ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

第35回円谷幸吉メモリアルマラソン大会

 

 

福島県須賀川市出身の著名人といえば?

 

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ディーン・フジオカ

 

以前その事実を知ったとき、衝撃を受けました。

ディーンのディの字も出てこないような、素朴な町、須賀川市からディーンが誕生しただなんて(´⊙ω⊙`)

 

ーー

 

改めまして、ディーン・フジオカ以外で須賀川市出身の著名人といえば?

 

 

ウルトラマンの生みの親、円谷英二監督!

 

ということで、本日は円谷英二メモリアルマラソン大会、ハーフの部を走ってまいりました!

あ、間違えました、円谷違いで、円谷幸吉メモリアルマラソンでした(・ω・)

 

tsuburaya-marathon.com

 

いやですねー、須賀川円谷英二監督の故郷でガンガン、ウルトラマン推しているのはよく分かってるんですが、それにしてもこの大会、幸吉感よりも英二感の方が勝っていました。

 

ーー

 

さてさて、10月の福島はハーフマラソンの大会が目白押し!

一昨年、10月第1週開催の会津若松市鶴ヶ城ハーフマラソンを走り、昨年、10月第3週開催の猪苗代湖ハーフマラソンを走りました(どちらもマラソン百選に入る大会です)。

ということで、今年は東京オリンピックの気運が高まっていることも相まって、福島県人なら円谷幸吉のことを知っておかなければと思い、本大会にエントリー。

 

しかし、先々週の復興マラソンのあと、走るぞーという気持ちは高まったものの、仕事がしんどくてほとんど走っていませんでした(>_<)

いや、走る時間を全くつくれないかといえばそうではないんですよね~。はぁ~。

ソツケンのあとからスピード練習らしいものを全然してなくて、6月のさくらんぼ東根ハーフ以降、ハーフをがっつり走っていません。

ハーフってどんなかんじで走るんだっけ?っていうかんじです。

さらに、大会前日仙台で知人の結婚式(二次会から)に参加予定。

さらにさらに、昨年の本大会のランネットの評価を読んでみると、「アップダウンがきつい」「記録を狙うレースではない」とのこと。

以上、いいわけを散々垂れ流したところで、本日のレースプランはもてる力をしっかり出し切って、次の茂庭っ湖マラソンにつなげようということにしました。

キロ4:30~20で1:35:00を切れれば上出来だろう、コースや天候次第だとそれも微妙かも、でもがんばろう、という心づもりで臨みました。

あんまり気合いを入れないかんじです。

そんなスタンスが結果的に悪くないタイムにつながりました。

 

ーー

 

10月15日(日)

 

4:30 起床@仙台の実家

 

前日の結婚式二次会・三次会は、飲むには飲むものの奇跡的に最後まで自制心を保つことができました(前回の結婚式では飲み過ぎて終電で2駅乗り過ごした)。エラいぞ、自分!

 

朝食は、バナナ1本、うどん3分の1玉。

前回の復興マラソンで胃痛が辛かったので、ビビって早めにかつ少なめに食べました。

 

5:30 仙台の実家を出発

 

車で須賀川に一気に向かいます。

途中、コンビニで、さすがに朝食食べなさ過ぎと思って、ウィダーインゼリーとアルフォートミニを買って、ちょこちょこエネルギー補給。

 

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須賀川インターを降りるとすぐに会場の須賀川アリーナ。

でも、駐車場はここではないので、もどかしさを感じつつ、ここから車で5分ほどのところにある牡丹園へ。

 

7:30 牡丹園駐車場到着。

 

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牡丹園にいた牡丹姫像。

 

荷物をまとめて、シャトルバスへ。

 

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シャトルバス、さっそくウルトラマン

 

シャトルバスに乗ると、練習会でご一緒しているIさんが(Iさんはブロガーではありません)!

こんなところでお会いできるとは!(Iさんもエントリーしているということが完全に頭から抜けていた💦)

復興マラソンでは、全然会えなかったので、今回は早い段階でお会いできてよかった(´∀`)

 

しばらく待って、バス出発。

 

8:06 須賀川アリーナ到着。

 

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ゴール地点の前でバスを降りて、アリーナへ。

 

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さっそく準備します。

荷物預かりはありませんがアリーナ内にロッカー(100円戻るタイプ←これマジありがたい)があります。

公式サイトによれば、男性ロッカーが360個、女性ロッカーが390個(男性ロッカーの方が少ない)。これは早い者勝ちだろうと思い、すぐロッカーに向かったところ、割と空いてました。

更衣室はかなり狭いですが、体育館スペースが解放されているので、そこで広々準備できます。

ロッカーの鍵は事務室で預かってもらえます。

 

Iさんとお話ししたりして、分かれてトイレに行ったり、会場をふらっとしてスタートまでの時間を過ごしました。

隣接する文化センターも開放されているので、トイレも十分あり、トイレ待ちの時間が全くないわけではありませんが、トイレ待ちで相当の時間がつぶれるということはありませんでした。

 

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須賀川市マスコットキャラクター、ボータン!

 

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ウルトラマン

後ろの横断幕は幸吉でホントにあってるの?

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バルタン星人!

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須賀川市を流れる釈迦堂川。河川敷でランナーがアップをしています。

天気がいい日にランニングしたら気持ちよさそうです。

 

ーー

 

ということで、スタート時間が近づいてきたのでぼちぼち整列。

 

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選手集合場所のすぐそばに仮設トイレがあります。いい位置!

 

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15~30分刻みのタイム位置にスタンバイ。

Iさんは陸連登録者ということで、最前列へ。僕は1時間30~45分のゾーンの最後尾へ。

 

 

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スタートが近づいてきました。

 

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9:30 スタート!

スターターは、特別招待選手の柏原竜二選手。かろうじて写っています。

 

天気は、復興マラソンの時とは打って変わって、ドス曇り。気温は14℃。はてブロTに短パンといういつものスタイルなんですが、かなりひんやりします。

 

f:id:chobi_chobi:20171002205107j:plain復興マラソンの時の写真

復興マラソンの天気のよさのきたら、あーた。。同じ10月とは思えない。。

 

 

ということで、ここでコースのご紹介。

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高低図みても全くコースのイメージがわきません!

須賀川はそんな山深い町ではないんですが、常に上ってるか下ってるかんじのコースでした。

 

ハーフの部の参加者数は男女合わせて633名、スタートして、渋滞は全くなし。

このぐらいの規模感が好きです。

 

さてさて、今回のレース、それほど気合いを入れてないということもありまして、前回のフルではジェルを入れていた腰ポケットに、今回はスマホをイン!

