ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

OSJ安達太良山トレイル50k(2019)ふりかえり【その3】レース後半編

 

レポ続きです。

前回まで→

【その1】前日+スタートまで編

【その2】レース前半編

 

ーー

 

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本日は、上記③沼尻・箕輪山ゾーン、④土湯・箕輪山ゾーン、⑤塩尻馬車道ゾーン、そしてフィニッシュまでまとめます。長いです。5000字いっちゃいました。。

 

③沼尻・箕輪山ゾーン

 

途中胎内岩を通過しながら箕輪山山頂を目指し、横向温泉方面へ下っていく約10キロの区間

 

10:40 第一関門を出発。

 

分岐を曲がると、硫黄の香りがしてきました。 


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沼尻温泉の元湯です。


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温泉が湧き出ていて、不思議な藻ができています。


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パイプで温泉を下流にある沼尻温泉に送っています。

沼尻温泉といえば、8月3日のゲレンデ逆走マラソンの時に行きました。


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走行禁止区間スタート


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切り立った岩の崖がそびえたっているような迫力ある風景。圧巻です。

 

景観に感動しながら淡々と歩を進めます。

相当脚が重くなってきましたが、前にいるランナーが視界から外れないようについていきます。

 

がっつり上ったところで、大きな岩場に。


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胎内岩です。

這うようにして岩の間の隙間をくぐり抜けました。おぎゃー


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稜線に出ました。


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この避難小屋以降が歩行区間

 

すると前方に、4,5人のパーティの先頭、勇者ポジションにTOMSAIさんの姿!

しばらくして追いつきました。

 

それからTOMSAIさんといっしょに箕輪山の山頂を目指します。

また、この辺りから先行するランナーとのスライド区間にもなっていて、ものすごい勢いで駆け下りていくランナーを2人で、すげーすげーと言いながら進みます。

 

ついうれしくなってTOMSAIさんとおしゃべりしました。

ペースを乱してしまっていたらすみませんでした。

もう上りのペースを上げられない状態だったので、TOMSAIさんに引っ張っていただいて箕輪山山頂に到着(標高1728m)。


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山頂でポーズを決めるTOMSAIさん。

 

そして、下りに。

TOMSAIさんに散々引っ張ってもらったあげく、下りになるや否や先を行かせていただいた裏切り小僧ちょび。

 

ここの下り区間は、疲労していたのがかえってよかったせいか、身体がうまいこと脱力して、気持ちよく流れるように下ることができました。

「前行きます」と言って、何人かのランナーを抜いていきました。

 

グレートトラバースで田中陽気さんが下りのコツは「力を逃がすように」と言っていて、具体的にどうすれば力が逃げるのかはよく分かりませんでしたが、大きな荷物を背負いながらも軽快に山を下っている陽気さんのイメージで下ってみました。

走ろうと思わないで、細かく刻んで左右に脚をさばくかんじですかね。

 

今回、下りでいかに身体に負担をかけないようにするかが、長距離のトレランを攻略する上で重要なポイントになると思いました。上手に下れるようになりたい!

  

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下りを終えて、ロードにでました。

 

そして、第二関門へ。


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第二関門に着くと、驚いたことにDamaさんがパイプ椅子に腰をかけています。

お声がけすると、やはり体調がよろしくなさそうです。

少し休めば復活するのでは、などとお話ししつつ、僕はトイレに並びました。1基しかないからまた待ち時間が。。


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トイレの後、水とバナナ。コーラもあるけれども。

ほんと水とバナナしかないんだね。。

次もどうせ水とバナナなんだよね。。

 

なんだろう、この次のエイドを目指すぞーという気持ちがわいてこないかんじ。

 

ウルトラだとだいたい5キロおきにエイドがあって、さすがにエイドが全部バナナだけっていうのはなくて、次のエイドまでがんばるぞーってモチベーションを維持できるんですが、このレースの場合、そうはいかんざき。

 

いかにバナナだけで気持ちをつなぐことができるかが求められます。

 

いや、本来トレランって自力でやるものですからね。エイドに頼らない姿勢が必要だと学びました。この大会、そういう意味でとても硬派な大会といえると思います。

 

僕がエイドを出発すると同時にDamaさんがリタイアを決断されていました。

それと、TOMSAIさんもエイドに到着されて、冷たい蛇口の水だー!やっほーい!みたいなかんじになっていました。


④土湯・箕輪山ゾーン

土湯峠を走り、さきほど通過した箕輪山山頂を経由して、塩尻方面へと下っていく約13キロの区間

5つの区間の中で最も長い距離で、1番きつい区間でした。

 

13:15 第二関門を出発。

しばらくロードを走ります。


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トレイルに入ります。


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スキー場わきの小道を上っていきます。

 

すると、まわりに全然ランナーがいなくなりました。

 

スマホを見たら充電が十分ありそう。

 

音楽をかけることにしました。

 

まちがいさがし

まちがいさがし

  • 菅田 将暉
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

君の目が貫いた 僕の胸をまっすぐ~♪

 

まわりに人いないから口ずさむよね。

そしたら、すぐ分岐点でスタッフさんがいたよね。 

音楽かかった状態で何事もなかったかのように、おつかれーっすって通過したよね。

 


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その後とくにおもしろみのない道が続き、


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また、ロードに出ました。


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でまた、トレイルに入ります。

なんかどこをどう走ってるんだかよく分からなくなります。

 


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さっきの分岐に到着。ぐるっとまわってきたかたちです。ここから箕輪山方面へ。


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あそこまで上るのかー。

 

完走後、TOMSAIさんとどこが一番きつかったかと話したとき、この箕輪山の上りが一番きつかったと一致しました。

 

笹が茂ったぬかるんだ上り坂をただひたすら上り続けます。

もう足の踏ん張りがきかないのです。

ぬかるむ上り坂を、足がとられないように気を付けながら上ります。


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鬼面山に到着。

箕輪山までもう一息かと思いきや、頂はずっと先です。

 

心が折れました。

 

もう何も考えません。無になって前を行くランナーと同じぐらいのペースで、ただただ上り続けます。

 

