夏にしなくていいものをあげます。
1 オリンピック
2 甲子園
3 マラソン
あと、花火、祭り全般、キャンプ、あと、ビアガーデン、これさーほんとにみんな夏だからこそやろうって思ってやってるの?正気ですか?
もうさー、最近暑くてストレスたまりまくるから何度も書いてる気がするけど、夏にやる意味ないじゃん。涼しくなってから、秋にやった方がぜったいにいいに決まってるじゃん。
オリンピックと甲子園は完全に広告ビジネスに飲まれたものと理解してますが、選手たちがかわいそう。とくに野球ってどう考えても夏のスポーツじゃない。甲子園のあのよく分かんない延長のボーナスステージみたいなやつ何マジで。そもそも夏にやらなきゃいいんだよ。高校サッカーもラグビー(花園)も冬やってるじゃん!
夏の風物詩とかいうのやめよマジで!今もう令和じゃん!死人でるから、っていうか死人でてても明るみになってないんじゃない?
そして、昨日の北海道マラソン、参加した方を心から尊敬するんですが、さすがにもう開催時期見直さないとダメじゃないですか。今年は去年に比べるとまだ走りやすい天気だったようですが、とはいえ走るような気象ではないですよー。10月とかにやっても全然大丈夫でしょ。
ただでさえ、フルマラソンって明らかな異常行動であるにもかかわらず、それを高温多湿の中やるって鬼畜の所業です。
北海道マラソンはほかの大会以上に入念な準備が必要なことは言うまでもなく、走った後の身体のダメージも深刻です。その回復に膨大な時間を要することにもなりえます。
ブログをはじめる前に一度北海道マラソンを走ったことありますが、それから年を追うごとに過酷さに拍車がかかっているように思います。
はてブロに限らず毎年参加されている方は多いと思いますが、本当に無理しないでいただきたいです。北海道マラソンは10キロ、いや5キロ走れば十分立派ですから。僕のような凡人にわかランナーからすれば北海道マラソンにエントリーされているだけで神です!だから新川通り行く手前でおしまいでいいと思います。せめて日影が多いところをコースにするとかなんとかならないんでしょうか。
北海道マラソンを走られたみなさま、本当におつかれさまでした。
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さてさて、夏にしなくていいものっていうネガティブ全開なこと書きましたが、夏にやるべきことがあります。
それは登山です。
登山はぜったい夏にした方がいいです。登山だけは唯一認めます。
夏は涼しいところに行くのが一番です。
ということで山に行ってきたぴょーん。
このブログにごくまれに登場する、100マイラーQさんとともに福島県の安達太良山に昨日行ってきました。
2人で行くかと思いきやQさんの知り合い、Nさん、Mさんもごいっしょで、4人パーティのぼうけんでした。勇者戦士武闘家遊び人ってかんじのパーティですね。
例のごとく、僕は今年もOSJ安達太良トレイルに参加します。あのマタニティーのやつ。
今回はその試走というわけではなく、今まで行ったことないコースに行ってみようということで、勇者Qさんに全てを委ねたコースを行ってまいりました。Qさんは安達太良を知り尽くしているので今回のコースも何度か行ったことがあるとのこと。Qさんがいれば大丈夫、安心です。
だがしかーし、実際ついていったら、マイナーコースどころか誰も通ったことないんじゃないかという山道。おい、聞いてねーよ。
スタートして早々に藪こき、さらに藪こきとはいわずも笹こきの連続。
難所が続きました。
写真でみると大したことなさそうな橋に見えますが、木の板はのってるだけ。そして最後の方、木の枝をどかしながら橋を渡らなければならないという高難度。落ちたらガチでゲームオーバー。
自分の背丈より高い笹が生い茂りまくっています。笹をかきわけて前に進みます。
途中、地中に埋まって少し顔を出している危険なハチの巣を発見したりなんかして。
もはや開拓民。これでもちゃんとジオグラフィカに表示される登山道です。
この先を行けばスキー場にでるはずなのになかなかたどりつかず、1時間近く笹をかき分けていました。
アームカバー、ゲイターを装備してみのまもりをあげている勇者戦士武闘家。
一方、まさかこんなコースを行くとは思っていなかった丸腰遊び人ちょび。
腕や脚を露出しているので、たくさんの傷が。。
誰か回復呪文を。
僧侶はいない。。
めんどくさくてザックから取り出さなかったのですが、レインウェア上下を着ればよかんたんですよね。あと、装備しやすいアームカバーやゲイターを携行するのも大事だと学びました。
その後、スキー場に出たあとは平和な登山道コース。
ゲレンデでカモシカの親子が散歩していました。ほっこりんこ。
くろがね小屋、建て替えが予定されています。
車の行き来があり車両通行のために馬車道が少し整備されていました。
いつもの安達太良の景色。
山頂はガスっているものの、ほどよく風が吹いて涼しくて気持ちよかったです。ひんやリゾート。
山頂で4人の写真を撮りましたが、本日時点で僕にその写真はまわってきておりません。
僕はその程度の存在なのです。用なしはルイーダの酒場行きというきびしい現実。