目指すは、kojiさん(id:k-nisi)の松本マラソンレポのような写真をふんだんに使った臨場感にあふれ、かつ沿道の温かさが伝わるレースレポ!!

k-nisi.hatenablog.com

すみません、勝手ながらお手本にさせていただいておりますm(_ _)m

 

ちょびのスマホカメラの腕が鳴るぜ!

 

 

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さっそくピンボケ!

 

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一応うまく撮れた

 

 

どんなアップダウンが待っているかよく分からなかったので、前半はそこそこ速いと感じるけど無理のないペースを意識して走ります。

心配していた胃の調子は、やはりモヤモヤを感じるものの、痛みを伴うことはなく、後半は走るので一生懸命で胃のことは忘れていました。

そして、沿道には応援が途切れなく続いて大変ありがたいです。

 

2キロ過ぎ、須賀川駅から続く市街地のメインストリート的な道路を走ります。

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このストリートは、歩道にウルトラマンウルトラマンに出てくる怪獣の像がいくつか置かれているのが特徴。これはしっかり写真に収めなければ!

 

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何の怪獣か分からない。

 

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ウルトラマン、かろうじて撮れた!

 

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そして、何かを伝えたかった写真。

 

 

3キロ付近、翠ヶ丘公園という大きな公園沿いの下り坂を走っていたところ、グランシア須賀川という結婚式場のスタッフさんたちの応援。

みなさん声を出してがんばれーと応援している中に、1人、ミッキーのかぶり物で顔から下は普通にはっぴを着て太鼓をならしている者が!

久しぶりに中国の石景山遊園地を思い出しました。

 

f:id:chobi_chobi:20171015200254j:plainこれで顔から下が普通の格好。

今日一のインパクト☆

下りでペース上がっていたのもあって、写真を取り逃してしまった(>_<)

わたしとしたことがっ!

一生の不覚!

あ~この衝撃が全く伝わらない。

復路でまた会えるだろうと期待しましたが、復路は微妙にコースが違っていて会えませんでした(>_<)

激しく後悔!

このためだけに来年も出ようかなー

 

ということで、6キロ過ぎからは空港道路といわれる幹線道路に出ます。

 

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それまでちょくちょく続いたアップダウンが、ここからはひとつひとつが大きく長いものになってきます。

沿道の応援も少なくなってきました。

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前方にでかい坂が見えて心が折れることを伝えたかった写真。

 

4,5キロそんなコースが続いて、幹線道路の脇に出ます。

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もう少しで折り返しになることを伝えたかった写真。

 

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そして、何かを伝えたかった写真。

 

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11キロ過ぎの折り返し地点に来たことを伝えたかった写真。

 

折り返しまでわりといいペースできています。

 

折り返してから小雨が降ってきました。 

残り6キロくらいのところで、あれ、このままがんばれば90分切りできるんじゃねということに気づきました。

アップダウンがきついから脚がもつか分からないけど、このままいけるところまでいってみよう!

ということで、ここからタイムを意識!写真撮影、放棄!

そう、もともと僕にはカメラセンスなかったんだ!

 

どこかで脚が売り切れるだろうと思いつつも、なんとか脚がもってくれています。

市街地の道路に入ると、残り2キロの表示。この頃には小雨はいつの間にかやんでいました。

すると、沿道から「●●さん!がんばれ!」と僕の名前を呼ぶ声が。

え!だれ!知り合い!?仕事関係の方!?個人的に応援され慣れていないので普通にびっくりしました。

コース誘導のボランティアさんが、大会冊子をその場で見て確認して名前を呼んで応援してくれたものでした。

これはうれしいです!

あざーっす!

 

残り1キロ、もうアップダウンはないかと思いきや、微妙な上り。

うわーん、最後にやめてー

でも最後の曲がり角を曲がるとゴールゲートまでまっすぐ、なだらかな下りの一本道。

 

全ての魔力を解き放つ!

マダンテ

 

猛ダッシュ!

 

ゴール!

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残り2キロは時計に目もくれず必死に走りました。

さてさて、結果は~

 

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1時間29分30秒(本大会はグロスタイムのみ)

 

90分切りできたー。よかったー(*´∇`*)

 

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上りと下りを次々繰り返すので、1キロごとのペースもバラバラです。

 

ーー

 

さて、ゴールの後も一気に書いちゃいますので、もうしばしお付き合いを。

 

完走証を受け取った後、一口饅頭となめこ汁をいただきます。

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まんじゅう、ありがとうございます!

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なめこ汁ありがとうございます!

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紙コップサイズです。

 

そして、Iさんのもとへ。

すでに着替え始めているIさん。

タイムどうでしたかー?と聞くと、

1時間23分とのこと。

 

は~や~す~ぎ~

 

練習熱心なIさん、靴を履き替えようとしたとき、足先が痛々しく、爪が死にまくっているのがとても印象的でした(靴があってないそうです)。

Iさん曰く、この大会は東京マラソン準エリート提携大会で、全体的にレベルが高いとのこと。

後から確認してみたら、陸連登録+ハーフ男子1時間21分以内で東京マラソンに出られるんですね。Iさん、もう少し!

 

Iさんとしばらく話した後、僕この後メモリアルホール見ていきますんでーということでお別れしました。

 

そして、僕は須賀川アリーナの一角にある円谷幸吉メモリアルホールへ。

 

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もはや説明不要と思いますが、円谷幸吉は、福島県須賀川市出身、1964年東京オリンピック、マラソンで銅メダルを獲得、しかしその後、自衛隊体育学校校長の交代、婚約の破談、オーバーワークによる故障等苦悩に見舞われ、1968年1月、自らカミソリで右頸動脈を切り、27歳の若さで死去。

そんな円谷選手の偉業を称え、円谷選手に続く世界にはばたく選手を育成しようというのがこの大会の趣旨なのです。

この機会にメモリアルホールに行ってみました(入館料無料)。

 

入るとさっそく、きさくな館長さん的な方がいらして、今日はどうでしたかーなどと声をかけていただきます。

ちょび「アップダウンがきつかったです。それなりによく走れたと思います。ちなみに写真はとっても大丈夫ですか?」

館長的な方「個人的なかたちであれば」

ちょび「はい、個人的なかたちですね。」

 

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ということで、おそらく自分しか読んでる人はいないであろう日記にのせるというもっぱら個人的なかたちで撮った一枚(メモリアルホールのHPにものっているものなので大丈夫だと思います。たぶん。)。