上っても上ってもどこまでも続くぬかるんだ上り。

永遠におわらないんじゃないかと思うぐらい、山頂が近づいてくる気配が一向にありません。

いったい、いつまで続くの。

途中、完全に脚をとめて、放心状態になっているランナーもちらほら。

 

鬼面山からさらに上り続けること45分。


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ようやっと、箕輪山の山頂に到着しました。

 

スタッフさんによると、ここから下り6キロでエイド。

6キロか。。

 

もう脚が残っていません。

下りの一歩一歩がガンガン身体に響きます。もう軽やかに下るなんて到底無理。

 

そして、水が少なくなってきました。

日も傾いてきました。

 

やだよーもー帰りたいよー。

 

ランナーを視界に捉えていないと前に進む気力がわいてこないので、なるべく前のランナーについてきます。

 

エイドまであと2キロのところで水が尽きました。

 

川に沿った道になり、エイドが近づいてきた予感。

 

しかし容赦なくおそってくるドロドロの急傾斜。

足を一歩踏み外したら崖に落ちるっていうところもあるので、わずかに残る緊張感だけは失わないように。

 

すると、先行ランナーとのスライド。

お!エイドが近い!

 

エイドだー!


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16:50、箕輪山から下ること1時間半、第三関門のエイドに到着しました。

 

なんとそこに、ブタロウさんが!事前にくるって聞いてたけどね

 

ちょび「ブタロウさーん!(T_T)」

 

実際泣いてませんけれども。

むしろ今レポ書いていると涙ぐんできます。

 

ブタロウさんは、私設エイドでブラックサンダーを配っていました。

でも売り切れてしまったとのこと。


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うん、だってエイドに水とバナナしかないもんね!

そら一瞬でなくなるわ。

てか、最後のこのエイドにはコーラすらなかったっていう。。

 

いやいや、ブラックサンダーなんていいんすよ。

そこに来てくれたことでどれだけ元気をもらえたことか。

 

ザックに残していたお菓子を食べます。

コアラのマーチを袋ごと口にもっていって、一気に中身を口の中に入れて、水で流し込む。ワイルドだろ~

 

コアラのマーチ、少し残してブタロウさんにどうぞ!

遠慮するブタロウさん。

じゃあ、後からくるTOMSAIさんにあげてください!

 

その後、ブタロウさんに託したコアラのマーチの運命は。。

 

ーー

 

よし!あとはゴールするだけ!

 

あとゴールまでーー、9キロ。

 

9キロ。。

 

まだまだ全然なげーじゃん。。

 

いや、4キロ上れば、あと残り5キロはよく知ってる下りの道、馬車道だから大丈夫。

あと4キロ乗り越えるだけ!

 

塩尻馬車道ゾーン

 

辺りが少しずつ暗くなってきた16:55、ルーメンチェックを経て最後の区間に突入しました。

 

エイドで完全復活したので、グイグイ上っていきます。


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まずはシンプルな上りが続きました。

 

すると、まわりに全然ランナーがいなくなりました。

 

スマホを見たら充電がまだ大丈夫そう。

 

音楽をかけることにしました。

 

FRIENDSHIP

FRIENDSHIP

  • provided courtesy of iTunes

 

強かったねあいつは どんなに仲間が裏切っても~♪

 

まわりに人いないから口ずさむよね。

 

あつい血が流れてる ちょっと見じゃわからないけど~♪

 

なんか最近Youtubeをめぐっていたらたどりついた曲で、小学生の時、この曲が主題歌のドラマが好きでCD買って何度も聴いてたんですよね。

この夏ハマった映画の「少年時代」にも通じるところがあって。

 

会える時がくる いつかこんな時代を生き抜いていけたら~♪

報われることもある~ っ!

 

前方の曲がり角から突然ハイカー出現!サビの気持ちいところで!

 

音楽かかった状態で何事もなかったかのように、こんちはーつって通過したよね。

 

ーー

 

エイドで復活したものの、きついものはきついです。

そして、進んでいくにつれて、鎖やロープを使うアスレチック要素が増えてきました。

 

以下、TOMSAIさんの昨年のレポにあった画像から拝借。

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これだけ見てると大したことないように思うんですが、実際は一歩でも滑ったら確実に死ぬなっていう、生命の危機を感じるレベルでした。

脚のコントロールがきかくなっている最後の最後にこれもってくるかよっていう。。

本当に危険なところにはスタッフさんがついていますが、落ちたら死ぬことにかわりありません。

 

この上り区間が終わるくろがね小屋まで1キロという表示が出てきましたが、この残り1キロがきつい。

 

先を進んでいたランナーが前を譲ろうとしますが、いや僕はもうこれ以上はやく行けないんで、っていって、さらに僕の後ろのランナーも無理ですとなり、3人で立ち止まる状態に。

 

ふー

 

一息ついてまた3人で上り始めました。

途中、僕は補給をしたくてその戦線から離脱。

 

脚がもうあがんねーよっていう状態でなんとかあがいて進みます。

 

すると、

 
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道が開けました!くろがね小屋だ!

 

馬車道に出ました!


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おわる、ようやくおわる、あとはこの道を5キロ弱下るのみ!

 

最後の馬車道は遅いペースでも走り切る、そう決めていました。

 

この馬車道は去年10kで走った時に派手に転倒し、ほろ苦いトレランデビューとなった思い出の道です。

 

もう軽やかに下ることはできません。

去年走った10kの時とは比べものにならないくらい小さな小さな一歩で、でも確実に。

 

朝5:00にスタートして13時間半、時刻は18:30をまわりました。

トレイルの50キロがこんなに時間かかるとは思いませんでした。どんだけ動き続けてんのよ。

 

辺りは一気に暗くなり、ルーメンを点灯。

 

身体がよろけて転びそうになります。あぶないあぶない。

最後の最後に転んだら台無しです。

暗闇に包まれた馬車道を、慎重に慎重に走ります。

 

2人のランナーをパス。

「ラストがんばりましょう!」

 

この50キロ、たくさんのランナーと声をかけあいながら進み続けてきました。

素晴らしい景色にも出会えました。

身体はヘロヘロだけど、最高の冒険ができました。

 

すると、ゴールが近づいてきたことを知らせる鳴り物の音が聞こえてきました。

 

馬車道を抜けて、ゴールの明かりが見えました!

