レポ続きです。
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第28回仙台国際ハーフマラソンふりかえり【その1】前半 - ちょびの走りっこ記録
とその前に、
ご一緒したみなさんのレポ、本当におもしろくて、それぞれの視点・立場でそんな風にレースに臨んでいたのかーと思うところがあり、レースをより一層感慨深くふりかえっているところです。
特に今回の仙台ハーフは、各々スタートブロックが違って、それぞれの立場の違いが際立っていると思います。
僕がBブロックでのびのびストレッチをしているときに、人の尊厳を保つため静かに闘い始めているAブロックランナー、ぽよぽよの二の腕を観察するCブロックランナー、人混みに酔っているDブロックランナー、そして、てぃーけーさんを僕と間違ったところでまだブログ上整列に至っていないGブロックランナー。
失礼を承知で僕の独断と偏見で「よんでますよアザゼルさん」に置き換えてみた図。深い意味はありません。僕はアンダイン、職能は嫉妬です。
同じ時間をそれぞれがどう過ごしていたかに思いを馳せるとおもしろいです。
特にてぃーけーさんのレポ、熱量マックスのステキなレポとなっております!ランキング上がれー!!
この記事で、僕のブログの猟奇的ファンと書いていただき、大変うれしくありがたい一方、てぃーけーさんのこの先を案じずにはいられなくなりました。ちょっとてぃーけーさん大丈夫ですか?本宮バッグに反応するって相当ですよ。僕のブログそんなに読んだところで何もプラスにならないですよ。そもそも僕おもしろい人間でも何でもないですから。僕ただの短足顔デカクソメガネですってば!
それぞれのレポをぜひ読み比べてみてくださいといいたいところですが、自分のレポはこれといったおもしろみがなくて悲しくなりました。
ーー
それではレポの続きに戻ります。後半戦です。
10キロを過ぎて、前日の夜食べた四川風マーボー豆腐のせいか、お腹になんとなく違和感。
気のせい、気のせいと自分に言い聞かせて、走ることに集中します。
東二番丁通り、河北新報の辺りで、「この後、高橋尚子」の表示。
まもなく、Qちゃんとハイタッチ!
Qちゃんの手、なんかウェッティー。。
そら何百人のランナーとハイタッチしますからね。大変なことです。Qちゃんありがとうございます!
Qちゃんのハイタッチで元気をもらったら、不思議とお腹の違和感はほぼ気にならなくなりました。Qちゃんパワー!
(Qちゃんというニックネームは、高橋尚子選手が打上げの一芸でおばけのQ太郎に扮してダンス?を披露したところ、小出監督がそれをいたく気に入ってQちゃんと呼ぶようになったんですよ。以前テレビでやってました。)
この辺から、キロ410前後で走るちょうどいいかんじのペースのランナーを見つけたので、ついていきます。このペースを維持できれば目標の90分切りができそうです。
線路をくぐって、新寺通り、そしてコボスタまわりの道路を走ります(今、コボスタっていわないみたいですね。野球に疎くて。。)。
このコボスタまわりは、信号にひっかからないでグルグルできるコースなので、実家に帰ってきて起伏がないコースでロング走したいときに走っています。
何度か走っている道なので走りやすくかんじます。
11~15キロのラップ
406,416,402,409,407
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15キロを過ぎた直後、後半の難所、アップダウンがきつい聖和高校の陸橋へ。
思ったよりサクサクっと上れました。アップダウンが多い福島のレースで鍛えられていたのかな。
この頃には、まわりにAのゼッケン(陸連登録者で水色)をつけたランナーが段々多くなってきました。
陸橋を終えて、卸町方面へ。
3年前に走った時は、卸町の方へ延々と走らされた記憶で、応援も少なくなって非常に苦しく、なんならコースの半分は卸町方面を走るものと思っていたくらいなんですが、聖和の坂を終えると折り返しまで約2キロ程度なんですね。大した距離ではないです。
それが分かったら気持ちが上向いてきました。
キロ410を切るラップがそこそこでていたので、90分切りは余裕かもなんて思いも出てきました。
スライドが続くので、ビアーさんいないかなーとキョロキョロしながら走りましたが、見つけられませんでした。
17キロを過ぎて、卸町の折り返し。
折り返して、吹奏楽の演奏。
曲は、ジュピター!
へビデーーー♪(ゾクゾクゾクーって盛り上がるかんじ)
うわー、全身鳥肌ー!!
短足顔デカクソメガネから、身も心も顔も完全に竹内涼真にかわりました!
18キロ通過。あと3キロ、さっきまで余裕な気がしていた90分切りがよくよく考えるとかなりギリギリなことに気が付きました。
しばらくして、Macさんとスライド、焦っていたので危うく気づかないでしまうところでした。Macさん、軽やかでした。なぜGブロック!?
ここで声をかけていただいて、90分を切るべく気合いを入れ直しました!
ーー
19キロ通過、あと2キロちょっとでタイムは、1:20:なにがし。
あ、これまずい!ちょっとでもペース落としたら90分切りダメになる!
思いっきり焦ります!
ペーサーにさせてもらっていたランナーに感謝の念をおくって抜きます。
ただ、疲れがでてきて思ったほどペースが上がらない!
超超超(×100)焦ります!
そして、最後のきわめつけ、復路の聖和の陸橋!
気合いだ!
say!わ!
駆け上がるのに必死です。ただただ前に進むべく、自分の前方2,3メートルしか見ていないような状態です。
その坂の中腹。
「ちょびさん!」
!?
ふりかえると、てぃーけーさん!
あーとも、えーとも、おーともつかない声を何とか返しました。
危うく気づかないで行ってしまうところで申し訳なかったんですが、ここで声をかけていただいて、本当に力になりました。
てぃーけーさんも苦しかった中、たくさんのランナーの中から見つけていただいたことに対する感謝と、自分の走りに夢中になりすぎて往路を全然意識していなかった自分を反省です。
それにしても今回の自分は定点カメラに対する自己アピールも全然していないし、他に参加されていたみなさんに比べて大会を楽しむ精神に欠けていたと悔いています。僕、極めて保守的な人間です。。
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そして、20キロ通過。
16~20キロのラップ
409、410、406、409、411
20キロ通過のネットタイムは、1:25:25。
90分切り危ない!でもいけるはず!
ラスト1キロちょっと、競技場までの道は応援で最高潮に盛り上がっています。
フィニッシュゲートがある陸上競技場内に入ってきました。
ラスト、トラックを4分の3周!
最後の一踏ん張り!
力を振り絞って、ゴール!
時計で確認したタイムは、1:29:49。
90分を切ることができて、ほっとしました。
あきないコースで、あっという間のハーフでした。楽しかったー。
今回、走りやすい天気だったのが90分を切ることができた大きな要因です。
天気に左右されずに安定して90分切りができるよう今後ともがんばりたいと思います。
今回の仙台ハーフは3年ぶり2回目の参加でした。
3年前に走ったときは僕の初ハーフで、その時のタイムは、グロスで1:46:42、ネットで1:42:40でした。
このときはスタートロス4分だったのかー、この3年間でそれなりに成長したんだなーともの思いにふけっているところです。
ということで、次回ゴールした後についてまとめます。
つづく。