ロストトレイルヴァージン。。
本日は、宮城県川崎町みちのく杜の湖畔公園で行われた、みちのく湖畔FUNトレイルフェスタ2018、6キロの部に参加してまいりました。
今回のイベントは、初心者向けのトレイルランニング体験型レースと銘打たれており、トレイル初体験の僕にぴったりで、無理なくトレイルを楽しむことができました。
まずは、結果です。
トレイルなめたら、なめたらいかんぜよ!
なお、実際の距離は5.5キロぐらいでした。
では、一日をふりかえります。
ーー
11:30 会場駐車場着。
メンソ~レ~
みちのく杜の湖畔公園は、超広い国営公園です。
イベント会場は里山地区です。
僕は会場がどこなのかよく分からず、行けば分かるべと思って適当に行ったら、危うく南地区の有料駐車場に車を停めるところでした(>_<)里山地区の駐車場は無料です。
案内にしたがって、てくてく歩いて受付へ。
事前に案内やハガキが送られてくるということはなく、受付で名前を言って、ゼッケン等を受け取ります。
当日受付もやっています。
これが計測チップなんですが足首に巻くタイプです。受付で受け取った袋にいろいろ参加賞が入っているかと思ったら、袋の中身はスポンサーのリーフレットと粉末タイプのショッツ1つでした。
荷物を預けることができますが、更衣室はありません。いや、あったのか、なかったと思う。たぶん。
受付をした後、TOMSAIさんと合流。TOMSAIさんは本日、二女さんとご一緒です。コミュ障の僕、たどたどしくご挨拶。。
トレイル用のシューズの試し履きコーナー。
自分にあったシューズをお借りして、レースを走ることができるんです。
イノベイト?スポルティバ?
トレイルのトの字も知らないような僕、前知識が一切ありません。まずシューズのメーカーがロード用とは全然違う。
イノベイトのシューズをチョイス。
シューズの感触としては、まず軽い。なんとなくがっちりしたシューズを想像していましたが、それほどロード用のシューズと違いを感じませんでした(鈍感)。靴底がしっかりしてるみたいですね。
ザックとかのトレラングッズのコーナーもありました。
12:00 トレランミニ講習会スタート
ゲストランナー3名(須賀暁選手、眞舩孝道選手、高橋和之選手)を交えて、トレランにあたっての基本をお話しいただきました。
だいたい以下の内容でした。
・シューズは足の実測サイズと同じものにしよう(靴の中で足が動かないように)
・靴ひもを結ぶときは、ちょうちょ結びで結び終わる前に真ん中にできる輪にちょうちょの羽の片方の輪を通すとほどけなくなる(全然うまく説明できない(>_<))
・走るときはリラックス、身体は力を抜いてダラっとして、身体を前傾にしていると自然と前に足が出るので、足を使わないで重心移動して進む。
・上りは骨盤から脚を上げれば腿の筋肉を使わなくても進める。けど、上りは歩っていい。
・下りは足の指を上げる。そうすると足首がフラフラしないので、スピードをコントロールしつつケガを防ぐことができる。
40分くらいで講習会終了。
会場を徘徊&トイレ。トイレは一か所だけなのでけっこう混みますが特に問題はありません。
今日のコースは、ざっくりいうとこの掲示の下半分のコースを2周するかんじです。
コースを1周する3キロの部もあります。
今日は天気がとてもよくて、トレラン日和。
会場からの美しい蔵王の峰。
13:00 開会式
準備をしていたらあっという間にスタートの時間。
お約束のシューズ円陣!
3人ともイノベイト、色違い(^^)
TOM家の一員になれた気がした瞬間でした。
スタート前のかんじ。
左のスタッフさんがいるところに給水があります。ただ、トレイルは基本、給水は自分でやるもの。とはいっても、今回は6キロなので給水の必要はありませんでした。
13:30 スタート!
はじめは300メートルくらいロードです。
そして山道に入ります。
はじめの方は道がぬかるんでいて、足が泥にはまってしまうような状態です。
非常に混みあっています。
のぼってー
くだってー
くだるー
昨日飲み会で飲み過ぎたせいで(バカ)、下りの着地衝撃とともに胃痛が。。
のぼるー。すぐにヘロヘロになってさっそく歩きます。歩かずにはいられない。。
この前を走っている水色のザックの方が、ゲストランナーの眞舩孝道さん。
眞舩さんは、去年のいわきサンシャインマラソンを30キロの重りを背負って、5時間14分で走り切ったという、パパさんランナー。福島のランイベントに出ていらっしゃることがあります。
エネルギッシュでアツいランナーです。
眞舩さんは折をみて、足をとめてランナーに声がけをしながら走っています。上りの走りがポンポン進んでめっちゃ速い!
今日は、応援しながらのランということで、コースを5周?6周?されたそうです。アツい!
小学生のちびっこたちが身軽に山をかけぬけていきます。速い!
スタート地点に戻ってきて2周目。
平らな道ならスピードが出せる!