 

よかった、生きて帰れる!

 

よーし、ゴールだー!!

 

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タイム 13:54:55

 

ゴールを通過した直後にブタロウさんの姿が!

 

ちょび「ブタロウさーん!(T_T)」

 

実際泣いてませんけれども。

 

ーー

 

スントのデータです。

途中GPSが取得できませんと表示されたり、基本的に信用できないデータなのであしからず。

 

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つづく。(次回ゴール後のできごとをまとめて終わります。)

 

 

OSJ安達太良山トレイル50k(2019)ふりかえり【その2】レース前半編

 

レポ続きです。

前回→【その1】前日+スタートまで編

 

ーー

 

5:00、レースがスタートしました。

 

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まず、本日のコーデについて。

はてブロTにノースフェイスの短パン、トレランシューズ(ノースフェイスのエンデュラストレイル)といういつもとかわらないトレランコーデ。

 

ザックの中身は前回記事のとおりです。パンとランプをカバンに詰め込んで、しっかりラピュタってます。さあ出かけよう!

 

そして、コースの概要。

 

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走るにあたって、上記高低図のとおりコース全体を5つのパートに分けて考えました。ゾーン名は僕が勝手に命名

 

安達太良山ゾーン(おわりにエイド)

②船明神山ゾーン(おわりにエイド兼第1関門(関門時間12:00))

③沼尻・箕輪山ゾーン(おわりにエイド兼第2関門(関門時間14:00))

④土湯・箕輪山ゾーン(おわりにエイド兼第3関門(関門時間17:30))

塩尻馬車道ゾーン(フィニッシュ制限時間20:00)

 

そして、僕はずっとこのコースが50キロ、長くても52キロぐらいだろうと思っていたところ、改めて高低図をよくみると55キロ分になっていることを、このレポを書いている段階で気づきました。

そして、大会サイトにも55キロと。

 

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てか、大会名、安達太良トレイル「55k」でいいじゃん!

なぜ惑わす!?

トレイルの大会名にまま見られるこのサバ読み、何!?

 

しかーし、話はこれで終わらないのじゃ。

撮った写真を見返していたところ、各エイドの距離表示はこうなっていました。

 

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上から第1エイド、第2関門、第3関門。

走っていたときは次のエイドまでの距離しか気にしてなかったんですけど、改めてみると。。

僕が30年以上にわたり絶対的信頼を置いてきた足し算の定理が大きく揺らごうとしています。。11+41=55?

 

いや、つーか52キロじゃん!

 

50kでもなく55kでもなく52k。。

 

JAROに相談じゃ!

 

ごちゃごちゃ言ってしまいましたが、1キロの違いが非常に大きいわけでして。。

なお、レポの最後にまとめますが、僕のあてにならないスントによれば総距離は54.9キロでした。余計混乱。

 

ーー

 

前置きが長くなっておそれいりますが、もう一点、今回のレポの写真について。

 

僕は前回出走したトレランの大会で、①短パンに入れていたスマホを、②下っている最中に落として、近くを走っていたランナーに大変なご迷惑をおかけしたという失態を犯しました。

 

第12回仙人ヶ岳トレイルランレースふりかえり

 

この件を反省して、レース中一切写真を撮らないことも考えましたが、それだけはご勘弁ください。

 

そこで今回写真を撮るにあたって、以下の自分ルールを定めました。

スマホはザックのチャック付きのポケットに入れて、②下りで写真はとらない。

③後続ランナーが近くにいないことを確認してから写真を撮る(これまでもこの点はまもってきました)

④ここぞという時だけ撮る 

 

スマホにチェーンをつけることやカメラを別途もつことも検討していますが、しっくりくるものがないので引き続き探します。

 

今回、無事スマホを落とすことなく完走できたので、これからもレース中のスマホの管理に気を付けてまいります。

 

ーー

 

ということで、ようやく本編。

本日は、安達太良山ゾーン、②船明神山ゾーンの模様をまとめます。

 

安達太良山ゾーン

 

スタートから5キロ弱のぼり、6キロくだってエイドという約11キロの区間です。

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小走りでスタートした直後、ロードの前振りなしに登山道に入ります。ゆえに、スタート開始直後から混みます。

 

 


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スタートから7分、細い登山道に入るために完全停止。


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その後も何度か立ち止まる渋滞が続きます。

ま、スタートしたばかりなんでゆっくりいきましょう。


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スタートから1時間ほど登り続けて、だいぶ流れるようになってきました。

スタート時に空全体にかかっていた雲も薄くなってきました。

暑からず寒からず、日差しも強からず弱からず、ってな具合で登山には最高のお天気!


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スタートから1時間20分、安達太良山の山頂のちくびが見えてきました。


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走行禁止区間スタート


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6:23 安達太良山山頂(標高1700m)到着

ちくびをバックに写真をとってるグループがいたり、1つ目の山頂到着にみなさんテンションが上がります。


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下界がよく見えて、景色最高!

 

下りに入ります。

この下りは、いわば「枝ビンタゾーン」。

背の低い木々が生い茂り、ランナーの行く手をはばみます。

足元に気を取られると、頭や肩に容赦なく木の枝がぶつかってきます。

 

そこらじゅうから聞こえてくる「痛っ!」の声。

僕も10回以上ここで「痛っ!」となりました。

下った後、しばらく平坦な道に。


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腰をかがみながら、かきわけて進むかんじです。

 

そして、また上って和尚山へ。和尚山の山頂がどこかよく分からないまま気づくと下りに。

 

この下りもまー危険で、ある程度開けてスピードが出せると思って油断したら頭上に木の枝がおそってくるみたいな。

頭をはげしくぶつけて流血しているランナーも。

序盤からハード過ぎる。。何このサバイバル感。。


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下りの途中、渋滞でストップ。

渡渉ポイント。

 

岩をピョンピョン飛び越えて難なくクリアー。

テンションが上がっているランナーは足をそのまま川にズブズブ突っ込んで渡っていました。



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スタートから3時間7分、エイドに到着。

 

