まだスタートしてないレポ続きです。
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スタート前のトイレ待ちで人間の尊厳との戦いが始まりました。
なかなか列が進まず、自分の尊厳の問題はもちろん、birdさんとの約束の時間も迫ってきました。
ぎゃーあっちもこっちも迫ってるー
なんか1人だけめっちゃ身体クネらせてる~
クネクネ~
クネクネクネクネ~
あと4,5人というところで、birdさんに遅れる旨を連絡。
この、あと4,5人のところが超絶つらかったー
ちょこんとちょっとでも何か刺激があればイオナズン状態でした。
自分の番がきてようやくピットイン。人間の尊厳を守り切ることができました。
もう走ることより、このトイレ待ちが今日一番つらかった!
声を大にして言いたい。
この大会、総じてトイレが少ない!
会場の都合上、仕方ないことなのかもしれませんが、がんばればもうちょっとトイレ設置できると思います。
あと、コース上のトイレも少ないと思われます。
あとで、ラン友さんと話したんですが、コース上のトイレ待ちで時間をとられて関門を通過できなかったランナーがけっこういたみたいです。
来年はトイレの数が少しでも増えることを心から願っています。
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ということで、トイレを済ませて急いでbirdさんとの待ち合わせ場所へ。
高台の階段の中腹に、仙台ハーフの時も目にしたあの崇高なサンバイザーのランナーが!
間違いない!
「birdさんですか?あ、どーもー。ちょびですー。」
無事にbirdさんとお会いすることができました!
右→後退した額の生え際を隠すための(もはや隠し切れてない)サンバイザー(防御力+1)
左→選ばれし(いろんな意味で)光の戦士のみが装備することを許された伝説の兜(防御力+500、素早さ+500、賢さ+500、運のよさ+500、哀愁+500)
僕がこの伝説の兜を装備してあの軍団に加入する日もそう遠くないでしょう。。
birdさん、超絶いい人なのはもちろん、僕が憧れるランナー体型。絞られてますねー。ロックです。日々の鍛錬を怠らない方なんだと実感しました。
少しお話しさせていただいた後別れてスタートブロックへ。
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昨年、スタート10分前に整列しないでそのウェーブの最終ブロックのスタートとなったわたくし。
今回は余裕をもってスタート約20分前にはスタートブロックへ。
スタートの整列については会場内のアナウンスもしっかりされていたと思います。たぶん。
この時点でブロック内は人でいっぱい。Aブロックのほぼ最後尾にスタンバイ。
Aブロックのランナー、ゼッケンの自由記載欄に何も書いてない人が多いですねー。
ゼッケンに書いてあったものとしては、
「完走」
「一歩前へ」
「一歩ずつ進もう」
みなさん「一歩」っていうのがお好きですね。
あと想いが溢れすぎて小さい文字で3行ぐらいにわたって書いてあってもはや読めなかったものもありました。
あとはー
「Never give up!」
「がんばっぺ東北」
「スマイルラン!」
「ポケチン ポケチン ポケチーン」
とかありました。最後のは大ウソですけどね。
スタートのセレモニー的なものが始まります。
サザエの顔がちょこんと見える。
この大会のスペシャルアンバサダー?がサザエ一家っていうことになっています。
猫ひろしさんも参加しており、みんなで気合いのニャー!
そして、黙祷。
いよいよスタート時間が迫り、スターターの小倉智昭さんが登場!
よっ!ともあき!よっ!オ●゛ラ!
スタートまで10秒切ったー!
カウントダウンからのー
9:35 スタート!!
ますおたちもいたよー
いってきまーす!カツオたちは、、家出したのかな。。
キャメラ―!
スタートロスは17秒。
でも数百メートルでバラけました。
今回のコースはこちら。
高低図
基本的にフラットです。ほとんどフラットなだけに後半の橋があるところのアップダウンがけっこうキツく感じました。
さっそく沿道にはたくさんの応援。
そして、アップをちゃんとやっていなかったせいか膀胱に刺激が入り、早々に若干の尿意。
用を足すときは、サブ4!の吉竹さんばりにソッコーで済ませることを考えてそのまま進みます。
だいたい3キロ進んだところで、一番前からスタートした猫さんが沿道の応援に応えていました。あとから追い抜かれるかなーと思い抜きましたが、猫さんはそのままファンサービスに徹していたようで、追い抜かれることはありませんでした。
スタートから約3キロ、調子はすこぶるよし!
レースで出るアドレナリンってすごいですよねー。いつもの練習ではちょっとキツく感じるペースがジョグペースにしか感じません。
ただもう何度かフルマラソンを走って、最初に調子がいいと思うのは幻想でしかないことはよく分かっているので、焦らずまわりのランナーにどんどん抜いていってもらいます。ていっても想定より速くなっちゃうんですけどねー。ただトイレロスがあるだろうことを考えて多少速くなるのは許容範囲。
0~5キロ 23:21(キロ4’40)
地元の方からたくさん応援をいただいて本当にうれしくなります。
8キロ過ぎ、まもなくこのコース最大のアップダウンとなる亘理大橋へ。最大といっても高低差10mほどです。
ここのコース幅がなかなか狭いです。追い越し禁止という表示が出ていました。
橋の上。この先は阿武隈川の河口です。
天気がいいと西に蔵王山を望むことができます。通学でずっと常磐線を利用していた僕は阿武隈川に架かる橋からの景色が大好きで、気持ちが弾みます。
亘理町突入。
お楽しみのはらこめしエイドが近づいてきましたよー
舞いを披露して応援してくれる子どもたち
タイミング的に舞いの小休止。
晴れ間が差して、汗ばんできました。
ただ、日差しが気になったのはこのときだけであとはずっと曇りでした。
太鼓!
それにしても沿道の応援がアツい!つい写真を撮っちゃいます(前半だけです)。
5~10キロ 22:52(キロ4’34)
写真で分かりにくいですが、去年はなかったサッカー場です。1年ごとに変化を感じます。
この雰囲気、はらこめしポイントにやってきたかんじです!
12.2キロ地点のエイド!
トマトまるごと1個!
これはさすがにスルーです。でかいトマトだけじゃなくミニトマトもありました。
そしてー、
はらこめしキターーー(゚∀゚)ーーー!!!
しかもーーーーー
スプーンついてるー!!
スプーンついてるー!!!
スプーンついてるー!!!!!(大興奮)
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去年も僕は、はらこめしを食べる事だけを糧に走っておりましたが、去年のはらこめしはカップに入っているだけでスプーンがついていませんでした。
カップを口にもっていき、カップを逆さにしますが、イクラだけがポロポロと落ちてごはんが落ちてきてくれませんでした。
やむなく僕は走りながらインド人方式でカップに入ったごはんを手づかみで口にもっていきました。
それがなんと今回はスプーンがついてますよ!おくさん!
感動です!
僕の声が届いた!?
しかも1つ1つの量もちょうどいい。去年はごはんの量が多くて飲み込めず呼吸困難になりました。
ぶっちゃけ手づかみでも全然かまわないんですが、ランナー目線で食べやすいようにエイドを用意してもらえたことが本当にうれしかったです。
今年の大会はいろいろな点が改善されましたが、この改善点(?)が1番よかった点です!こんなところで感動してるの僕だけかもしれませんが。
はらこめし、大変おいしゅうございました!
パワーを注入してさらに進みます。
そして、せっかくならもっとエイドを堪能したいという欲が。。
つづく。