円谷選手は、色紙を依頼されると必ず忍耐という言葉を書いていたそうです。

 

館内は展示品が数十点あるほか、6分間の映像が上映されており、10~15分ぐらいでまわることができるこじんまりとした施設ですが、円谷選手の短い人生に思いを馳せるには十分な内容です。

 

特に自筆の遺書は一見の価値があります。

銅メダルという立派な結果を残してもなお、周囲へ申し訳ない、申し訳ないという言葉を繰り返し、「父上様 母上様 幸吉はもうすっかり 疲れ切ってしまって走れません」の言葉。胸に迫るものがあります。

 

そして、円谷選手のライバル的な立場にあったのが、特別招待選手として今回は5キロを走られたという君原健二さん。

ちょび「このホールに君原さんもこられたんですか」

館長的な方「きましたよ。君原さんは本当に真面目な方で、毎年こられてお墓参りもされていくんです。九州に住んでいらっしゃるんですけどね。ボストンも完走されてねー。ちょっと今年は腰が曲がられたかんじがしましたねー。」

ちょび「君原さんも本当にすごい方ですよね。」

 

円谷選手の偉業に思いをはせるとともに、君原さんが走り続ける理由も垣間見れたような気がしました。

 

須賀川アリーナのご案内-円谷幸吉メモリアルホール / 公益財団法人 須賀川市スポーツ振興協会

 

ーー

 

さてさて、メモリアルホールを出まして、シャトルバスで牡丹園に戻ります。

このへんのバス移動も全くストレスなし。余裕がありすぎるくらいバスが用意されていました。

 

牡丹園に戻り、その向かいがお土産屋さんだったので入ってみました。

 

やはり目につくのはウルトラマングッズ。

 

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おくすり手帳を使いたくないという一心で病院に行かなくて済むという究極の健康法。

 

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ダダの梅酒。

売切れだったのがとても残念でした。

見えにくくて申し訳ないんですが、梅を採るところからダダがちゃんと作ってます。

モンドセレクション最高金賞とってる。すげーな、ダダ。

 

お土産屋さんを後にして、須賀川で有名なラーメン屋さんへ。

 

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かまや食堂

中華そば大盛り(730円)

90分切れたから今日は煮卵(150円)つけちゃお

tabelog.com

 

 

そしてそして、温泉へ~

 

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大人 入浴料 300円

年季が入った建物で市民のたまり場的なところでした。

すごいヌルヌルした独特のお湯でした。

www.city.sukagawa.fukushima.jp

 

ということで、温泉で疲れを癒やしておうちに帰りましたー

 

ーー

 

最後にこの大会のまとめ

 

【よかったところ】

・バス移動や荷物、トイレ、整列、どこをとってもストレスなし。

・規模がちょうどいい。

・名前を言ってくれる応援

・アップダウンで鍛えられる

 

【気になったところ】

・スタートラインがどこか分からない。ライン的なものがない。スタート地点という案内板の前に人がいて見えない状態でした。(記録はグロスのみなのであんまり関係ないといえば関係ない)

・今日のような天気なら問題ありませんが、エイドはもう少しあってもいいような。。なお、フードエイドなしの基本的に硬派なレースです。

 

自分の走りとしては、次回のフル、11月の茂庭っ湖に向けていい弾みになったように思います。茂庭っ湖はアップダウンがきついので、正直茂庭っ湖でサブ315とは考えていないんですが、少しでもサブ315に近づけるよう準備していきたいと思います。

そして、走りながら写真を撮るのは本当に難しいです。上下動を相当おさえないとダメですね、写真を撮りながら走ることで理想的なフォームになれるかも。

 

ということで、勢いで一気にまとめさせていただきました。

色々な内容を盛り込んで、まとまりのない内容になってしまいましたが、須賀川市のことや円谷選手について知っていただけたならば幸甚です。

長文ご精読いただき、ありがとうございました!

 

おしまい。

 

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その5】ゴール後&総括

レポ最終回です。

前回ゴールしたので、今回はゴールした後のことを書いて締めくくりたいと思います。

前回まで→

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その2】レース前半 - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その3】レース中盤 - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その4】ゴール - ちょびの走りっこ記録

 

ーー

 

ゴールした後、手をひざについて、その場でしばらく動けませんでした。

息を整えて、歩き始めます。

 

まずは、小学生の女の子から完走メダルをかけてもらいます。

「ありがとう(ごめんね、こんなハズレのおっさんに当たっちゃって)」

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この完走メダル(フィニッシャーストーン)は、宮城県石巻市雄勝町でとれる雄勝石という屋根材に使われる石が使われていて、被災地のがれきの中から拾い集めて作られたものです。リボンは熊本県の会社が製作しています。

 

そして、大きめの袋をもらいます。

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ここに参加賞をどんどん入れていくシステム。

ハロウィン方式です。

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タオル!

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水!

キャップが完全に外れないタイプのペットボトル。

もはやこのキャップをうまく開けられないくらい弱っていました。

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ごはん!

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手首に巻くやつ!

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無洗米!

これをバンビさん(id:rain-cascade)からいただきました(^^)

ありがとうございました!

お会いできて本当にうれしかったです☆

バンビさんのボランティアレポ、すばらしいです!

 

rain-cascade.hatenablog.com

 

バンビさんに別れを告げてハロウィン続き。

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乳酸菌ショコラ!

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赤飯!

そして、ラストになんと!

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アイスまんじゅう

 

許す!全部許す!

 

いろいろ文句をいいたくなるところはあったけど全部水に流す!

アイスが出てくるなんて思ってなかったし、今までゴールした後にアイスもらえる大会なんてなかったので、マジうれしい!最高のご褒美!

 

溶ける前に早く食べよう(^^♪

ゴールしたランナーも地面に座って食べています。

よっこらっしょと地べたに座った瞬間、

ピッキーーン!

左足ふくらはぎと右足の付け根が同時につりました。

悶絶。

 

僕こう見えて(どう見えて?)、足をつるっていう経験がほとんどなく、ここ数年はボクササイズ中につることはありましたが(このときは大変でした)、これまで走っている最中、走った直後につるということは一度もありませんでした。

暑さで相当身体がやられてしまっていたみたいです。補給についても反省です。

 

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そのほか会場でタダでもらえるものを集めたらこんなかんじになりました。

 

そして、完走証を発行してもらい、記念Tシャツと記念誌を受け取ります。

スタート前は混雑して、なかなか受取れなかったみたいです。

 

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Tシャツ表!

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Tシャツ裏!

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大会記念誌!