下りがかなりハードだったので、もう疲れました。

トイレに行こうと思ったらトイレがありませんでした。

置いてあるのは水オンリー。

椅子に腰かけてのんびりグミを食べて出発。5分ほどエイドにいました。


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銚子ヶ滝エイドということで、近くに滝があるんですが見つけられませんでした。

 

①船明神山ゾーン

 

だいたい7キロ上って、3キロ下る区間

全体を通して、この区間がいちばん平和だった気がします。

 

上りに入って早々、水玉コーデの男性ランナーが前に。

何かのタイミングで会話スタート。

 

新潟からいたしたそうで、越後で行われたレースで制限時間にあと4分間に合わず完走できなかったとのこと。今日は遅刻してスタートしたそうで、それでもなんとしても完走したいとおっしゃってました。

 

上りでけっこう息が切れているご様子。

すると、目の前に大きな段差。

 

水玉さん「ファイトーー!」

 

ちょび「・・・・・」

 

水玉さん「そこは一発。。。」

  

 

その後、女子ランナーが前にでたので、僕も水玉さんをパスして先へ。

 

水玉さん「女性についていった方がいいでしょうからどうぞ~」

ちょび「へへへへ~」(ヘンタイ丸出し)

 

水玉さん、レース中一番お話しさせてもらったランナーで、時間内に完走できるかどうか微妙なラインだったと思うので、ゴールされるのを待つべきだったかなと今になって少し悔いています。


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しばらくして渋滞。ノロノロ運転。


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ここから、走行禁止区間、でも崖で走れませんからと笑顔で案内するスタッフさん。

 

あいかわらず渋滞気味にゆっくり上り続けていたところ、僕の前にいた女子ランナーが一言。

「ちょっと遅くありません?」

ちょび「関門には十分間に合うから大丈夫じゃないですか~」

 

意識低い系発言。実際僕的にはちょうどいいゆっくりペースだったので。

 

「わたし下りが苦手なので上りで稼がないと」

 

その一言で自分の発言がいかに空気を読めていなかったか分かりました。そういうところ~

 

ちょび「声かけて積極的に前に行った方いいですよ!」

 

前を行くランナーにあえて聞こえるように大きめの声で言ったんですが、細い道でなかなか前に出られない女子ランナー。

てか、こういう時に「俺についてこい!」と言って、道を開けてグイグイ引っ張っていくような者にわたしはなりたい。

 

女子ランナーの前にいるランナーもなかなか図太くて前を譲らない様子。もっと前にいるランナーは自分が渋滞をつくっていることに気づいていない様子。

でも後ろから声をかけられないと自分が渋滞をつくってるってなかなか気づけないのかもしれません。

 

少しして、女子ランナーは前に出て、自然と集団はばらけていきました。


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もう少しで山頂。


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9:30 スタートから4時間30分、船明神山山頂(標高1667m)到着。

ここからの景色が最っ高っでした!

 

そして、下り。

ドロドロゾーンがけっこうあるにもかかわらず、まわりはなかなかハイペース。流れに身を任せて進みます。

 

途中、大きな段差にロープがかけられているところがありました。

前のランナーがロープを使って下ろうとしたところ、足をとられてズルズルーと滑って泥まみれに。

ロープを使ったほうが安全に下れると思いきや、ロープを使うとかえって泥にはまるという理不尽極まりない罠!

 

僕はロープを使わず、わきから下ってことなきをえました。

 

次のエイドが近づいてきて、先行ランナーとのスライドが始まりました。

声を掛け合いながら進んでいると、Damaさんとスライド。

「ナイスラーン!」

Damaさんは、涼しい表情で上りを進んでいきました。


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10:22 第一関門到着。

 

下りでけっこうガツガツ下ったので、まだ半分もいってないのに脚にかなり疲労がたまってきました。

座り込んでリタイヤを決めたようなランナーもちらほら。

 

エイドについてすぐにトイレに並ぶと、


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TOMSAIさんもトイレに並んでいました!

お互い一応まだ元気なことを確認できました。


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トイレ待ちの時間でクリームパンタイム。

 

トイレを済ませて、水の補給。


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エイドに置いてあったのは、水とバナナ。

そして、コーラ!

 

コーラうまい!コーラありがたい!

 

トイレの待ち時間がけっこう長くて、このエイドに20分弱いました。

元気をつけて、三座目の箕輪山に向けてしゅっぱーつ!

 

 

つづく。

  

 

OSJ安達太良山トレイル50k(2019)ふりかえり【その1】前日+スタートまで編

 

昨日の速報に、訪問、スター、コメントくださったみなさん、ありがとうございました!

無事に完走できて本当によかったです。

 

レポをはじめる前に今回思ったこと。

このレース、安全第一に走ることを一番に考えていましたが、それでも正直もう少し早くゴールできると思っていました。

こちとら、ウルトラや富士登山競走5合目完走経験あるし、一応山練もしてたしっていう。THEうぬぼれ。

富士登山競走のきついときの上りのペースがだいたいキロ15分だったので、今回のレースでもキロ15分っていうのを念頭に置いていました(ちなみにトップ選手はキロ8。どんだけ。)

キロ15分だと、50キロで12時間半です。

これならゴールした後、温泉入る余裕もあるかなみたいな。

ところがどっこい庄一、世界が違いすぎました。50kと銘打って実際は55k?だったという詐欺にひっかかった点はひとまず置いておきます。

結果はほぼ14時間でした。

半分過ぎたあたりで、脚も気力も完全に売り切れました。エイドに水とバナナしかないし(レポで連呼の予定)(念のため正確にいうと、エイド4か所中2か所にコーラありましたけども)。

50キロレベルのミドルトレイル、甘く見ていました!

