ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その2】レース前半

レポ続きです。

 

前回→第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録

 

ーー

 

トイレを済ませてスタート地点へ向かいます。

トイレ待ちが結構長かったので、トイレを出た段階でスタート約10分前!

大丈夫大丈夫焦らない焦らない。

いつもの自分に比べれば断然早い。

僕のスタートブロックはAブロック。

同じくAブロックには練習会でご一緒しているIさんがいるはず。スタート前にIさんとお話しして気持ちを高めよう!

 

ところが、トイレからスタート地点まで結構距離があり、整列する人がごった返していてなかなか前に進めません。

ようやくCブロックのわきまできて、Bブロックのわきを通ろうとしたとき、

 

「5分前なので締め切りました。これより先は入らないでください。」

 

(´゚д゚`)!?

 

な、なに!?

聞いてない、聞いてない!何そのシステム!?

 

「締め切りましたので、最終ブロック(Cブロック)からスタートになります」

 

案内をよく読んでいない自分が本当にバカでした。

帰って案内を見返したらこう書いてありました。

 

指定ブロックの整列時間に間に合わなかった場合は、最終ブロックからの入場になります。

・・・

 各ブロックの閉鎖時刻は各ウエーブスタートのスタート時刻10分前までです。指定のブロックに間に合わない場合は、最終ブロックへお並び下さい。

 

第1ウエーブ、A、B、Cのスタート時刻は9:15。

そして、整列終了時間は9:05だったのです。

 

自爆!!

 

仕方なく、Cブロックの中に入るゼッケンA。しかも、背中にメガンテ。。

Cブロックのランナーの心の声が聞こえてきました。

「わーあの人、Aブロックなのにここにいるー、何なのー、超邪魔なんですけどー、わーしかも、背中にメガンテとかって、ぷぷぷ、スタート前から自爆してやんのー」

 

やめて!!見ないで!!

 

CブロックにいるA、Bのゼッケンの人がけっこういます。

何度か大会に参加してると、もはや参加案内読まないですよね~(たぶん共感してくれる人ゼロ)

自分がバカだっていうのは百も承知なんですが、そういう重要なことはもっと強調して書いてもらえなかったすかねー

太字で、フォントの大きさ20くらいで、アンダーラインと網かけつきで。

会場内のアナウンスもなかったような。。自分が聞いてなかっただけかも。。

いやとにかく自分が悪い。

次から気をつけます(T_T)

 

ということで、9:15 スタート!

 

なかなか前に進まないCブロック。スタートゲートまで200mぐらいあります。

号砲からスタートゲート通過まで2分45秒かかりました。

あーもったいない。。

あーバカすぎる。。

スタートゲートを通過してからも、道幅がそれほど広くなくて、なかなか前に進めません。

僕と同じようにCブロックからスタートになったA・Bゼッケンの人の後に続いて、隙間を縫うようにして進みます。

 

1キロくらい進んでだいぶばらけてきましたが、まだまわりのランナーはほとんどCゼッケン。

僕の居場所はここではない、2分45秒のロスを早めに取り返したいと思い、前に進みます。

しかし、しばらくしてふと気づくと、あれ?けっこうペース速くない?

時計に目をやるとキロ4分20秒台。

あれあれ?Cブロックのレベル高い。

そもそも僕はCブロックが本来の居場所だった?

もうちょっとペース落としたいんだよなと思いつつも、そのうち落ち着くだろうと思い4分20秒台後半のペースでそのまま進みます。

 

改めてコース図です。

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最初の10キロは岩沼市から亘理町に向かってまっすぐ南下していきます。

ほどよく風が吹いていてそれほど暑さは感じません、今のところ。

沿道には思った以上にたくさん応援の人がきています。ありがたいです。

 

9キロ手前、岩沼市亘理町の間を流れる阿武隈川にかかる亘理大橋をわたります。

はじめての上り坂です。コース内では1番大きいアップダウンになりますがそれほどキツくありません。

橋からの眺めはキラキラした川面と開けた景色でとても清々しいです。

 

ちょうど橋の上で、招待選手の井上大仁選手とすれ違います。井上選手、超細いです。無駄な脂肪が一切ないってかんじです。

 

橋を降りると10キロ通過です。

 

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目標設定ではキロ4’37なので、ちょっと速いかなというかんじです。

 

そしてまもなく、本日1番のお目当て、11キロ付近にあるはらこめしのエイドへ。

 

はらこめし以外にもフードのエイドがいろいろありましたが、はらこめし以外目に入らず、はらこめしへまっしぐら。

 

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そう、今日の目的はこれ!

透明の底が浅いプラスチックのカップにちゃんといくらも乗ったかたちで用意されていました。

 

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んーでもどうやってたべるのか。

カップを口にもっていってカップを逆さにします。

ポロポロっといくらだけが口の中に入ってきました。

カップをふります。

落ちてこないごはん。

仕方あるまい。

インド人方式。

カップの中のごはんを手でとって口に放り込む。

むぐっ

思ったよりごはんの量が多い!

ごはん2口分ぐらいでしょうか、口の中がごはんでぱんぱんに。

い、息ができん。

エイドゾーンを過ぎてしまって水で流し込みたくてももはや無理。

く、苦しい。

かんで、かんで、ごっくん。

あーしんどかった(もはや味わうとかいうレベルではなかった。)

 

そんなはらこめしは、亘理町の郷土料理。

10月になるとうちでもよく母がつくってくれました。

亘理町は、他にもいちごが名産で、仙台いちごとして売られているいちごは亘理でつくられたものです(最近はアセロラ栽培にも力を入れています)。

亘理町は、とても温暖な気候で、宮城県内でも有数の海水浴場があります。

自称、東北の湘南。あくまで自称です。

震災前は海水浴場にサーファーがたくさん集まってきていましたが、まだ海水浴場は再開に至っていません。

ちなみに、このはらこめし亘理町が発祥なのに、この前テレビで岩沼市が取り上げられていたとき、はらこめしは岩沼発祥って紹介されていました。おい、岩沼!何言ってけつかんねん!

伊達政宗はらこめしを献上したのが亘理の漁師なのか、岩沼の漁師なのか、論争があるようです。岩沼からすると、伊達政宗がわざわざ阿武隈川をわたって食べるか、と。

いや、もうウィキペディアには亘理って書いてあるから、はらこめしは亘理のもので決まり!

亘理町には、はらこめしが食べられるお店がたくさんありますから、ぜひきてけさい~

 

ということで、今回のレースの目的を達成し、あとは走りに集中するのみ!

 

つづく。