この記念誌がまたいいんですわ~

今までに出会ったことのない大会冊子でした。

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この大会にかかわる様々な立場の人の思いがつづられていて、そこに超ちっちゃい字ではあるものの参加ランナーのひとりとして自分の名前があって、少しでも復興にかかわることができたのかな、とそう思える大会冊子でした。

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ーー

 

その後、とにかく水分がほしい、水分がほしい、炭酸で!

と思い、復興マルシェをさまよい(いろんな屋台があるけど、ビール以外の飲み物が意外と見当たらない)

 

そして

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澤乃泉サイダー!

車なのでお店の人にお酒じゃないことをちゃんと確認しました。

飲んだら日本酒の味がするサイダーでした。ノンアルだけど酔っ払いそう(*´▽`*)

 

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でかい豚汁を買って食べました!(豚が有名な大河原町のブースより、1杯300円)

ちなみに亘理町のブースのはらこめしは完売していました。やっぱりエイドで食べておいて正解でした☆

 

ーー

 

さーぼちぼち帰るかーということで、バス乗り場に行きます。

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バス乗り場があるという方向に向かって歩いていきますが、なかなか遠いですねー

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 宮城県人にとって、あのときの嶋の言葉は忘れられません。

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田んぼに出たけど本当にこの先にバス乗り場あるの?

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あーここ走ったところだなー

この辺りを走っていた時はあんな地獄をみるとは思ってもなかったなー

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遠いよ~

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2キロ地点の「がんばってね」を受けて、バス乗り場までの道をがんばって歩きます。

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もう少し

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会場から2キロか3キロくらい歩きました。

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ようやく着いたけど長蛇の列

 

バスがくるのをひたすら待ちます。

仙台空港行きのバスは次々ランナーを乗せていきますが、僕が乗る名取方面のバスはなっかなかこないです。

フルを走った後の身体にはかなりきついバス待ち。けっこう風が吹いていて身体が冷えます。

ほとんどのランナーは地べたに座ってバスがくるのを待っていました。

ざっと45分くらい待って、バスに乗ることができました。

僕より後の人はもっと長い時間待たされたと思いますし、夕方になるにつれ寒くなってきていたので本当に大変だったと思います。

レース自体は本当に素晴らしかったので、このバス問題は本当に残念でした。

そこから道路が混んでいるのもあって40分くらいバスに揺られて、駐車場になっているパナソニック仙台工場につきました。

車に到着した時点で16:00。

あ~思った以上に時間かかったな~

 

悔しい思いをかみしめつつ、でも参加して本当によかったなーと思いを巡らす、日曜の黄昏時。

帰りの車、FMの「あ、安部礼司」でかかったていたナンバー。

www.youtube.com

やっぱり、安室ちゃんはいい!

 

ーー

 

●大会について

 

【よかったところ】

・沿道の応援がすばらしかったです。応援団もいました。沿道からの「ありがとう」の声は、いわきサンシャインマラソンに通じるものがありました。

アイスまんじゅう

・エイドが充実。はらこめしはもちろん、バラエティに富んだフードが楽しめます。

・フラットではある。夏場の練習の成果がもろに出るコースだと思います。夏場しっかり練習を積んだ人は好タイムを出せるはずです。

・大会記念誌

・1キロごとのキロ表示

 

【よくなかったところ】

・バス問題。次回は間違いなく改善されるはず。

・コース上のトイレが明らかに少ないように思いました。

 

ーー

 

●自分の走りについての雑感

 

ここから先は、自分の反省をつらつら書くだけですので、あしからず。。

 

客観的にみて今回の自分の結果は至極当然の結果だったと思っています。 

今回が5回目のフルだったんですが、これまでずっと自己ベストを更新してきた中、レースに向けてどう仕上げるかという考えが甘いまま、今回も自己ベスト更新だ、サブ315だなどと言っているところがありました。

ふりかえってみると昨シーズンは、8月の北海道マラソン、11月の茂庭っ湖マラソン、2月のサンシャインマラソンと、うまいことステップを踏んで記録が更新できていました。

10月のあたま、暑いレースになることは想定できた中で、暑さ対策を特にしていたわけでもなく、8月はドラクエで時間をつぶし、天気が曇ることをただただ祈っていた中、そりゃ天気よくなりゃ練習通り走れるわけないわなー

帰ってからランスマの録画を見て、ロンブー亮さんの北海道マラソンでの走り、夏場の練習を見て、自分はまだまだだったなという思いに至っています。

ソツケンをクリアするための練習になってしまっていて、ソツケンさえクリアできればレースもなんとかなるだろうぐらいに考えていました。

 

レース中、レース直後は、これまでのレースの中でかつてないほど大崩れしたことに打ちひしがれて、しょんぼりしていましたが、今回こういう結果が出たことはむしろよかったと思っています。

もっとランナーとして、というか人として成長しないとなという思いに至っています。

これからどうやって記録を伸ばしていこうかなーと考えるとワクワクします。今後の仕事のこととかを考えるとどこまで練習できるか、結果をだせるか、不安もありますが、大会までの過程も含めて楽しみながらやっていきたいと思います!

 

ーー

 

そんな自分の走りはさておき、レース前の1週間は毎朝通勤で聞く「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」でたまたま震災の話題を取り上げていて、震災のときのことを思い出したりなんかしていました。

そして、復興マラソン。僕はちょくちょく仙台空港を利用したりしていて、大会のコースになっているところはどこか見慣れた風景になっていましたが、実際にコースを走ってみると違った印象を受けました。

走ることで何か被災地の役に立っているのだろうか、などと考えたりもします。

被災地を応援したいという思いで臨んだはずが、自分の方が沿道のみなさんから元気をもらいました。

僕は、ランナー、応援、ボランティア、さまざまな立場の人のエネルギーがつまったマラソン大会というイベントそのものが大好きです。

今後もこの大会が末永く続いて、大会のたびに被災地が元気なエネルギーにみちあふれることを心から願っています。

 

ーー

 

最後に。

ボランティアのみなさんをはじめ、大会に携わったみなさま、本当にありがとうございました。

そして、レポを読んでくださったみなさん、大会のよさ伝わりましたでしょうか?

レポにおつきあいいただき、ありがとうございました!

こんな調子でこれからもぼちぼちやっていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

おしまい。

 

 

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その4】ゴール

今日復興マラソン事務局から「仙台放送からのお知らせ」というメールがきました。

「大会終了後に仙台放送社員が業務用ノートパソコン1台を紛失いたしました。
このパソコンには個人情報が保存されており、・・(中略)・・深くお詫び申し上げます。」とのこと。

ありゃりゃ。パソコンはいったいどこへ。。

 

レポ続きです。

同日レースだったみなさんのレポがとっくにゴールしている中、僕も遅ればせながら今日ゴールします(みなさんのレポペースについていけない)。

前回まで→

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その2】レース前半 - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その3】レース中盤 - ちょびの走りっこ記録

 

ーー

 

30キロまできました。

ここまでのタイムを振り返ります。

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サブ315は、5キロラップ23分で達成できます。

しかし、25キロを過ぎてから、胃痛、暑さ、疲労でガクンとペースが落ちます。

30キロを過ぎてペースは一層落ちました。既に体力の限界。

 

ーー


 
32キロ、名取市閖上のエイド。毎週日曜に朝市が開かれているところで、ステージが設営されフラダンスが披露されていました。
 
32キロ過ぎ、ぐるっと折り返して来た道を戻ります。
あと10キロのはずが、ゴールまでの道のりが途方もなく長く感じられました。
最後のジェル補給。
胃がしんどいのですが、日差しに耐えるためにもエネルギーが必要と考えて補給しました。
胃の痛みはときどきよくなったかと思えば悪くなったりを繰り返していました。
そして、日差しがきつい!

 

エイドで水を頭にかけますがダメです。

日差しが容赦なく顔面を攻撃してきます。

サンバイザーをつけて走っていましたが、後からサンバイザーで影になっていたところとそうでなかったところがくっきり分かれるくらい日焼けしていました。

顔面ツートンカラー状態。


そして、往路には風船をつけたサブ3.5ペーサーが。
う~わ~、近づいてきてる~。
タイム的にグロスでサブ3,5はまだ狙えるはず。
でも足を動かすのがやっとの状態。
まわりのランナーにどんどん抜かされていきます。
 
34キロ付近に私設エイドがあり、コーラが置いてあります!
あー超ありがたい!
 
その後エイドでは完全に歩いてしまう状態でした。
今までフルマラソンに挑戦してきて、初フルでも歩くということはありませんでした。
なんなら終盤に歩いている自分よりスタートブロックが先のランナーを抜きながら、練習足りなかったんじゃないのーなんて思うこともありましたが、今はその歩いてしまうランナーの気持ちが痛いほどよく分かります(T_T)
 
ここまで大崩れすると思っていなかったので、ショックで足をとぼとぼ進めるしかありませんでした。

暑いっていったって去年の北海道マラソンに比べたらマシだろ、疲労だって6月に走ったウルトラのときに比べたらマシだろ、そう自分に言い聞かせますが、足があがりません。

時計にはキロ6:00オーバーの表示。
もはやウルトラのときのラスト10キロより遅いペースが時計に表示されます。

マジか。。


胃がしんどい。身体がもう動かない。

 

それにしても長い、長すぎる、あと数キロなのに全然終わってくれない。


リタイヤが頭をよぎります。

こんなかっこ悪い状況をレポにするくらいなら、いっそリタイヤしたい。

 


しかし!僕の背中には羽根がある!
じゃなくて
僕の背中には「メガンテ」がある!

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ここで本当に自滅するわけにはいかないんです!
ここで完全に砕け散ったら、ブログとして本当にいたたまれないことになってしまう!(十分いたたまれないかんじになってますけれども)

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僕はばくだん岩じゃないんだ!

一応はてブロランナーなんだ!

どんなに無様な恰好でもいい!
ゴールだけはしよう!
 
ーー
 
ひたすらとぼとぼ足を進めて、残り5キロ、4キロ、
ゴールが近づけば自然と力が湧いてくることを期待しますが、力全く湧いてこず。
 
残り3キロ、おじいちゃんランナーが話しかけてきました。
「往路の人はまだ20キロ過ぎとかなのかねー?」
ちょび「そ、そうですねー」
「はぁーん」
 
おじいちゃんランナーは、まだ先が長い往路のランナーがバテまくっていることが心配だったようです。余裕だな。
確かに自分もバテまくっていますが、往路のランナーの多くが歩いていてバテまくってました。
 
残り2キロ、あと10分でゴールすればグロスでサブ3.5いけるかもしれないんだけどー、
あー足が動かん。身体が動かん。

そして、無情にもサブ3.5ペーサー第1陣が前を通り過ぎていきました。

これはまだ第1陣、なんかよく分かりませんが、後方に第2陣がいたのは分かっていました。第2陣には抜かされたくない!
 
残り1キロ、ゴールがぼんやり見えてきました。

すると、サブ3.5ペーサー第2陣が背後に。そして、僕の目の前に。
なんとか食らいつこうとしますが、左足がつりそうになってスピードをあげることができません。
あと1キロ、身体がぶっ壊れてもいいから走れ!
どんなに自分に言い聞かせても身体は動いてくれません。
サブ3.5ペーサー、そしてそれに追随するゼッケンBの数人のランナー。
あまりにも軽快な足取りで颯爽と目の前を通り過ぎていきました。
ペーサーについてきたランナーはペーサーに別れを告げて、笑顔でスパートをかけていきました。

 

遠くなっていく背中を目で追うことしかできませんでした。


 
ただただ打ちひしがれる思いでした。

 

 

(あ、やだ、なんかちょっと暗いかんじになっちゃったかもしれませんが、このときの思いをしっかり書くことで、次につなげたいと思います!)
 

ラスト、力を振り絞ってゴール!
 

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GPSズレズレですが、
グロス 3:30:33
ネット 3:27:48
という記録でした。

 

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とにかくゴールできてよかった(´▽`)

 

ということで、次回ゴール後の出来事と総括でレポ最終回にしたいと思います。

 

つづく。

 

 

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その3】レース中盤

今日は、日に焼けた顔の皮膚が一気にはがれだして、ただでさえヤバい顔がより一層ヤバいことになっています。

レポ続きです。

前回まで→

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その2】レース前半 - ちょびの走りっこ記録

 

ーー

 

11キロ地点のエイドではらこめしを食べて、このレース既にやりきった感を感じつつ進みます。

 

亘理町荒浜地区をぐるっと通り過ぎて、先ほど往路で通ってきた亘理大橋の復路を走ります。

 

f:id:chobi_chobi:20171004180952j:image記念誌より

 

そして沿岸部のひたすら長く続く道路を北上していきます。 

 

f:id:chobi_chobi:20171004181001j:image記念誌より

 

突然ですが脳内BGM!