ウルトラ+ショートトレイル=余裕で完走、なんて生易しいものではありませんでした。

改めて、ロングトレイルを走られているみなさんの異次元の強さを思い知った次第です。

 

正直、トレランはこのくらいの距離でもうお腹いっぱいかなって思っています。

 

ちなみに、6月に走ったウルトラと今回のレースを比べると、レース中のしんどさは今回の方が上、ゴール後の身体のしんどさはウルトラの方が上ってかんじでした。

 

では前日に開催された10kの様子を含めてレポをはじめてまいります。

 

ーー

 

8月31日(土)安達太良10k

 

10kに出走するブタロウさんの応援に行きました。

昨年僕は10kを走りました。

 

chobi-chobi.hatenablog.com

 

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快晴!(去年は雨で大変でした)


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白ヤギさんとブタロウさん

 

10:00 スタート

 

ブタロウさんは最後方から、カメラの人に声をかけながらとてもリラックスしたかんじで山に向かっていきました。

 

スタートを見送った後、午後お仕事。

 

この日の午後に行われる50kの受付は、TOMSAIさんに代理でお願いしました。

委任状を提出すれば代理受付が可能です。

 

お仕事から帰宅して、荷造り。

 

今回持参したものはこんなかんじです。


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必携品は、

(1)ドリンク500ml以上、(2)行動食、(3)長時間の雨に耐えられるウェア、(4)ライト(点灯確認済み)、(5)サバイバルシート、(6)救急セット(ガーゼ、消毒液、絆創膏など)、(7)携帯電話、(8)熊鈴

で、必携品以外にもった持ち物としては、携帯用トイレ、携帯用コップ、ルーメンの電池です。ファーストエイドのセットに笛とか磁石も入っています。

 

飲み物はあわせて1リットル分。

練習はそれで足りていたのと、エイドで補充できるからと思ってそうしたんですが、後半明らかに足りませんでした。暑くなってたら死んでました。

あと、食べ物をどれくらいもっていくか悩みました。カロリー計算とか何も考えずに好きなお菓子を適当にもっていったんですが、すべて食べ尽くしました。

最後の関門からゴールまでのラスト、かなりお腹が減ってきたので、けっこう食べていたつもりでしたが、ジェルをもっともつのとエイドに置かれたバナナをもっと食べるべきでした。


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しっぽり。

 

準備ができたところで、就寝。

 

ーー

 

9月1日(日)レース当日

 

3:00 起床。

 

4:00 会場の安達太良スキー場駐車場着。


駐車場でTOMSAIさんと合流。

歩いて会場へ。

 

ちょび「今週走ってたらちくびが超痛くなって、次に走った後にアヌスも超痛くなってピンチなんですよー。」

TOM兄「大丈夫、走ってたらそんなのなんとも感じなくなるから。」

 

経験者の発言は重みがあります。

事実、僕のちくびとアヌスはバルス寸前でした。

もうこれは、ちくび山として知られる安達太良山の神がおまえみたいなクソアヌスは走るなというメッセージに違いないなと。

DNSすべきか。いや、それはない。

今回のレースの一番の懸念事項はその点だったので、とにかく軟膏とか得意のファイテンクリームを塗り込み練り込みました。

 

そしたら、

 

全然大丈夫でした~

大丈夫っていうか、走ってたらそんなのなんとも感じなくなりました。

TOMSAIさんがおっしゃったとおり!

 

コースは危険がいっぱいで、生きて帰ることに必死で他のことを考える余裕はありませんでした。

ちくびとアヌスの件は、安達太良山の神のしわざではなかったようです。

 

ーー

 

TOMSAIさんと荷物預け等のレストハウスへ。

 

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10kのレース前は、ジェルとかテーピングを販売していましたが、50kのレース前は販売していませんでした。

 

ゼッケンをはてブロTにつけたり準備を進めているところで、Damaさん(id:om2dama)とはじめましてのごあいさつ(富士登山競走ですれ違っているので「二度目まして」ですが)。

 

テーピングをします。

今回つけたテーピングはこちら。

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はじめて足首のテーピングを使ってみました。

僕はトレイルを走っていると右の足首に痛みが出ることがあります。今回も途中から痛くなってきましたが、後を引きずるような痛さにはならなかったので、テーピングの効果があったと思います。

 

そして、トイレへ。

レストハウスのトイレは混んでいるので、少し離れたロープウェイ乗り場のトイレも利用してくださいとのアナウンス。そちらのトイレへ。


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夜が明けてきました。
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トイレを出ると、スタート9分前。

もうみんなスタート位置に並んでいます。

 

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ほぼ最後方にスタンバイ。


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ドローンとんでます。


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なんやかんやでスタート10秒前


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9、8


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6,5


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手、じゃま


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ぶれるー


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5:00、長ーいトレランの旅がゆっくりスタートしました。

 

 

つづく 

 

 

【速報】OSJ安達太良山トレイル50k 2019

 

長い長い旅でした。

 

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大きな転倒やケガなく無事完走できてよかったです!

 

身体がヘロヘロ過ぎて言葉が出てきません。

 

かけつけてくれたブタロウさんに超絶感謝!

ありがとうございました!

 

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よく頑張った僕の脚!

 

以上

 

ルーメンを買いました。

 

今週末に安達太良50kを控えているところ、僕としては本格的なミドルトレイル?(どこからがミドルでどこからがロングなんだろう?)です。

ちなみに、今までの僕のトレイル最長は日光マウンテンランニングの15k(と題して実際はほぼ20kという詐欺)です。

今までのトレイルの大会では必携品がないに等しかったです。

しかし、今回必携品はありまーす。(小保方風味)

 

安達太良50kの必携品は以下のとおり。

(1)ドリンク500ml以上、(2)行動食、(3)長時間の雨に耐えられるウェア、(4)ライト(点灯確認済み)、(5)サバイバルシート、(6)救急セット(ガーゼ、消毒液、絆創膏など)、(7)携帯電話、(8)熊鈴

 

この中で僕はライトをもっていません。

いや、正しくは、もってないわけじゃないけど、もってるのはヒモのやつ

 

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このヒモルーメンでは暗い山中を照らすには弱すぎます(25lm)。

 

ちなみに、ライトの光量?をルーメンというそうです。

明るさの単位としてルーメンとかルクスとかワットとかいろいろありますが、文系の僕は全く理解できません!

 

去年トレランをはじめてルーメンという言葉を知ったんですが(ふつう知ってる?)、僕の中でルーメンといえばドラクエ7にでてくる村なんですけど!

今、ドラクエ7にでてくるルーメンという村について書くかどうか悩んでるんですが、どうします?いっときます?本当にただの無駄話ですがいいですか?いくか?いこう!

