ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

宮城・名取 Trial Marathon(2020)ふりかえり【その2】レース編

 

レポ続きです。

自分の悪さを棚に上げて運営を批判する、クレーマー気質全開のレポというよりグチの前回→【その1】おい!運営!やってくれたな!

 

あらかじめ言っておくとこの記事長いです。すみません。

 

ーー

 

12月7日(日)レース当日

 

6:00 起床

 

朝ごはん、大きいおにぎり1つとパン2つ。

久しぶりのフルなのでいつも飲んでる胃薬を飲み忘れる。

 

7:00 自宅を出発

 

7:30 けんちゃんさん邸へ

 

けんちゃんさんを拾ってふたりでラブラブドライブ☆

 

8:11 会場の名取サイクリングセンター着

 

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すばらしい天気!

蔵王の山がくっきり見えます。

会場は海の真横にあるので、この時期風がびゅんびゅん吹いているだろうと心配していましたが(2月のいわきの風とかマジでひどい)、心地よいそよ風が吹いているレベル。

走るのに最高のコンディション!

 

受付へ。


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体温チェック。

それから体調チェックシートを表示したスマホを確認してもらって受付終了。


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前日散々格闘した体調チェックシート。

紙で置いてありました。

まー、そうだろうなとは思ってました。。

 

コースをチェッキンガム宮殿!


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わーすごいきれいなロード!

道幅も十分すぎるぐらいゆとりあり!

 

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やーほんと穏やかでいい景色。


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荷物はタグをつけて階段を上ったところにあるスペースに置くスタイル。

 

その後、TOMSAIさんと合流。


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サイクルスポーツセンター案内図。

スケボースペース、フットサルコート、バスケコート、いろいろ充実しています!

この施設、2020年10月3日にオープンした、できたてほやほやほやぼーやの温泉宿泊施設もある複合型施設です!

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ボヨンボヨンってできるトランポリンみたいなやつー

 

家族で一日楽しめる施設になっているのでっていうか、そんな家族僕にはいないけど、みんなぜひ遊びにきてね☆

 

ぼちぼち走る準備をします。


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補給は事前送付の封筒に入っていた得体の知れないこいつを使うことに。

そしたら、けんちゃんさん、TOMSAIさんから、それはジェルとして使うものではないと言われました。ちっ

 

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ちゃんとアップをするけんちゃんさん


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なんか不審な行動をとってるTOMSAIさん 

 

福島からお越しのIさん(ノンブロガーなんですが僕の過去の記事に何度か登場したことがあります)も合流。

 

そして定番の宗教的儀式。

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僕のシューズはいつもどおり、ター坊です。

 

その後服装をどうするか悩みます。

長袖+Tシャツで行こうと思ってたんですが、それだと暑いんじゃないかということで、Tシャツ+アームカバーで行くことに。

手袋もしようと思ったんですが、その手袋がスポーツ用でも何でもない毛糸の手袋で、それはやめておけとけんちゃんさんがとめてくださいました。

 

寒さを感じることはなかったので、手袋していかなくて正解でした。

けんちゃんさん、ありがとうございました!

 

ーー

 

トイレを済ませてスタートブロックへ。

10時スタートで、60人一ブロックが、1分おきにスタートします。

僕は3番目のブロックなので、10:02スタートです。

 

整列するときは立ち位置にテープを貼って表示していたので密になることはなく、管理がしっかりしてました。

 

ということで、10:02。

 

スタート~

 

それでは本日のコースはこちら。

 

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1周5キロを8周、最終周回2.195キロって書いてあります。

 

それと参加案内に過去の天気があったのでそれものせておきます。

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そして、この日の天気がこちら。

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快晴で日差しがあったので12月にしては暖かい一日でした。

 

はい、それでは走ります。

 

スタート直後はまわりにあわせて走ります。

 

目標はとくに決めていなくて、練習で走った時の感覚からすると、1キロペース4分30秒が妥当かなと思って走り始めました。

 

しばらくしてエプソンちゃんに表示されたペースは「4:11」。

あ、速い?

 

エプソンちゃんのずれを考慮するとこれでおそらくサブ3ペース。

でも、全然きつくなくて、これってスキップ?っていうくらい楽に走れていたので、とりあえずまわりにあわせてそのまま走ります。

 

そして、1周したところで手動ラップ。

 

1周目

19:05(キロペース411)(以下、あくまでエプソンちゃん上のタイムとペース)

 

最初の方なのでほとんどそのタイムを気にすることはありませんでした。

 

そして、給水。

 

スタート地点と2.5キロ?の折り返し地点の2か所にエイド。

250mlのペットボトルのスポーツドリンクと水が置いてありました。

キャップを開けて(走りながらだと地味にしんどい)、二口くらい飲みます。

当然中身はあまります。

どうするかというと、それをそのままダンボール箱へ。

これを給水のたびに8回くらい繰り返しました。

大量に捨てられていく中身が入ったペットボトル。

なんだかすごく心が痛む行為に思われました。

 

2周目に入りまわりのランナーはそれぞれペースの調整に入るかんじ。

どんどん前に行く人もいれば、ペースを落とす人も。

僕はさしあたりそのままのペース。

 

2周目

18:59(411)

 

ここでエプソンちゃんの距離が明らかに10キロないことに気が付きました。

まさかコースの距離が足りていないとは思わないので、エプソンちゃんの調子がめちゃくちゃなんだと思いました。

 

 

3周目

18:56(410)

 

5キロを18分代ってどう考えてもおかしい。

サブ3ペース(キロ415)って、5キロで21分15秒じゃなかったっけ?

あれ?4分15、8分30、12分45、16分60、

あ゛ー、文系だから高度な繰り上げ計算とか無理!

