レポ、ラストです。
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スマホを落としたり流血したりもありましたが何とかゴール。
無事にゴールできてよかったです。
ゴールした直後、僕の背後にまわりこんできた1人のマダムスタッフ。
僕が背負っているザックを持ち上げます。
「はい、OKです。」
お米チェック終了。所要時間2秒。
ズルは許しません。
その後、順位が書かれた札を渡されます。
これを「カード提出」のところにもっていきます。
カードと引き替えに完走証を受け取ります。
氏名のみが記載され、タイムは空欄の完走証です。
それから、飲み物受け取り→抽選(くじ引き)という順番で進みます。
と、その前にマダムスタッフに「血でてるねー、はいこっちにー」と促され、傷の手当てをしていただきました。
「ちょっと深いけど大丈夫ねー」
ちょび「はい、大丈夫です。ありがとうございます!」
マダムのみなさまの連携が完璧でした。手当てしていただき感謝です。
そして、抽選へ。
抽選はハズレでした。ボールペンをもらいました。
ゴールした後にもらったもの↓
抽選に当選するとトマト一箱がもらえます。けっこうな数用意されています。
さらに進むと飲み物、バナナ、いちごが用意されたテーブル。
豚汁のふるまいもありました。
豚汁をもらう前に、スマホさがしに協力いただいたランナーさんがいらしたので改めてお詫びとお礼。
ちょび「足止めさせてしまってすみませんでした。」
「僕もスマホを落としたら同じ状況になってたと思うので大丈夫ですよ。」
ちょび「本当にありがとうございました。」
そのランナーさんの優しさが染みました。
疲れてきて早くゴールしたい、少しでもいいタイムでゴールしたいと思わないランナーはいないわけで、そんな中でも足を止めてくれたことが本当にありがたかったです。
困っている人がいたら声をかける、そんな当たり前のことが日常生活でもなかなか難しかったりするものです。
いろいろ失敗はありましたが、その分大事なことを学ばせていただきました。
豚汁とテーブルにあったいちごをいただいて一休み。
タイムは掲示板に順次記載されるので、そこから確認します。
優勝は去年に引き続き、牛田美樹選手でした。
掲示板で自分のタイムを確認して、さっきもらったボールペンで完走証に自分でタイム書いてねってとことね。
公式サイトには10位内のタイムしかのらないので、ここでちゃんとチェックしないといけません。
なお、参加者リストは配布されないので、個人情報が漏れる心配はなし。
一休みした後、ゴール会場を後にしました。
ここから駐車場になっているスタート会場に戻らないといけません。
2人のランナーさんとお話ししながら戻りました。
参加しているのはやはり地元周辺の方がほとんどのようで、福島県からきたことに驚かれました。
ゴールからスタートまで2キロくらいあって、完走後の身体にはなかなかの苦行でした。
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走り終わったら温泉に行きたかったので、さきほどもらった入浴券を使うことに。
会場から車で約15分、地蔵の湯東葉館さんへ。
「風呂が一番」
すばらしい書です!
内湯と露天風呂、離れになっている内湯がありました。
離れになっている内湯に「仙人の湯」と書いてあり、うわ仙人ヶ岳じゃん、足利市仙人大好きじゃんと思いました。
褐色、ぬるめのお湯でいつまでも入っていたくなるような温泉でした。
温泉分析書
pH6.9
低張性中性冷鉱泉
お風呂からあがって、お食事処でお昼を食べました。
鶏香味揚げ定食 1000円
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東葉館さんを出て、目の前にいかにもローカルスーパー「とりせん」がありました。
飲み物を買おうと思って中へ。
期待通り、ローカルフードを発見したので購入。
宇都宮のせんべい屋さん、木村のかきもち
佐野ローカルスイーツ「カンロ」
びっくりするほど普通の寒天でした。
栃木県南部は、ゆるキャラのさのまるが幅をきかせていることも分かりました。
高速に乗って帰ります。
栃木から帰るときは、上河内SAで餃子、那須高原SAでソフトクリームを食べるのがおきまりコース。
そして、帰宅。
充実の日曜日になりましたとさ。めでたしめでたし。
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というわけで、仙人ヶ岳トレイルについて総括。
参加費男子3800円、女子3000円でお米を持ち帰ることができる上に、ゴール後に豚汁などのふるまいがあり、とてつもなくコスパがいいです!
当初、参加費や大会規模からみてスタッフの数が少なく、たんぱくな大会かと思っていましたが、全然そんなことはなく、コース上の要所要所にいる地元のボランティアスタッフさんからたくさん応援の声をかけていただきました。
レポで十分お伝えできたと思いますが、とてもあたたかみのある大会でした。
コースは難所がありつつも変化に富み、最初のロードが長くてダレるかもしれませんが、登山道に入ると飽きる暇はありません。
お米を背負わなくても十分走りがいがあるコースです。
個人的な反省としては、やっぱりトレランをなめてはいけないということです。
とくにはじめて走るコースはどんな危険があるか分かりません。
順調に進んでいた僕は、ラストの下り、後は気持ちよく下るだけだーと気が緩んでいたところに落とし穴がありました。本当の落とし穴です。
以前ハデに転んだときもゴール手前の下りでした。
レース終盤は、疲れて脚のコントロールがきかなくなることはもちろん、ゴールへの気持ちがせって判断能力もにぶりますが、そういうときこそ神経をとがらせなければなりません。
携行品、スマホの管理が甘くなりましたが、迷った時の位置確認のためにスマホは必須なので、今後は肌身離さず落とさない対策をとるようにしたいと思います。
そんな反省はありつつも、大会前にアドバイスをいただきながら重りトレーニングを行っていたことで、脚の筋肉痛はあるものの、身体のダメージは思っていた以上に軽いです。とても有効な練習を積んで本番に臨むことができました。
今年はさらに長い距離のトレイルに挑戦したいと思っているので、今回得たことを次に活かしたいと思います!
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いろいろあったことが凝縮されたゼッケン。
いつもなら捨ててしまうゼッケンですが、今回は捨てないでとっておこうと思います。
おしまい。