 

ーー

 

このルーメンという村はなかなか印象深い村でして、最初にこの村に行くと闇のドラゴンによって光が奪われていて、そのドラゴンをたおして村に光が戻ったと思ったら、今度はその光によって巨大植物モンスターが暴れ出してしまいます。

そのモンスターをたおして、ようやく村を救ったと思ったら、そのモンスターの根っこについていたイモ虫を村長がチビィと名付けて飼いだします。やめとけよ。

そしたら、チビィがでかくなっちゃって、チビィはバケモノだから退治してほしいと村人から依頼されます。チビィをたおすかどうかで展開がかわるんですが、たおしたらチビィの仲間のイモ虫モンスターの大群が村を襲撃して、村が滅ぶっていう。

どんだけ不幸な村なの。

チビィをたおさない(村の外に逃がす)と村は滅ばないんで済むんですが、それはそれで・・・(いい加減長いのでカット)

 

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イモ虫におそわれるルーメンの村

 

このイベントはどっちに転ぶにしても後味の悪さが残りますが、人間の暗部と自分の選択次第で村を滅ぼすような重大な結果になることを伝える教訓めいたものになっていて、このテイストがドラクエ7らしさだったりします。 

そう、誰にでも闇はあります。

 

ーー

 

結局何が言いたいのかというと、ルーメンという言葉が好きなので、僕の中で、

 

ヘッドライト=ルーメン

 

ということになっています。よろちくび。

 

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そして、ヒモルーメンじゃ不安なので、ちゃんとしたルーメンを買うことにしました。

 

ルーメン購入にあたりTOMSAIさん(id:TOMSAI)から、ブラックダイヤモンドのルーメンが安く手に入るサイトを教えていただきました。

でも、いろいろあってどれを選んでいいか分かりません。

 

ほかにも調べてみると、レッドレンサー、マイルストーン、ペルツとかいろいろでてきます。値段の幅もかなり広いです。

ますますどれがいいか分からなくなってきました。

 

結局、まだ知識も浅いし、とりあえず安いのでいいやと思ってこちらを購入しました!

 

 

ヘッドライトの超人気商品。ジョギング用としても使えるみたいです。

 

【製品仕様】

最大明るさ:2000ルーメン
LED寿命:40000時間前後
バッテリー:18650リチウムイオン蓄電池×2本(充電限界サイクル1,000回程度)
重量:210g(電池入れず本体のみ)
回転角度:上下に90 °左右には動きません。
照射距離:300メートル前後
点灯時間:ライト1灯3~5時間、全灯2~3時間前後
充電時間:約5時間程度

 

人気があり過ぎて競合する中国から妨害を受けているとのことだったので、応援の意味も込めて購入を決めました。

 

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自宅に届いたので開封

 

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お手紙が入っていて、とても好印象。

 

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思ったよりも大きくて、トレランの荷物としては、がさばりそうです。

頭につけてみると、他がどうか分からないのでなんともいえませんが、けっこう重さを感じます。とくにバッテリー部分。

 

実際につけてジョグってみました。

明るさは十分過ぎるくらい明るいです。しばらくつけて走っていると重さはそれほど気にならなくなりました。

以下、明るさの比較です。

 

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ノールーメン

 

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ヒモルーメン

 

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ニュールーメン! 

 

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ルーメンソーレー!

 

正直、トレランでずっと使い続けるかんじではないかもしれませんが、ラン用に限らず非常時用としても使えるものなので、いろいろな用途で活用できればと思います。

 

このルーメンとともに9月1日の安達太良50kがんばります!

 

ーー

 

1週間のふりかえり。

8月19日~25日。

  

  メニュー 結果
オフ プギー
ジョグ(キロ6)60分 ◯  10キロ
やる気なくてオフ プギープギー
ミドル走(キロ430)16キロ ◯  1:10:56
ジョグ(キロ6)60分 ◯  10キロ
LSD(キロ7)180分 ◯  25キロ
ボウリング 150,110,110

 

火曜のジョグの後、左膝の後ろが痛くなりました。

 

8月22日(木)ミドル走16キロ

 

左膝に不安がありましたが、走ると痛くなかったので最後まで走りました。

 

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気温が低くてかなり走りやすかったです。

 

8月24日(土)LSD180分

 

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オールナイトニッポンを聞きながらニタニタ、変質者ラン。

 

8月25日(日)ボウリング3ゲーム

 

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午前中ロング走を走ろうと思ってたんですが、ダラダラして走らずじまい。

そして、午後から久しぶりのボウリング。

わたくし、同業者でやってるボウリング部(部っていうか同好会っていうかただ飲みたいだけの集まり)の幹事をやってるんですが、僕が動かないと全く活動しない部でして、当然僕は動きませんので先輩にやろうと言われて約2年ぶりにボウリング大会を開催。

めんどくさいなーと思ってましたが、いざ始めると楽しいですね。

スコアは超低レベルですが、ラウンドワンで真っ暗になってみんなで一斉に投げることを強要されるタイムがありまして、それでストライクがとれてうれしかったです。

 

ーー 

 

以上、土日の練習をおさえたので脚の違和感がほぼなくなって一安心。

次回、安達太良50kの速報の予定です。

 

 

おしまルーメン

 

  

夏のロング走にお気をつけください

 

どーもー。

1週間をふりかえります。

8月12日(月)~18日(日)のまとめです。

  

  メニュー 結果
泉ヶ岳山練(前回記事) 25キロ
オフ ウホ
ジョグ(キロ6)60分 ◯  10キロ
ミドル走(キロ430)16キロ ×  10キロで脱退
オフ ウホウホ
ロング走(キロ5) ◯ 後述
LSD(キロ7)180分 ◯  25キロ

 

8月15日(水)ミドル走16キロ

 

以前岩本式でやっていた名残で一定のペースで走るよりビルドアップ風味にした方がメリハリがつくかなと思って先週は前半キロ430、後半キロ420で走りました。

今回は前半キロ425、後半キロ420で走ってみようと思ったんですが、

 

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前半8キロ走っていっぱいいっぱいでした。

月曜に山練に行った疲れが残ってるのかなと思って潔く10キロで終了。

この分、ロング走をがんばろう。

 

8月17日(土)ロング走

 

そういえばeA式の練習についてちゃんと説明してなかったんですが、今僕はeA式でいうところの「走り込み期」の練習をしていまして、毎週ロング走を30キロ以上、いけるときは40キロ走れってことになってます。

このロング走で走るべき距離は、無理のないペースとはいえ、サブ4目標であろうがサブ3目標であろうと基本的にかわりません。サブ4目標のランナーに毎週30キロ以上走れという明らかな鬼畜仕様(「走り込み準備期」で準備はできてるから大丈夫だろうという前提)。

 

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それで、先週、僕は最低ラインの30キロしか走れず、木曜のミドル走もダメダメだったので、今週はロング走で挽回してやろうと意気込んで走りました。

夜でわりかし涼しいかんじがしたので、けっこう走れそう!