何人か抜きます。
道路の向こう側に湖が見えるんですが伝わらない。。
山道へ
のぼるー
で、やっぱ歩いて、平らな道で抜かしたランナーにもれなく抜かれるという、いかにもトレイル初心者感をいかんなく発揮。
満を持して、こういう道でスピードをあげて走る。
で、またのぼりだと歩いて抜かれる。
だんだんゴールが近づいてきました。
ゴール手前はけっこうな下り坂で、調子に乗って最後思いっきり走ったら、足がとられて転びそうに。
このまま転んだらどうなるか、その状態が瞬時に頭に浮かびます。
勢いに乗って身体が山道に投げ出され、転げ落ちて、身体が3回転、4回転。立木に全身を強打。泥まみれ、血まみれ、全治1ヵ月。。さよならトレイル。。
そうはいかんざき!
なんとか足を前に出してバランスをとって、身体を持ち直しました。
あっっっぶっねっーー
はい、ここで教訓。
安全第一
さきほどのミニ講習でゲストランナーさんからも、この一言がありました。
山を知らない人間はむやみにスピードを出したりしてはいけません。
ロードでももちろん安全第一、健康第一に走らなければなりませんが、トレイルは特にそれを意識しなければならないと実感しました。
山には楽しい要素もたくさんありますが、危険もいっぱですから、絶対無理は禁物です。
山道を抜けてラスト、100メートルほどのロード。
ここぞとばかりにダッシュ&ゴー!
ゴール!
今日はタイムを全然気にしないで走ったので、例の如く、ゴール後時計を止め忘れました。
記録としては、33分12秒でした。
ーー
ゴールして、記録証を受け取った後、ゴールゲートに目を向けると、TOMSAIさん親子がMCさんからインタビューを受けてるーー!
そっこーでゴールゲートへ。
おもしろかったと、インタビューに答えるTOMSAIさんのご息女(今日は3キロの部を完走、小学生の部は学年関係なしの無差別級の中、大健闘のタイム)。
かわいい~。がんばったね~。せっかくの親子水入らずの時間に得体の知れない気持ち悪いおっさんがいっしょになっちゃってごめんね~。次もそうなる予定だけど~
次にTOMSAIパパ。どこからきたか、2周走ってみてどうだったか、絶妙の間と長さで淀みなく次々と笑顔で質問に答えるTOMSAIさん。
パパ、かっこいいー!
パパ、プロインタびゅーいーや!
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走った後は、おやつタイム。
小学生の群れをかき分けてポテチをむさぼり食う、31のおっさん。
表彰式の後、じゃんけんたいか~い♪
タオル、温泉入浴券やちびっこ向けのおもちゃをかけて、7回戦くらいにわたって実施。
われわれ3人は賞品ゲットならず。
しかし、TOMSAIさんのご息女がここでも大健闘。その模様はわたくしなんぞが書くのもなんなんで、TOMSAIさんのレポでということで。
印象的だったのは、じゃんけん大会にボランティアスタッフさんも参加し、しかも勝ち進んで賞品ゲット。
その際スタッフさん全員にステージにあがってもらい、みんなで感謝の気持ちを込めて拍手をおくりました。
あ~こういうアットホームなイベントってホントにいいですね~。
今回、MCを担当された松永紘明さんは、帰って調べて分かったんですが、ウルトラトレイルをいくつも走破しているプロトレイルランナー。
最初から最後まで1人MCでイベントを取りまとめていらっしゃいました。
終始和やかな雰囲気でイベントが進んだのは、松永さんのなせるわざだと感じました。
ということで、イベント終了~
TOMSAIさん親子ともおわかれ。おつかれさまでした~
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はい、イベントがおわってからも長い僕のレポ。
温泉に行きます。遠方ランに温泉は必須!
川崎町の青根温泉、じゃっぽの湯に行きました。
イベント会場から車で30分くらい。
駐車場近くの眺望。
イベント中は天気がよかったんですが、この時はだいぶ曇ってて微妙。
営業時間 6:30~21:30
入浴料金 大人310円 子ども150円
帰ってHPを見てみたら、このじゃっぽの湯、「平成30年3月31日をもって青根温泉合同会社の営業を終了」とのことです。その会社による営業が終了ということで、今後は別会社による運営になるのかどうかよく分かりませんが、今日入っておいてよかったです。
なんかこういうののっけると温泉通っぽい雰囲気をかもし出せるかもしれないと思ってのせただけです。
「無色透明にして、味、臭気ともほとんどなく、中性である。」とのことです。
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んで、ラーメン。
辛味噌ラーメン
もちもちの木 白石蔵王店[ラーメン全般/宮城県仙南/蔵王/0224-26-9663]のおすすめ料理情報 | ヒトサラ
そして、おうちに帰りましたとさ。
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ということで、トレイル楽しかったです。
しんどいんですけど、次々といろんな道に対応しながら走るのがあきなくて、自然も感じられてリフレッシュできました。
ただ、トレイルにはまってしまうと、とてつもない課金の沼が待っていそうでこわいです。
今後も基本はロードですが、たまにこういうイベントに参加してちょくちょくトレランしてみようかなーと思います。
今回のイベントは親子向けで、小さいお子さんでも3才から参加可能ということで親子ずれの方がたくさんいらっしゃいました。親子で参加するには最高のイベントだと思います。ただ、僕のような人間も少なからずいるので安心して!勇気をもって参加しよ!
トレラン未経験のみなさんも、こんなイベントにバージン奪われてみてはいかがでしょうか。
おしまい。