 

www.youtube.com

 

どーこへーでもーつづくー道がある~♪

 

わたくし、小室サウンドで育った者です。

はじめて買ったCDがSMAPの「たぶんオーライ」で、そのあとミスチルの「シーソーゲーム」とかをはさんで、安室ちゃんの「Don't wanna cry」を買いました。

特別ファンというわけではありませんし、せいぜい聞いていたのも小室プロデュースのときまででしたが、引退報道の後、思わずツタヤに行きました。そしたら安室ちゃんのCDほとんど借りられていました。

でも90年代の安室ちゃんの曲をすぐ聞きたいと思って、配信でベストアルバム「181920」をダウンロード。

ここ数日は走りながらずっと安室ちゃんを聞いてました。

やっぱり眉は細眉!

小室ファミリーで第一線で今も活躍を続けているのは、安室ちゃんぐらいですよね。

引退と決まって、改めて安室ちゃんの存在の大きさを感じています。

 

ーー

 

って、完全にマラソンから離れてしまいました。

あまりにもどこまでも続く道なので脳内BGMがかかったということでした。

 

この辺までくると、ランナーはばらけました。

かなり日差しが気になるようになってきて、まわりのペースが落ちてきました。

この人、ちょうどいいペースだなーと思ってついていくと、いつのまにかペースが落ちてしまっていたり。

それまでは沿道の応援がほとんど途切れなく続いていましたが、さすがにこの沿岸近くの道路まで応援に来るのは困難と思われ、静かな道路を淡々と進みます。

 

15キロ付近でジェルを補給(だいたい10キロおきでジェル補給の計画)。

19キロ付近にフードつきのエイド。

はらこめし以外エイドでフードを食べることはありませんでしたが、ここにはブドウや梨、まるごと1個のトマトがありました。ミニトマトじゃないです、立派なトマトがまるごと。

 

以降、6か所のフードエイドがありましたが、どこになにがあったかうろ覚えです。

ただ、公式サイトにも紹介されていた、せり鍋、岩沼とんちゃん(ホルモン焼き)、浜焼きがちゃんとありました。他では味わえない、充実したフードエイドだと思います!

 

f:id:chobi_chobi:20171004204414p:plainせり鍋

(紙コップで提供されていました)

f:id:chobi_chobi:20171004204437p:plain岩沼とんちゃん

f:id:chobi_chobi:20171004204451p:plain浜焼き

(さすがに網の上に置かれてはいませんでしたが、香ばしく焼きあがった貝がエイドに置いてありました。)

 

ーー

 

ということで20キロ通過。

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そして、中間通過は、1:37:45(グロス

 

よし、このまま行ったらグロスでサブ315いけるんじゃないか!

 

だなんて思いは微塵もありませんでした。

もうだいぶ前から、15キロ辺りからでしょうか、このままのペースでいけるはずがないということはうすうす分かっていました。

練習で35キロ走をしたときの息づかい、足の感覚と全く違います。

明らかに息がきれ、足が重い。

 

そして、何より胃が痛い。。

 

走り出して4,5キロしてからなんとなーく、やだな~やだな~(稲川淳二風味)

と思っていた胃のもやもや。

もやもやはやがて違和感に、違和感は不快感に、不快感は痛みにかわっていました。

キリキリしめつけるような弱冠吐き気もともなう痛み。

大会前最後の土曜、飲み会の翌日に10キロTTをしたときのあの胃のかんじ。そのときの痛みを超えていました。

 

僕は走ると胃がよく痛くなります。痛くなっても、違和感のレベルでレース内容に影響が出るほど痛くなることはほとんどありませんでした。

最近は大会の前日と当日の朝に胃薬を飲むことで、ほとんど気にならなくなっていたんですが、今回久々に胃痛が襲ってきました。

朝ごはんを食べ過ぎたわけではないし、食べるのが遅かったのか、最近胃が弱っていたのか。。(エイドで食べたはらこめしのせいではないです、ホントに。はらこめしは悪くありません。仮にはらこめしが胃の状態を余計悪くさせていたとしても、はらこめしはどうしても食べたかったので悔いはありません。)

 

そして、照り付ける日差し。

あとから大崩れしないようにペースを落とそう落とそうと思っても落とせませんでした。

改めて思いました、自分はペース落とすの恐怖症なんだと。

とにかくいけるところまでペースをキープするんだという現実逃避ないし思考停止。

 

ーー

 

23キロのエイド、会場直近のエイドでとても盛り上がっています。

そして、先日友人の結婚式で知り合ったK君発見!

 

超イケメンのK君、結婚式のときはシュッとしていたので、ちゃんと見つけられるかどうか不安で、23キロのエイドが近づいてきてずっとキョロキョロしていましたが、すぐに分かりました。

グラサンで身体を前のめりにしてガンガン声がけしています。

結婚式のときのK君じゃない。。

 

マラソンは人をかえる。。

 

K君とハイタッチして、元気をもらいます。

 

24キロ付近、仙台空港の近くを走ると頭上を飛行機が過ぎていきます。なかなかの迫力。

 

25キロ付近でいよいよペースが落ちてきました。

まわりのランナーについていくのが厳しくなってきました。

ジェルを補給します。

 

27キロ過ぎ、名取市美田園地区、住宅地で沿道の応援がアツいです。

アゴをあげるな!足をあげろ!」

明らかに自分に言われているような気がして、目線を落としアゴをひきます。

息を一息はきます。

 

よし、脳内BGMだ!

www.youtube.com

 

残りは15キロ、まだサブ315のチャンスがなくなったわけじゃない。

チャンスを追うんだ!

(この前PVまでダウンロードしちゃいました。イントロ、そしてサビへの盛り上がりがたまらない)

 

ーー

 

28キロ過ぎ、仮設トイレを発見。

この胃ではダメだ、思い切ってスッキリさせた方がいい。

はじめて足をとめました。1つあった仮設トイレは使用中でした。

 

深呼吸をします。

とにかく苦しかったので、足をとめて少し気持ちが落ち着いたかもしれません。

チャンスを追いたい気持ちはやまやまですが、サブ315が無理なことはここでほとんど確信しました。少しでもいい内容で終わらせよう。

 

トイレがなかなか空く気配がなかったので、再度走り始めることにしました。

足が重く、思うように足が前に出ません。

 

30キロ通過。

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ここから先は途方もなく長いゴールまでの道のりです。

 

つづく。(次回ゴールします)

 

 

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その2】レース前半

レポ続きです。

 

前回→第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録

 

ーー

 

トイレを済ませてスタート地点へ向かいます。

トイレ待ちが結構長かったので、トイレを出た段階でスタート約10分前!

