走ったというネタは、メタルキングの剣ではなく、もろ刃の剣だったということ。
異業種交流会の場では、使いどころを十分考えないといかんですね。
この人にはヘンタイと思われてもいいという場であれば、盛り上がることは間違いないと思います!
よくよく考えてみれば、コミュニケーション能力、トーク力をまず磨けよということであって、100キロ走ったというネタを生かすも殺すも自分次第です。
明日これまた別の異業種交流会を控えているので、がんばろうと思います。
おしまい。
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【本日の走り】
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