レポ続きです。
前回まで→
レポの前に・・
本日大会サイトにフォトギャラリーが公開されたんですが、きれーに、一枚も、自分が写っている写真がありませんでした!公にしてはいけない顔!(一応集合写真にはかろうじて写ってます。)
このフォトギャラリーめっちゃくちゃよくて参加してホントよかったなーという思いにふけっています。
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36キロ地点の第3エイドを出て後半戦!
コースはMAP3に入ります。
第3エイドでスタッフさんにこの先のコースを確認。
この先は橋をわたって右折して林道に入るとのこと。
右折するところに気をつけねば。
右折ポイント。
林道へ。風が肌寒く感じるようになったのでアームカバーを装備。
ひとりだと心細くなってくる林道。
この辺りから上りはほとんど歩く状態に。
林道区間は上って下って約3キロ。
林道を終えると分岐が続きます。
こういうふうに曲がる以外考えられないところはありがたいです。
12:16 チェックポイントの関のピンピンころり地蔵尊に到着。
自撮りんぐ。これでピンコロ確定!
分岐があるのでジオグラフィカで確認しながら注意深く走ります。
よし大丈夫!
ここから先は約10キロのぼり。
分岐はないのでひたすらまっすぐ進むのみ!
これまでの峠道に比べると傾斜はゆるやかですが、なかなか走る気力がわきません。
ちょっと天気が悪くなってきました。
と思ったら晴れてきて・・・
わー!虹でてるじゃん!
思わずドラクエウォークのAR機能で一枚!
んー、イマイチ!
ドラクエウォークでは定期的にAR機能でフォトコンテストを開催していまして、ちょうど今回のテーマが「秋」なんですよね。
そんなことよりはやく進みましょう。
12:54 第4エイド、横川せせらぎの里に到着(スタートから45キロ地点)。
湯豆腐と白菜鍋!
湯豆腐はポン酢としょうがでいただきました。
白菜鍋もいいお出汁でおいしかったです。
ぶどうゼリーが超おいしそうに見えたのでぶどうゼリーもいただきました。
あ~、エイドでたくない~
トイレへ。
僕の次に到着したランナーもトイレにいました。
このランナーさんが首からタオルをかけているランナーだったので、以下、このランナーさんを「首タオルさん」といいます。
ちょび「上りきついですね。」
首タオルさん「走れる坂だからかえってきついですねー。」
なっぬっ!
首タオルさん、全く歩かずここまできた模様。
僕が虹の写真を撮ったりしてダラダラ進んでいた中、一気に差を縮めたようです。
12:59 第4エイドを出発!
エイドで元気になったのと、首タオルさんが歩いていないということに触発されて僕もちびちびですが走ります。
1キロ弱進んでチェックポイントのやまびこつり橋へ。
しっかりした橋に見えますが、つり橋なので揺れます。
ちょっとこわいです。
つり橋からの景色、どんだけ秋!
ピースいる??
つり橋を後にします。
コースはMAP4へ。
しばらくすれば50キロ地点で坂を上りきります。
地図ではまっすぐ進むかんじだったので引き続きまっすぐ進んでいきましょう!
この辺が最高地点かなと思って撮った写真。
さあ、前に進んでいきましょう。
だんだん下るかんじになってきました。
順調順調。
交差点、地図を取り出して確認。
交差点があるところはまっすぐ。
うん、このままずっと行けば最終エイドだ。
やー、あとは下りだからだいぶ気持ちが楽になってきましたー。
サイロくさいな~
のどかだな~
にしても随分と田舎道が続くな~
なんかちょっと道幅せまくなってきてない?下りのはずが上ってない?
コース合ってるよね、大丈夫大丈夫。
分岐はないはずだし、まっすぐ進んでるから大丈夫大丈夫。
念のためジオグラフィカで確認しよっか。
ジオグラフィカに表示される現在位置、コースから外れてる。。
電波弱くて地図がちゃんと表示されていないし、GPSが正しく捕捉できてないんだな。こんなずれるはずない。
立ち止まりました。
電波よわい。ジオグラフィカの地図がなかなかでてこない。
これは電波入るところまで戻った方がいい。
来た道を戻って歩き始めました。
電波が3本たちました。
ジオグラフィカ上の現在位置は間違っていませんでした。
うっわ、とんでもないところいるじゃん。やっば。。
絶望。。
走って戻ります。
さっきまでけっこう疲れていたはずですが、こういう時って脳が切り替わるんでしょうか。疲れを忘れてハイペースで戻ります。
すると、前からさっきのエイドでいっしょになったランナー、首タオルさんあらわる!