 

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40キロ走りました。(eA式が走れっていうから。。)

 

余裕度を広げていこうというeA式のコンセプトに反して、30キロ以降ヘロヘロでしたが、私負けへんへこたれへんの辻本清美精神で走り切りました。

 

走り終えると、疲労がどっと身体に押し寄せてきて、いくらたっても息が落ち着きません。少し吐き気もします。

練習コースから自宅まで、歩いて帰るのもしんどくて膝に手をついて何度も立ち止まってしまいます。

補給は水と塩熱サプリをこまめにとっていたはずなのに明らかにおかしい。

家について、いつも通り飲むヨーグルトをがぶ飲み。椅子に腰かけてもまだゼエハアがとまりません。寒気がしてきました。

 

お風呂で汗を流して、湯船につかって浴室を出ると、血の気が引いて頭がフラフラに。まともに立っていられず、手足の先がしびれてふるえてきました。

 

やーべー!

 

腰かけてポカリを飲んで、身体が落ち着くのを待ちました。

幸いこれ以上悪化することはなく、20分くらいして普通の状態に戻りました。

ふぅー、意識とんだりしなくてよかった。。

 

今まで走ってきて経験したことがないような身体の異変に襲われてビビりました。

明らかな脱水症状です。

走っていて30キロ過ぎから内臓の調子がよくない気がしていました。そういう状態でいくら水分補給しても身体が受け付けなくなるってこういうことなんだなとよく分かりました。

 

最近はてブロ内で何度か無理禁という警鐘を鳴らしていただいていたにもかかわらず、自分は大丈夫だろうと他人事のように思っていました。

なんならウルトラ完走経験があってある程度のロング走は耐えられるんだぞというおごり、うぬぼれがありました。夜だし日差しないし熱中症や脱水の危険はないだろうと夏をなめていました。

ある程度涼しいと感じていたものの、気温は25℃前後あって、そういう中でのロング走は極めて危険な行為であるということの認識が甘かったです。

 

これは無理がきくランナーほど陥りがちなことなのかもしれません。

 

やっぱり夏は部屋に引きこもってゲームをするのが一番☆

 

道マラを控えているランナーのみなさんの健闘をお祈りしていますが、決して無理をなさらず、また、セオリー通りに補給しておけば大丈夫と安易に考えないようにだけしていただければと思います。

身体の調子次第でかんたんに熱中症や脱水症状になってしまいます。

 

てことで、僕の警鐘、終了。 

 

 

8月18日(日)LSD180分

 

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前日いろいろありましたが、一晩寝て身体は何事もなかったように元気になりました。

無理せず早めに切り上げようかとも思いましたが、LSDについては無理なく走れたので大丈夫でした。

 

1週間のまとめ、終了。

 

ーー 

 

さて、話しは全然変わりますが、最近はてブロ内でよくお見かけしていた本を僕も読みました!

 

走る奴なんて馬鹿だと思ってた

走る奴なんて馬鹿だと思ってた

 

 

運動とはまったく無縁。
文化系&夜型生活を極めた作家・松久 淳が45歳にしてマラソンにハマッた。
なぜ人間は走るのか?
そこにイミはあるのか?
ラソンの本=ハウツーという常識を超えた!?
笑えるマラソンエッセイ、ここに誕生!

内容紹介より)

 

おもしろくて一気に読みました!

 

都内のマラソンコースをどんどん開拓しながら、紆余曲折を経てサブ4レベルの走力に成長する過程が同じランナーとして共感しまくりです。

一方、記録志向クソくらえ(そうははっきり言ってませんが)のスタイルで、猫さんのアドバイスを何一つ実践されていないところ、マラソンを通じた人生訓も松久さんの文章を介すると全く響かないフレーズになってしまうところが痛快!

 

松久さんの一人のスタイルを貫くという点は、僕が愛読していたブログのブロガーさんにも通じるなと思った次第です(UTMB応援します!)

そのブロガーさんが多くの支持を受けていた理由として大きいのは、内輪ネタがほぼなく、他人をいじってとるような笑いがなかったことだと思っていて、そういう意味でご自身のブログの中でどういう読者を想定して書いているかを明言されていて、そのスタイルを最後まで貫く、気骨のあるかんじがかっこよくて魅かれてたんだなって思ったり。

 

松久さんも普段のランで往路と復路は同じ道にしないとか、おもしろいこだわりをもっていて、そのこだわりをかんたんに曲げない気骨を感じたり感じなかったり。

あと、キンタマをキャンタマっていってたところにも気骨を感じました。

 

ということで、とあるブログ閉鎖の寂しさを埋めてくれた一冊でございました。

 

 

おしまインドのバターを大量に使う料理動画にはまる。

 

 

少年時代&山練

 

先日、仕事の移動中、車のラジオから井上陽水の『少年時代』が流れてきました。

 

何度聞いてもいい曲~

 

『少年時代』で検索して出てきた情報で驚いたんですが、「風あざみ」「宵かがり」って井上陽水の造語だそうです。

確かに「風あざみ」って何って聞かれたら全然説明できませんが、『少年時代』の曲の中では何の違和感も感じないどころか、夏の終わりの情景が浮かんでくるから不思議です。

 

piola.jp

 

改めてみると、『少年時代』の歌詞のひとつひとつの言葉ってすごいです。

井上陽水、天才過ぎます。

 

そういえばこの映画あったよなー、ずーっと前に見てえらく感動したけど、内容がいまいち思い出せん。なんか最後、少年と少年がお別れして、夏がおわるーみたいなかんじだったよなーと。

 

てことで、気になったので、映画『少年時代』を見ることに。

  

少年時代 [DVD]

少年時代 [DVD]

 

 

いや~、映画って本当にいいもんですね~(水野春郎風味)

ラストシーンがたまらないです!

