ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

宮城・名取 Trial Marathon(2021)ふりかえり【その2】レース&その後

 

レポの順番が前後しておそれいります。

まず、12月4日(土)のフルのレポを終わらせます。

 

前回→【その1】スタートまで

 

ーー

 

10:00 スタート!

 

ウェーブスタートにより、1分後にスタート。

 

本日の装備は、あのキモいあみあみの上にはてブロノースリ、短パン、シューズはペガサスターボ。

補給としてジェル1個と塩タブレット2個もちましたが、使いませんでした。

 

コースは、先月6日に走ったコースから折り返し地点がかわり、1周5キロを8周。それから2.195キロを走ります。

 

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続いてお天気チェック!

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12時を過ぎて風がでていることが分かります。

スタートの時点で日差しがあり寒さをあまり感じなかったので、アームカバーや手袋はしませんでした。

 

はい、では走りましょう。

 

ーー

 

スタートロス 1:06

 

本日の目標は、サブ3ペースでいけるところまでいく

 

自分の経験上、今シーズンのサブ3達成を考えた場合、この時期にサブ3ペースで30キロ走れないと絶望的、という勝手な考えがありまして、事実、昨シーズン、昨々シーズンはこの時期そのレベルに到達していました。

ブログをふりかえってみたら昨々々シーズンもそうでした(いやおまえどんだけサブ3できねーんだよ(^^;))

 

ここ数年で最も練習していない1年にもかかわらず、今の自分の実力と向き合えていなかったんだなとブログを書きながら改めて思いました。

 

ということで、スタートからキロ415で走ります。

けんちゃんさんはいつも通り落ち着いたスタート。

 

落ち着いたスタート。。

 

てか、落ち着き過ぎじゃ??

 

けんちゃんさんについていけば間違いない、ということでけんちゃんさんについていこうと思ったんですが、けんちゃんさんが前にでません。

 

僕は自分の時計を信じていないので、距離表示に合わせてキロ415にもっていくかんじ。今日のエプソンちゃんの調子だとエプソン上はキロ413だといいみたい。

かたや、けんちゃんさんは時計に表示されているキロ415ペースで走ります(ふつーそう)。

 

けんちゃんさんのペースにあわせようとすると、僕の時計はキロ417ぐらいまでペースが落ちてしまいます。

 

距離にズレがあるとは思いもせず、けんちゃんさんちょっと調子悪いのかなーとか一瞬思ったり思わなかったり(全然調子悪くないから)。

 

てことで、

0~5キロラップ 21:24

これから示す5キロラップのタイムは、あくまでこのコース上の5キロ。実際は5キロ+100mくらい。

最初遅いと思ったんですが、けんちゃんさんのブログを見て全然遅くなかったんだなっていう(^^;)

この後けんちゃんさんは、真実のサブ3ペースではなく、このコース上のサブ3ペースに切り替えたわけですが、漢(おとこ)だなと思いました。

僕は最後まで何も分からず走ってます(あほ)

 

2周目

早くも胃の不快感発生。さっき飲んだゼリーがこみ上げてきました。

朝食べたクリームシチューもよくなかったのか。。

 

5~10キロラップ 21:12

 

3周目

胃が痛い。はい、もう吐きたいです。

これは口に入れたものがどうかってのもありますが、やっぱりそもそもこのペースに耐えられる身体に全然なってないってことです。

 

10~15キロラップ 21:18

 

4周目

しばらくすればお腹は落ち着くと思いましたが、まったく回復する様子をみせません。

けんちゃんさんが前にでます。

このままだといろいろヤバい気がしてペースを落としました。

 

15~20キロラップ 22:26

 

5周目

がっつりペースを落としましたが、ダメです。

そして、下からの主張も始まりました。走る前にきっちり出したのに。。

上から下からピーピー。後ろから前からどうぞ畑中葉子状態(?)。

 

6周目に入る直前にピットイン。

まず下から。ささっと終わらせるつもりが全然出し切れません。

続いて上。出したくても出ない。

ということは、それはこういうこと。

 

甘え。

 

甘ったれてんじゃねーよ。

 

トイレを出て5周目を終えました。

 

20~25キロラップ 27:45

 

6周目

あと3周とちょっと。3周なんてパンチパンチであっちゅーまだから。

 

が、しかし、

 

まー、ここからが長いこと長いこと。

 

身体が動かない。

 

ペースをあげようとすると胃が痛くなって、身体が重いったらしゃーない。

 

25~30キロラップ 24:52

 

7週目。

近くを走るランナーについていこうとしますが全然ついていけません。

30キロ過ぎから不安があった右膝があやしくなってきました。

 

30~35キロラップ 26:28

 

8周目。

あと1周ちょい。だんだん風が強くなってきました。

DNFはぜったいないから、どんなにみじめでも走り切ります。

 

35~40キロラップ 26:40

 

あと2キロちょっと。

ここで今日一番の向かい風。ぎゃー身体が前にでないー。

 

折り返し地点まだかーと苦しむ中、ようやっと折り返し。

あと1キロー。ひー

 

最後の折り返し。

(以下、アップ時に撮った写真)

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もうちょい

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もうちょい

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もうちょい

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早く帰りたい
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あとちょっと
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ゴールまであと少しというところで、右手側にけんちゃんさんとりゅうぱぱさん。

 

お待たせしてしまってすみませーん!