ちょび「まちがってます!だいぶ戻って右折です!」
首タオルさんは、前を走る僕につられてコースロストしたのかもと思って申し訳なくなりました。
さきほど撮った写真を改めてご覧ください。
この写真を見て何も気にならずにブログを読み進めた方は、コースロストの才能アリ!
たまたま撮った写真ですが、この写真にちゃんと矢印の表示があります。
完全に矢印を見落としてそのまま走っていました。
こう言われてもまだ矢印が見つけられない方は、ちょびの上をいっています。お気をつけあそばせ。
この写真を撮ったのが13時27分。
首タオルさんとコースロストした地点まで戻ってきました。矢印あります。
時刻は13:57。
行って戻って30分のロス。
だいたい4~5キロ余計に走りました。バカ過ぎる。。
ちょうど別のランナーがこの分岐にくるところでした。
そのランナーはスマホを注意深く見ながら走っていましたし、矢印にもちゃんと気づいていました。
首タオルさんは、上りで目線は下になるからあの矢印では気づかない、ナビ(ジオグラフィカなどのアプリ)がないとこれはムリだ、などとお話しされておりました。首タオルさん、僕がいなかったらどうなってたんだろう?
今後このようなことがないようにコースロストした原因を列記します。
・しばらく分岐はないのでまっすぐ走っていればいいという思い込み。
・MAPの切り替えになるところでちゃんとMAPを確認していなかった。
・疲れて状況判断が鈍っていた。
・スマホの充電がきれる心配があって細めにジオグラフィカで現在位置を確認していなかった。
→必携品のバッテリーを使って十分充電がもったので今後はケチらずにジオグラフィカで現在位置をチェックする!
今回、まわりのランナーについていけばいいという考えが全く通用しませんでした。参加者42名ですから。
はじめて走るコース、単独走が予想される大会では事前のコースチェックを怠らず、可能な限り試走するようにしたいと思います。
上り坂。
前方に見えるのは蔵王山でしょう。
コースに復帰して安心し、首タオルさんと歩きながらお話ししました。
お話しをうかがうと、首タオルさんは、100マイラー!
超人じゃん!!
どうりで上り坂を歩かずに走り続けていたわけです。
直近で走ったレースは広島湾岸トレイルの108キロ。
108って!なんつー距離!なにその煩悩感。
広島、九州に地縁があるそうで、宮城にやってきたのはごく最近とのこと。
熊本で行われたレースで100マイル完走されたそうです。
ちょび「熊本っていったら阿蘇のトレイルですよね。」
首タオルさん「あれは100マイルではないんですよ。」
ちょび「そうなんですね。次回はコロナで中止みたいですけど(チャーリーさん情報)。」
首タオルさん「阿蘇はもうやらないかもしれない。コース上に私有地があって問題があるらしいです。」
ちょび「なるほどー」
(こんなこと書いて大丈夫か。大丈夫じゃなさそうなときは消します。)
首タオルさんは、次の大会の予定がなく、UTMFにエントリーするかどうか迷っていました。
100マイルってエントリーするにも覚悟がいるわけで、僕がフィーリングで次々大会にエントリーするのとはわけが違います。すごい世界だな~
とかなんとか言って、ついつい話し込んでしまいました。
そろそろ走りましょうか、と言って走り始めます。
下り基調。下りとなるとペースは僕の方が上。先を走ります。
もう道を間違えないように。
ほぼ1分おき、道なりでもこまめにジオグラフィカを見ながら走ります。
大丈夫。分岐はもう迷わない。
空の青さがこの上ない。
矢印にしたがって左へ。矢印を見落とすことはもうありません。
のぼってます。エイドまでもう一息。
ここを曲がってしばらくすればエイドです。
エイド地点、不忘の湯です。
15:13 最終エイドに到着しました(スタートから60キロ地点。僕のスントに表示されている距離は67キロ)。
豚汁をいただきました!
しきりにおかわりを勧められました。
豚汁、大鍋2つ分、参加人数に比してつくりすぎでは。。
豚汁おいしい!
温泉卵もいただきました。
しばらくして、首タオルさんも到着。
首タオルさんは豚汁をおかわりしていました。
ここのエイドは温泉施設です。
スタッフさん「温泉入っていってもいいですよ。時間的に温泉入って歩いてもゴールに間に合いますからw」
よし!それなら温泉入ろう!
ってなるかーい!
完走してからなら迷わず温泉入るんですが。
でも、次回はマジで温泉入って行くのもありかもしれない。
15:18 エイドを出発!
温泉施設の方にがんばれー!と声がけしていただきました。
ありがとうございます!
残り13キロ、最後のひとふんばりです!
つづく。