下山は上りとはちがったマイナーコース。上りのときほどひどいコースではなく、安達太良らしからぬ気持ちよく走れるところも多かったです。OSJ安達太良トレイルのコースはまともに走れるようなところがほとんどありません。
午後から天気が崩れる予報だったので軽めの予定でしたが、なんやかんやがっつりといいトレーニングができました。下山した直後土砂降りに遭いました。
たいへんなコースでしたがひとりではぜったい行かないコースなので、グループで今まで知らなかった安達太良のコースを体験できて楽しいぼうけんになりました。
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ということで下山後、公衆浴場の岳の湯へ(400円)。
おふろをあがったらQさんがストックをみたいということでネイチャーセンターへ(ストック、ポール、どっちが正しい言い方なんだろ??)。
今回はじめて知ったんですが、岳温泉にある「花かんざし」という旅館(カフェもやっています)を拠点に安達太良吾妻ネイチャーセンターというトレランの情報提供や企画をしているところがありまして、トレラングッズをいくつか取り扱っています。
そして、僕が無知過ぎて申し訳なくなるのですが、そのセンターの代表が一瀬圭介さんというロングトレイル界隈で知らない人はいないであろう高名な方。山岳カメラマンとしてTJARやグレートレースの撮影、安達太良を中心にしたフィールドワーク、磐梯吾妻安達太良ボルケーノトレイルの運営に関わっていらっしゃいます。
Qさんがトレラングッズを見ているとそこに一瀬さんがやってきました。
Qさんは福島のトレランクラブに所属しているので一瀬さんと面識があり、一瀬さんがストック初心者のQさんにストックのレクチャーをしてくださることになりました。
トレラン用ストックはここ4,5年で発展したものでそれを日本に取り入れたのが一瀬さんとのこと。
TJAR優勝者土井さんが使用していたLEKIのストック、これが一瀬さんの一推しでした。上位はみんなLEKI。
TJARで他社のストックを使用していた選手は序盤でストックが折れていたそう。
ストックの使い方も教えていただきました。
LEKIのストックにはポールと手を一体化させるグローブがついています。
このグローブがあることによって、腕の力に頼らず手の平を利用してストックを押すことができます。ほぼ握らない状態です。手の平を使うので背筋の力を使います。大きな筋肉を利用することで長時間の活動が可能になります。また、手の平を使ってストックで地面を押すことで身体を少し浮かせるような状態になるので、脚への負担を大きく軽減することができます。ストックは上りや下りの補助にとどまらず平地やロードでもその真価が発揮できるものだということでした。
ものすごく勉強になりました。
一瀬さんのお話しを聞いて、ストックの重要性もさることながらロングトレイルの奥深さを垣間見ました。
僕には異次元過ぎてストックが必要になるようなロングトレイルのレースに参加する予定は全くないのですが、一瀬さんのレクチャーがためになったのでストックを使って山に行ってみたくなりました。もしいつかストックを利用する機会があればこの日の一瀬さんのお話しを思い出すようにしたいと思います。
たいへん貴重な機会を得ることができました。
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この日、岳温泉は仮装盆踊り。
やっぱり夏といえば祭り!祭りといえば夏!
岳温泉みたいに涼しいところなら素直になれます。
祭りというのは五穀豊穣の祈願や八百万の神への感謝とかそういう目的でやるものだから、夏にやることに意味があるんですよ。
夏にしなくていいとか言うやつ、ありえんわ!
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帰り道、二本松のドライブインというところで食事をしました。
NHKの72時間という番組で取り上げられた24時間営業の大衆食堂です。
父がこの番組が好きで、以前、僕が知らないうちに仙台からわざわざここに食べに行っていたので僕も今回ここで食事をしました。
Tシャツなどのグッズ展開までしていて人気の高さがうかがわれます。
バイパス沿いのこの手の食堂が福島県にはけっこうある印象です。
とくに二本松のこのお店はゲームコーナーやサウナもあって大きかったです。
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ということで、いろいろな内容をつめこんで長くなってしまいました。
冒頭の夏にしなくていいものの下り、明らかに不要でした。でもそのままアップしちゃいまーす。
【走った記録】
8月19日~25日。
メニュー | 結果 | |
---|---|---|
月 | オフという名の | さぼり |
火 | トレミジョグ(10.0km/h)60分 | 10キロ |
水 | トレミドル走(14.3km/h)70分 | 16キロ |
木 | さぼりという名の | オフ |
金 | まぎれもない | さぼり |
土 | LSD(キロ7)120分 | 17キロ |
日 | 安達太良山トレラン | 21キロ |
おしまい。