 

フィニッシュ。

 

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グロス 3:25:54

ネット 3:24:28

 

ーー

 

完走後、Tシャツとメダルを受取りました。

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それから、施設内の温泉へ。

 

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https://www.natori-cycle.com/facility/より)

前回は入場規制がかかっていたので利用をあきらめたので今回は利用できてよかったです。

 

3人で話して距離がおかしいということがはじめて分かりました。

ちょび「いつも通りエプソンがおかしいだけだと思ってましたー」

あほ過ぎだろ。

 

りゅうぱぱさんとは大会でごいっしょする機会がしばらくありませんが、このメンバー、さらにこの後出てくるKさんもいっしょに年明けに練習会ができたらうれしいです!

 

そして、りゅうぱぱさんとお別れして、僕とけんちゃんさんは仙台駅へ移動。

 

16時から飲みます。

 

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本日はゲストに、夏のトラックの記録会でごいっしょしたKさんをお迎えしました。僕とKさんは何度かいっしょに練習で走っています。

 

Kさんは先日の金沢マラソンを走りました。その記録。

2:32:38

意味が分からない!

 

じっくりKさんと話せる機会をもちたかったのでとてもいい機会になりました。

Kさんはキプチョゲの練習スタイルを取り入れているとのこと。

モデルにしているランナーからして異次元。

 

僕は駅伝や陸上のことが全く分からず、けんちゃんさんの話し相手に全然なれないことを常日頃から申し訳ないと思っております(申し訳ないと思ってる割に駅伝とか全然見ない。YouTubeドラクエウォーク配信者の動画しか見ない。つまり、あんまり申し訳ないと思ってないのかもしれない)。

しかし、Kさんは陸上話しがもちろんめちゃくちゃくわしいので、けんちゃんさんの陸上の話ししたい欲が消化してもらえてよかったです(僕のどうでもいい話しもうまいこと陸上話しに隠れてくれました)。

 

ということで、解散。

 

ーー

 

最後に、かんたんに総括。

 

まず、自分の走りについて。

次の日、割とふつうに15キロ走っているので、全然身体を使い切ってなかったんだと反省しました。メンタルの弱さだなと。

あと、自分の過去の経験を基準にしてはいけないというか、こういうことをすると失敗するということが改めて分かったので今後の糧にしたいと思います。

走る直前に得体の知れないものを口にしない!

 

大会について一言。いや、二言三言。

 

11月6日に同じ会場でフルを走りましたが、そのレースはグッドスポーツさんが運営主体でした。

各地でランニングイベントを実施されているので、きちんとノウハウがあり、ストレスなく走ることができて、参加者も多く大会としての盛り上がりがありました(参加者が多いというのは困る点でもありますが)。なお、参加費5900円。

 

一方、今回のレースは天下のアールビーズさん主催。

まず、募集告知が遅かったです。加えて参加費1万円。そのせいか参加者が少なく、それはそれで走りやすいので悪いことではありませんが、応援禁止というルールもあり、大会としての盛り上がりはあまり感じられませんでした。

現場のスタッフさんはみなさん、すばらしい動きで、とくに完走後すぐ荷物をわたしてくださってありがたかったです。

しかし、距離問題がありとても後味が悪くなってしまいました。

本日12月6日現在も公式サイトに距離問題について触れるようなお知らせはありません。

 

東北地方は、この時期にフルマラソンの大会が開催されません。

そんな中、貴重なフルを走る機会をつくっていただけることは本当に感謝しかありません。

距離に対する疑い、運営に対する不信感があっても、結局、この時期に走る機会をつくってもらえれば僕みたいなランナーは参加します。なんやかんやいってやっぱり来年もあれば出ます。

 

そういうランナーの中に、このフルのために何年も練習を積み重ねてきたランナーがいることを忘れないでほしいです。

このフルを引退と考えて最後の記録を狙いにきたランナーがいたかもしれません。そんな最後のステージで距離が違ったなんて、適当に済ませていい問題ではありません。

 

このご時世に大会を実施することの困難さは想像に難くなく、至らないところがあるのは仕方のないことだろうと思います。

 

Tシャツやメダルがなくたって、スタートラインがカラーコーンだって、いい大会はいいと評価されます。

 

いい大会とそうでない大会の違い、それは真摯にランナーと向き合っているかどうか、その姿勢の違いです。

 

 

おしまい。