大丈夫大丈夫焦らない焦らない。

いつもの自分に比べれば断然早い。

僕のスタートブロックはAブロック。

同じくAブロックには練習会でご一緒しているIさんがいるはず。スタート前にIさんとお話しして気持ちを高めよう!

 

ところが、トイレからスタート地点まで結構距離があり、整列する人がごった返していてなかなか前に進めません。

ようやくCブロックのわきまできて、Bブロックのわきを通ろうとしたとき、

 

「5分前なので締め切りました。これより先は入らないでください。」

 

(´゚д゚`)!?

 

な、なに!?

聞いてない、聞いてない!何そのシステム!?

 

「締め切りましたので、最終ブロック(Cブロック)からスタートになります」

 

案内をよく読んでいない自分が本当にバカでした。

帰って案内を見返したらこう書いてありました。

 

指定ブロックの整列時間に間に合わなかった場合は、最終ブロックからの入場になります。

・・・

 各ブロックの閉鎖時刻は各ウエーブスタートのスタート時刻10分前までです。指定のブロックに間に合わない場合は、最終ブロックへお並び下さい。

 

第1ウエーブ、A、B、Cのスタート時刻は9:15。

そして、整列終了時間は9:05だったのです。

 

自爆!!

 

仕方なく、Cブロックの中に入るゼッケンA。しかも、背中にメガンテ。。

Cブロックのランナーの心の声が聞こえてきました。

「わーあの人、Aブロックなのにここにいるー、何なのー、超邪魔なんですけどー、わーしかも、背中にメガンテとかって、ぷぷぷ、スタート前から自爆してやんのー」

 

やめて!!見ないで!!

 

CブロックにいるA、Bのゼッケンの人がけっこういます。

何度か大会に参加してると、もはや参加案内読まないですよね~(たぶん共感してくれる人ゼロ)

自分がバカだっていうのは百も承知なんですが、そういう重要なことはもっと強調して書いてもらえなかったすかねー

太字で、フォントの大きさ20くらいで、アンダーラインと網かけつきで。

会場内のアナウンスもなかったような。。自分が聞いてなかっただけかも。。

いやとにかく自分が悪い。

次から気をつけます(T_T)

 

ということで、9:15 スタート!

 

なかなか前に進まないCブロック。スタートゲートまで200mぐらいあります。

号砲からスタートゲート通過まで2分45秒かかりました。

あーもったいない。。

あーバカすぎる。。

スタートゲートを通過してからも、道幅がそれほど広くなくて、なかなか前に進めません。

僕と同じようにCブロックからスタートになったA・Bゼッケンの人の後に続いて、隙間を縫うようにして進みます。

 

1キロくらい進んでだいぶばらけてきましたが、まだまわりのランナーはほとんどCゼッケン。

僕の居場所はここではない、2分45秒のロスを早めに取り返したいと思い、前に進みます。

しかし、しばらくしてふと気づくと、あれ?けっこうペース速くない?

時計に目をやるとキロ4分20秒台。

あれあれ?Cブロックのレベル高い。

そもそも僕はCブロックが本来の居場所だった?

もうちょっとペース落としたいんだよなと思いつつも、そのうち落ち着くだろうと思い4分20秒台後半のペースでそのまま進みます。

 

改めてコース図です。

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最初の10キロは岩沼市から亘理町に向かってまっすぐ南下していきます。

ほどよく風が吹いていてそれほど暑さは感じません、今のところ。

沿道には思った以上にたくさん応援の人がきています。ありがたいです。

 

9キロ手前、岩沼市亘理町の間を流れる阿武隈川にかかる亘理大橋をわたります。

はじめての上り坂です。コース内では1番大きいアップダウンになりますがそれほどキツくありません。

橋からの眺めはキラキラした川面と開けた景色でとても清々しいです。

 

ちょうど橋の上で、招待選手の井上大仁選手とすれ違います。井上選手、超細いです。無駄な脂肪が一切ないってかんじです。

 

橋を降りると10キロ通過です。

 

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目標設定ではキロ4’37なので、ちょっと速いかなというかんじです。

 

そしてまもなく、本日1番のお目当て、11キロ付近にあるはらこめしのエイドへ。

 

はらこめし以外にもフードのエイドがいろいろありましたが、はらこめし以外目に入らず、はらこめしへまっしぐら。

 

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そう、今日の目的はこれ!

透明の底が浅いプラスチックのカップにちゃんといくらも乗ったかたちで用意されていました。

 

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んーでもどうやってたべるのか。

カップを口にもっていってカップを逆さにします。

ポロポロっといくらだけが口の中に入ってきました。

カップをふります。

落ちてこないごはん。

仕方あるまい。

インド人方式。

カップの中のごはんを手でとって口に放り込む。

むぐっ

思ったよりごはんの量が多い!

ごはん2口分ぐらいでしょうか、口の中がごはんでぱんぱんに。

い、息ができん。

エイドゾーンを過ぎてしまって水で流し込みたくてももはや無理。

く、苦しい。

かんで、かんで、ごっくん。

あーしんどかった(もはや味わうとかいうレベルではなかった。)

 

そんなはらこめしは、亘理町の郷土料理。

10月になるとうちでもよく母がつくってくれました。

亘理町は、他にもいちごが名産で、仙台いちごとして売られているいちごは亘理でつくられたものです(最近はアセロラ栽培にも力を入れています)。

亘理町は、とても温暖な気候で、宮城県内でも有数の海水浴場があります。

自称、東北の湘南。あくまで自称です。

震災前は海水浴場にサーファーがたくさん集まってきていましたが、まだ海水浴場は再開に至っていません。

ちなみに、このはらこめし亘理町が発祥なのに、この前テレビで岩沼市が取り上げられていたとき、はらこめしは岩沼発祥って紹介されていました。おい、岩沼!何言ってけつかんねん!

伊達政宗はらこめしを献上したのが亘理の漁師なのか、岩沼の漁師なのか、論争があるようです。岩沼からすると、伊達政宗がわざわざ阿武隈川をわたって食べるか、と。

いや、もうウィキペディアには亘理って書いてあるから、はらこめしは亘理のもので決まり!

亘理町には、はらこめしが食べられるお店がたくさんありますから、ぜひきてけさい~

 

ということで、今回のレースの目的を達成し、あとは走りに集中するのみ!

 

つづく。

 

 

第1回東北みやぎ復興マラソンふりかえり【その1】スタートまで

昨日の速報記事に訪問して下さったみなさん、

コメントいただいたみなさん、

本当にありがとうございました!

次に向けてがんばろうという気持ちがわきまくっています!!

