岩本メニュー最終週の水曜日。
本日のメニューは調整ラン10キロ。
ジョグ2.5キロ→レースペースで5キロ→ジョグ2.5キロ。
雨が降っていたので、トレミで走りました。
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さて、本日は、僕が日曜に出走する東北みやぎ復興マラソン(以下、「復興マラソン」)について語りたいと思います。
復興マラソンは今回が記念すべき第1回大会。
コースは、宮城県南部の沿岸部、名取市、岩沼市、亘理町をまたぐフラットなコースです。
僕は地元ということと、何よりタイムを狙えるフラットコースということでエントリーを即断しました。
宮城県にこれまで公認のフルの大会は今までありませんでした。宮城県、待望の公認フルの大会ということになります。
一方、同日開催の大会として、これまた第1回大会となる松本マラソンがあります。
嫌でも比べられてしまう両大会ですが、ネット上の意見をいろいろ見てみますと、復興マラソンにはネガティブな意見が多くみられます。
様々な不安材料から復興マラソンにエントリーしないという選択をした人も多かったようです。
なんといっても、復興マラソンの参加費(フル)は1万3000円!
東京マラソンが1万800円ですから、都市型の大会でもないのになんでそんな高いの?って話しです。復興のため、ということであれば、まー仕方ないのかどうなのか。
公式サイトにこんなことが書いてあります。
ご承知の通りマラソン大会の開催には多額の費用がかかります。当マラソンは、開催場所である東北・みやぎが「被災地」である点を考慮し、「自治体の予算は震災復興事業などに優先されるべき」と考え、開催自治体には補助金の拠出以外の部分で最大限のご協力をいただき、ご参加いただく皆様の参加料と開催の趣旨に賛同いただく各企業の協賛金での運営を目指しています。皆様にはこの点をご理解賜り、復興に向けてご協力をいただければと思います。
主催者の言いたいことは分かりますが、後から参加費にみあっていないという不満が噴出する予感がしまくりです。
ちなみに、松本マラソンの参加費(フル)は1万800円です。
そのほか、復興マラソンは、会場までのアクセスが悪い、未開通の道路をコースにしているのでコース全体を試走できない、フラットコースではあるものの海に近い上、風や日光を遮るものがほぼないため過酷なコースになると思われる、追加でボランティア募集してるけどエイドは大丈夫?などなどいろいろな問題点や不安要素があります。
公式サイトのコース写真です。
エントリー時点では会場に比較的近い仙台空港(仙台空港から会場までは約2,5キロ)からシャトルバスを出さないことになっていましたが、それがエントリー受付終了後、最近になって仙台空港からシャトルバスを出すと対応をかえました。こういうところも批判を受けそうな気がします。
僕は車で会場に行きますが、アクセスに関してはそれほど心配していません。
それよりも不安なのは、スタート前になんかしらないけどブチ切れているランナーを目の当たりにしないかどうかです。
大きい大会ほどいません?
なんか知らないけど、スタート前にブチ切れているランナー。
去年の北海道マラソンのスタート前、おそらくトイレの管理が気にくわなかったであろう女性ランナーがスタッフにもんのすごい勢いでキレていたんですよね。
そういうのを見ると、テンションが一気に下がります。
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あと、松本マラソンにはサブ3.15ペースのペーサーが走りますが、復興マラソンにサブ3.15ペーサーはいません。
復興マラソンはウェーブスタートということで、その点は評価できるかもしれませんが、サブ3.15ペーサーがいたらうれしかったなー
レースとは直接関係ありませんが、僕が気になるのは、公式サイト上の観光のページの第1文。
せっかく宮城にお越しいただく機会なので、コース周辺の名取市・岩沼市・亘理町以外にも、大会参加の前日や翌日には日本三景の一つに数えられる松島などの沿岸部や、仙台市街、伊達政宗公が愛したといわれる秋保温泉などをお楽しみください。
コースになってる名取、岩沼、亘理の観光をまず推しましょうよ!
復興ってうたってるのに、被害が大きかった名取、岩沼、亘理より、仙台市街や秋保温泉にお金を落としてもらおうって発想はおかしくないか!?
名取、岩沼、亘理の観光紹介もされてますけど、扱いがひどくない?
あーないさ、何もないさ!
地元民だから分かりますけど、名取、岩沼、亘理には観光地らしいところ全然ありませんよっ!所詮仙台のベッドタウンさ!
っていっても、岩沼には日本三大稲荷の竹駒神社、亘理には海を一望できる鳥の海温泉、郷土料理のはらこめしとかいろいろあるんです!
名取はー、んー、、、ダイヤモンドシティ(大型ショッピングモール)かな。。
ライフタウン名取、ナイトタウン国分町。
主催者のこういう、復興っていうわりに被災地に目が行ってないかんじが気にかかるんですよね~
ちょっと話しは変わりますが、宮城県もしくは仙台が何かと「東北」ってつけたがるのもうんざりです。マラソン大会に「東北」ってつけるのはかなり違和感があります。
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松本マラソンに勝てるところがどこかないかなーと考えてみたんですが、ゲストランナーをみてみるのはどうでしょう?
【みやぎ復興マラソンゲストランナー】
千葉真子さん(安定の真子。真子がいなければ始まらない。)
LiLiCoさん
鳥居みゆきさん
トミドコロさん
招待選手として、世界陸上の走りはもちろん、瀬古さんがやたら大きな期待をかけていたことが記憶に新しい、井上大仁選手が走ります!
解説には藤田信之さん、有森裕子さん!(ローカル局でTV中継されます)
【松本マラソンゲストランナー】
君原健二さん
つるの剛士さん
西谷綾子さん
森野麻美さん
神田文之さん
(以下、サッカーの松本山雅関係者が続きますので省略)
どうですかー、松本マラソンのゲストももちろん素敵な面々ですが、復興マラソンのゲストや解説、なかなか豪華じゃありません?
参加費が高いのは、ゲストや解説の方のギャラにいってんじゃないの?と疑いたくなる気がしないでもない。。
なんといっても真子ですよ。
真子に勝るゲストなし。
個人的には、真子に会えない大会の方が珍しいんじゃないかと思います。
むしろ、真子はゲストランナーとしておなじみ過ぎて、最近真子に対するありがたみが薄れている気がしてなりません。
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ということで、長々言っておいてなんですが、やめましょう、
こんな不毛な比較やめましょう!
大会を比較して何になるかね!
日本は平和主義国家なんだよ。
どちらも第1回大会として、すばらしい大会にしましょう!
おしまい。