あらゆる映画、ドラマにいえることですが、列車シーンにはずれはない!

この余韻にずって浸っていたくなる、そう思わせてくれる映画でした。

 

 

映画に原作があることが分かりました。

 

長い道・同級会 (P+D BOOKS)

長い道・同級会 (P+D BOOKS)

 

 

ポチって読書。

映画の内容と違うところがけっこうあっておもしろいです。映画を見た後でどんな話しか分かってても読み入っちゃう。主人公の成長が丁寧に描かれています。

 

さらに、この小説を藤子不二雄Aが漫画にしています。

 

愛蔵版 少年時代

愛蔵版 少年時代

 

 

また、ポチっちった。

これから読むところです。

 

これらの作品、少年時代の淡いひと夏の思い出を描いてるってだけじゃなくて、子どもながらの残酷さだったり複雑な心理が描かれているので惹きこまれます。

 

この三連休、帰省していたんですが、読書モードの流れで小学生のときに読書感想文を書いた本を読んでみました。

 

イレブン日記 (ひくまの出版創作童話・はばたきシリーズ)

イレブン日記 (ひくまの出版創作童話・はばたきシリーズ)

 

 

落ちこぼれがサッカーに目覚めて奮闘するはなしなんですが、こういう話し好きっすわー。

この本で読書感想文を書いたら、担任の先生にえらく褒められた覚えがあります。

僕の文章がよかったのではなく、この本を選んだのがよかったわけなんですが、読書感想文はどの本を選ぶかで決まりますね。

 

読書感想文にお困りのお子さんがいらっしゃるご家庭におすすめの一冊です。

高校生ぐらいだったら少年時代の原作『長い道』もいい感想文が書けると思います。

 

夏休みの宿題って、子どもだけの問題じゃなくて家庭を巻き込む大問題だと思います。

うちの両親は進路とかに一切口出しせず子育ては放任主義だったんですが、なぜか夏休みの宿題には妙に熱心といえば熱心で、読書感想文は父の検閲が必須でした。

 

兄の自由研究は、ほぼ母がやっているのにかわりなく、それが賞をとってました(食べ物の染みの落ち方の比較で、桃の果汁の染みは落ちにくいという結論。以来、僕は桃を食べるとき細心の注意を払うようになりました。桃とはいつも真剣勝負です。)。

 

夏休みの宿題で何か賞をとっている場合、それは純粋にその子がつくりだしたものではなく、親の力が9割とみて間違いありません。

 

うちでは24時間テレビを見ながら(東北地方は夏休みが明けるのが少し早く、夏休み最終日に24時間テレビをやっていることが多い)、必死こいて宿題を終わらせていました。「負けないで」のBGMがやたらと胸を打つんです。だから24時間テレビを見ると夏休みの宿題を思い出します。

 

夏休みの宿題っていうテーマで書き出すと、ポスター攻略法とか書けることがまだあって、またいつか書こうと思います。

 

ーー

 

さて1週間のふりかえりです。

8月5日(月)~12日(日)のまとめです。

  

  メニュー 結果
オフ ゲレゲレ☆
トレミジョグ(キロ6)60分 ◯  10キロ
ミドル走(キロ425)16キロ ◯  1:10:12
トレミジョグ(キロ6)60分 ◯  10キロ
暑気 払い
ロング走(キロ5)35キロ~ × 30キロで逃亡
LSD(キロ7)180分 ◯  25キロ

 

8月7日(水)ミドル走16キロ

 

前半キロ430、後半キロ420で走ってみました。

 

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徐々にレースペースまであげていく予定です。

 

8月10日(土)ロング走35キロ→30キロで帰る

 

午後から予定が入っていたので、午前中暑くならないうちに朝早く走るつもりが寝坊。

それでも、天気予報が曇りだったので最低でも35キロ走ろうと思ってスタート。

 

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後半になり日が照ってきて、これ以上走ったら死ぬと思って30キロで切り上げました。

いつも夜に走るので日差しに弱いことをつくづく実感。。

 

8月11日(日)LSD180分

 

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実家のまわりをてきとーに走りました。仙台は涼しかったです。

 

一週間のふりかえりは以上。

 

ーー 

 

8月12日(月)山練

 

昨日、9月22日に控えている仙台泉ヶ岳トレイルランの27キロコースの試走に行ってきました。

 

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僕が試走に行くと必ず曇ります。


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北泉ヶ岳山頂(標高1253m)


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黒鼻山山頂(標高842m)

大会のコースにしたがってはじめて走ってみたところなんですが、この先道があるべきところに道がなく、迷ったりクマさんに出会ったら嫌なので来た道を引き返しました。

 

最近実家の近くでクマさんが出たらしく、本当にクマさんこわすぎー。

山で下りのときは鈴鳴るけど、上りのときはほとんど鳴らないから、手で振ってチリンチリン鳴らしながら歩くーみたいな。

札幌でクマさんが出たニュース見てると、もはや熊鈴意味あんのかよって思っちゃう。

クマさんに八つ裂きにされて死んでも、まー仕方ないか。それもまた~人生~♪

 

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泉ヶ岳山頂(1172m)

 

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とうことで、途中引き返したところがあったので、大会コースをそのまま試走するには至りませんでしたが、8割方再現できたかなと思います。

 

スントでは走行距離26.9キロ、累計高度1566m。

同時に計測したジオグラフィカでは走行距離23.7キロ、累計高度1721m。

ジオグラフィカは距離が短く計測される傾向があるように思っていましたが、スントはスントで明らかに長い気がするし、累計高度も全然違うし~。

 

 

おしま井上陽水の曲の中で一番好きな曲は『ゼンマイじかけのカブトムシ』