 

走り終えて、いろいろな思いが巡ってそれを書き始めたら止まらなくなってきたので、そういう反省的なことは最後にまとめるとして、レポを始めて参りたいと思います!

 

ーー

 

はじめに言っておきますと、復興マラソン、個人的には全体として悪い大会ではなかったと思います。
同じ第1回大会の松本マラソンが高評価を得ているところ、対照的に復興マラソンはランネットの大会レポで酷評されています。
一番問題だったのがシャトルバス問題だったと思いますが(帰りのシャトルバス乗り場まで遠い&待たされる)、そこが改善されればだいぶいい大会になると思います(そう思うのは僕のバスの待ち時間がまだましな方だったからかもしれませんが)。
ただ来年人が集まるかどうかはかなり微妙な気がします。
それでも、規模を縮小してでも続ける意義のある大会だと思います。


復興マラソン、いい大会だよ!ということを今回のレポでお伝えできればと思います!
たぶんこの後いろいろ文句をたれますが、あくまでいい大会なんだよという気持ちをもって書いておりますので、よろしくお願いします。

 

ーー

 

10月1日(日)

 

5:00 起床。

前日から仙台の実家に帰ってきています。

応援にきてくれてもいいんだよ、と両親に言いましたが、特に反応がなくテレビでみるからがんばってということでした。

朝ごはん、うどん(2分の1玉ぐらい)とバナナ2本、クッキー2枚 。

 

6:00 家を出発。

渋滞の心配があったので、高速を使いなるべく早く駐車場へ。

 

6:45 駐車場(名取市にあるパナソニック仙台工場)へ。

迷うことはありませんでしたが、駐車場の案内が駐車場のごく近くにしかありませんでした。

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車の中で準備を整えて、工場敷地内のシャトルバス乗り場へ。シャトルバス乗り場までそれほど歩くことはありません。

 

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シャトルバスに乗ると、会場との接続の関係で少々お待ちください、ということで20分くらいバスの出発待ち。

 

バス出発。20分くらいバスに揺られて、降車場へ。

バスを降りて会場に行くまでの間にとった写真

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空が澄み切りまくってます。そんなに澄み切らなくていいんだよ~

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バスから降りて会場に行くまでの道がちょうどコースのラストの部分になっています。

こんなかんじでコースには1キロごとに表示がありました。

バスを降りて10分くらい歩いて、8:00少し前に会場に到着。

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トイレを済ませ、会場を一望できそうな小高いところに行ってみます。

 

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この小高い丘の中腹

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この小高いところからぐるっとまわりを見まわします。

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会場南側は復興マルシェでにぎわっています。人が超いっぱい。

ということで会場南側へ。

 

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ポカリが配られていたのでいただきます。

そのコップがこんなコップ。

 

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ほうほう、僕の1万3000円(参加費)はこういうところにいっているのか。

エイドのコップもこのコップで、プラスチック製というか、正確には何というかよくわかりませんが硬めのコップです。

紙コップだと、しばらく水を入れているとコップがへたっちゃうことがあるので、こういうコップの方がいいかもしれませんが、飲むとき飲み口を折ったり、たたんだりする派の人にはちょっと不向きなコップです。

 

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なるほど、僕の1万3000円(参加費)はこういうところにいっているのか。

いや、スポンサーからの提供とかなんでしょうけど、こう思っちゃうひねくれ小僧もいるよ~

会場の案内図とかを充実させた方がいいのかなとか思ったりなんかしちゃったりなんかしちゃうかな~

 

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会場をふらっとしたあと、荷物預かり所へ。

家で着替えてきて、上着だけ羽織ってる状態だったので、更衣室テントには行っていません。

荷物を預けようと思ったところでK君からラインが。

 

K君は、先月の結婚式で新郎友人(高校つながり)のテーブルでいっしょになった人なんですが、高校のときは一切話したこともなく全く接点のない人だったんですが、話してみたら結構走る人だったんです。

そのとき、翌週に秋田ウルトラを控えてるんだーと話していて、うわっ、ひょんなところにヘンタイウルトラランナーがいるもんだなーと。

彼の秋田ウルトラの結果は10時間30分ということでした。

秋田ウルトラの高低図みたらえげつないことになっていました。超ドヘンタイ本物のウルトラランナーです。

そして、鼻が高い超イケメン。

鼻が低い(おまけに横にデカい、鼻毛がよく出てる)僕は、イケメンとは基本的に距離を置く主義なので、走るという接点がなければ結婚式で話しをすることもなくおわっていました。

 

そして、このK君が復興マラソンに応援で行くんだーということで連絡をとっていたところでした。

携帯もいっしょに荷物で預けるし、あとトイレ行って整列するから、今から会うのは無理だねーということで、23キロ地点で応援してるよというラインをもらいました。

 

アップスペースで少しストレッチをして、もう1回トイレへ。

 

スタートの時間が近づいている中、トイレにかなりの人数が並んでいます。それでもここで行っておかないわけにはいかないだろうと判断して待ちます。

 

待ってる間、ランナーのゼッケンを見ます。

ゼッケンには自由記載欄があります。

7割ぐらいの人が何も書いていませんが、書いている人はそれぞれの思いを書いています。

走っている間もこのゼッケンのメッセージを見ながら走っていたんですが、いろいろなメッセージがありました。

 

「絆」

「がんばろう」

「ありがとう」

「応援ありがとう、僕も応援しています」

楽天日本シリーズに行きたい」

「酪農カフェオレ最高!福島大好き!」

「ずんだ」

 

僕はいろいろ悩んだ結果、こんなかんじに書いてみました。

 

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メガンテをご存じない方に説明。

ドラゴンクエストシリーズに登場する自爆呪文。2より登場。

自らの命と引き替えに敵全体に大打撃を与える。メガンテを受けた敵は、砕け散るか大ダメージを受ける。

メガンテとは - はてなキーワード

 

大会前日のブログ

練習ふりかえり&レースプランを考える - ちょびの走りっこ記録

に、キラさん(id:kirataku)のコメントからいただいたお言葉でして、胸に突き刺さるものがありましたので、当たって砕け散ろうという思いで、キラさん発信のお言葉を拝借しました。

 

で、これしかない!と思って書いてみて、ふと我に返りました。

 

復興マラソン、あなたの想いを!に「メガンテ」。。

 

42、195キロ、背中に「メガンテ」。。

 

 

 (キラさん、心が折れに折れまくってリタイヤも考えたレースでしたが、メガンテの精神(?)で完走できました!ありがとうございました!)

 

 

トイレを済ませてスタート地点に向かいます。

 

 

つづく。