 

エプソンに表示される距離が全く信用できなくなり、まず一番に心配になったのは、この先何周目を走っているか分からなくなること。

これは本当に間違える可能性が高いと感じて焦りました。

とにかく前を走っているランナーについて行くしかないと思い、前のランナーについていくも結局そのランナーを抜かしちゃうみたいな。

ペースの違うランナーが入り乱れているのでもうわけがわからなくなってきました。

 

4周目

18:50(409)

 

混乱が続きます。

エプソンちゃんがずれるといっても普段は距離が実際よりも長く表示されるパターンしかありません。

実際よりも距離が短く表示されることは今までにないことでした。

そして、距離が短く表示されるということは、その分ペースは遅く表示されるのではないのか。

だとしたら、今めっちゃ速く走っているということでは!?

 

なのに、今そこまできつくない!スキップ気分!

 

え?あらやだ?今日の自分、神がかってる!!

 

5周目

18:50(410)

 

いや、大した練習してない自分が神がかるわけねーだろ。

5キロ手動ラップでとってるタイムはおかしくても、表示されるペース自体は大幅に狂うはずないんだよ。

距離不足なんてまさかそんなこと。。

とりあえず、今のペース維持して30キロ走れれば次につながるいい走りなんじゃね?

その後のことは知らん。

 

あれ、あのコロコロのやつで距離を測ってるスタッフさんがいる。。

 

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圧倒的アナログ感。。

 

6周目

18:59(412)

 

よし、ペース維持して30キロ走れた!満足!

 

いや、あと2.5周ならここから崩れてもサブ3狙えるんじゃ?

 

ん?

 

チャリスタッフ「9周走ってください!」

 

やっぱりか。。

どのくらい増えるかと思ってたけど、まるまる1周か。。

あと2.5周と思って体力調整してきたところ、あと3.5周という宣告。

 

てか、そもそもその距離調整でうまいことフルの距離になるんか。

 

なんかもう萎える。

 

ランネットの評価でこんなコメントがありました。

距離計測に大きな誤りあり。急遽修正はされましたが

本大会、「公認ではないものの距離計測は正確」という話だったので、公認フルがどこも中止の中、貴重なレースとしてエントリーしました。しかしスタートしてみると、「5km×8周+調整1周」であったはずのコースが、1周4.5kmほどしかありません。複数のランナーからアピールがあって初めて運営が気付いたのか、距離の再計測が始まり、レース中に急遽、「約4.5km×9周+調整1周」に変更となりました。

途中の距離表示がいい加減なレースは(公認含めて)経験がありますが、さすがに全長が全く違う(修正されなければ38km強だったはずです)という経験は初めてでした。正確な距離計測を謳っていながらこの状況は、いかがなものでしょうか。……と思うとともに、トップのランナーが8周するまでに修正と選手への通知を成し遂げたそのスピード感には、拍手をしたいと思います。

コースは、フラットで記録は出しやすかったと思います。給水も豊富でした。

 

ランネットのコメントで酷評している方はほとんどいないので、やっぱり東北人って人がいいんですよね。僕みたいに。

 

7周目

19:42(421)

 

一気にペースが落ちたところ、さっき抜いてかなり差をつけていたはずのランナーさんに追いつかれました。

 

フォアフットの大きなフォームの走りで早々に息も切れているように見えたので追いつかれることはないだろうと走力を侮っていたランナーさん(以下、「思いっきりフォアフットさん」)。

 

そうかんたんに抜かれるわけにいかないので並走。たまに僕が前に出ることも。

 

引っ張り合いスタート。

 

そして思いっきりフォアフットさんが声をかけてくれました。

 

思いっきりフォアフットさん「1周追加ですね」

 

ちょび「1周追加きついです。それ聞いて一気にペース落ちちゃいました。」

 

弱音吐くな!

いやペース落ちたのは1周追加のせいじゃねーよ。おまえの実力不足だよ。

 

折り返すと僕の体力はもう限界に。

とにかく思いっきりフォアフットさんについていくことだけを考えて走りました。

 

30キロまでペースを維持して走れたことに満足していたこと、この時点のペースはサブ3ペースよりかなり遅かったことから、僕はここからサブ3を狙うという気持ちがまるでありませんでした。

 

でも、思いっきりフォアフットさんは違いました。

サブ3をとるんだという強い意思と気迫が走りにあらわれていました。

 

サブ3できるランナーとできないランナーの違い。

 

8周目

19:42(421)

 

思いっきりフォアフットさんのおかげでペースの落ち込みはおさえられました。

しかし、もう脚が売り切れ店閉まい。

 

給水をとってペースが落ちた後それを回復することができないまま、思いっきりフォアフットさんに引き離されました。

 

あとはもうずるずる落ちるいつものパターン。

キロ5分になろうかというくらいペースが落ちましたが、僕のうしろについているランナーの苦しい息づかいが聞こえてきたので、そのランナーに背中を押してもらう気持ちで走りました。

 

9周目

21:05(440)

 

よし、あと半周だー!

この時点でスタートからのタイム、2:54:11

あと何キロなのかよく分かんないけど、3時間5分は切れるんじゃないかなー。

ここがめちゃくちゃきついけど、これがマラソン

もうひとフン張り!

 

最後の直線、力を振り絞って走る!

 

フィニッシュ

3:01:08417

 

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ーー


フィニッシュ直後、仲間と写真をとる爽やかな笑顔の思いっきりフォアフットさんを見かけました。

それはおそらく、いや間違いなく、サブ3ランナーの笑顔でした。

 

前半飛ばさず、35キロ以降のペースの落ち込みをおさえる。

そして、必ずサブ3するんだという強い意志。

 

いい加減、次はもうぜったい、マジでヤる!

 

 

 つづく(次回、レース後と総括と決意)。