レポ続きです。
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第9回いわきサンシャインマラソンふりかえり【その1】スタートまで - ちょびの走りっこ記録
第9回いわきサンシャインマラソンふりかえり【その2】前半 - ちょびの走りっこ記録
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中間地点を過ぎました。
マグオンのグレープフルーツ味を投入。程よい酸味でリフレッシュ。
中間地点を過ぎて現れるのが、このコース屈指の難所、マリンタワーの坂!
距離にして約500メートル、高さ50メートル弱といったところでしょうか。
坂を一気に駆け上がります。
(いわき市公園緑地観光公社より)
この坂で歩く人がけっこういます。
焦らずリズムよくあがろうと思い、せっせと足を前に出します。
まもなく坂の頂上が見えてきますが、なかなか頂上にたどりつきません。
一気に息が切れてきました。
キロペースが5分近くまで一気に落ちます。
坂、きっつ!
「もう少し!もう少し!」との沿道の応援を受けて登り切ります。
登り切ったところには、トマト、いちご、おにぎりなどなどステキなエイドの数々。
(公式サイトより)
そんなエイドには見向きもせず(もったいない)、遅れたペースを取り戻すべく先を急ぎます。
上った分を一気に下ります。
このとき見える小名浜港の景色は壮観です。
(いわき市公園緑地観光公社より)
短いトンネルをくぐって下り終了。去年はこの辺りで突風が吹いて身体が押し返されて、下り坂なのにまともに前に進めないような状態でした。
でも今日はそこまでひどい風は吹いていません。
これなら大丈夫だろうと思いきや、下りきったところで足、重っ!
息もかなり乱れています。
この先、ららみゅう(大型観光物産センター)やアクアマリンふくしまなど、沿道の応援が盛り上がるゾーンに入りますが、明らかにまわりのペースが落ちていました。
今までまわりのペースに合わせるかんじで走ってきましたが、ここからは、そうはいかんざき!
自分の力でペースを維持します。
25キロ通過
20~25キロのラップ 21’07(キロ4’13)
小名浜港ゾーンへ。
(公式サイトより)
ブラバンの演奏もありました。本日3回目。
「おどるポンポコリン」。
個人的にブラバンの演奏で「おどるポンポコリン」にあたる確率が高い気がします。「おどるポンポコリン」、ノリがいい曲なので嫌いじゃないんですが、「おどるポンポコリン」の歌詞ってどうなんでしょう?
ぴーひゃらぴーひゃらたったたらら、ぴーひゃらぴーひゃらたったたらら
何かメッセージがこめられているんでしょうか。
なんでもかんでもみんなおどりをおどってないし。
おなべの中からボワッとインチキおじさん登場したら超こわいし。ホラーじゃん!
ま、そういうことは気にせずリズムに乗って走りましょう。
しかし、ブラバンの演奏をもってしても、前に進むのがかなりつらくなってきました。
あーさっきまで余裕をもって走っていた、キロ4’15ペースがマリンタワーの坂を境にこんなにキツくなるなんて。
30キロ過ぎからが勝負と思っていたのに、30キロ手前でこんな状態だなんて。
サブ3ができなくて途中でつぶれたとしてもサブ3ペースで30キロ以上いけたという実績を残すことが、次につながる走りになると思っていました。
だから、後先のことは抜きにして、今この瞬間、このペースを維持する!
辛いのは気のせい!
しかし、GPSの表示は残酷です。
4’15、4’16、4’17、4’18・・・
27キロ以降、GPSがキロ4’15ペースを示すことはなくなりました。
無念。。
これが今の自分の実力か。。
小名浜港エリアを抜けると、工業団地に向かう大きな道路に出ました。
ランナー同士の間隔がだいぶあくようになり、単独走のような状態に。
まずい、まずい。キロ4’15を維持できなくなった精神的ダメージもあいまって、この状態だと一気にペース落ちちゃいそう。ていうか、落ちてる。
自分にあったちょうどいいペースの人がいない!
ダメだー、あーもうダメだ―
このまま一気にペース落ちるパターンだわー
おわったー
そんな中、沿道に目を向けると、
サンバ打楽器隊の演奏。
さらにー
マカプーだ!
よし!がんばろう!
マカプーは東北電力のキャラクターです。
マカプーに元気をもらって気持ちを切り替えます。
まもなく30キロ。
なんていう名前の橋か分かりませんが、この橋でこの日一番強い風を受けました。
風きっつ!
やめてーもー
30キロ通過
25~30キロのラップ 21:47(キロ4’21)
これからランナーを最も苦しめる難所、通称「ふたこぶラクダ」に入ります。
もー体力残ってないよー
つづく。