レポ続きです。
前回まで→
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９：００ スタート！
スタートロス １分１７秒
本日のコースはこちら。
大会としてこのコースを走るのは４回目。
大会が中止になっても走りに行っていたのでとてもなじみがあるコースです。
フィニッシュ部分など前回と微妙にかわったところがありました。
続いてこの日のお天気チェック。
走っている時の気温は、４．２～８．７℃。
風速は、７．６～１０．２ｍ
快晴でしたが、強風注意報がでていました。
今まで走ってきたいわきの中で、というか、今まで走ってきた大会の中で一番風が強かったです。
気になったので僕が前回走った２０１８年大会の天気も調べてみました。
この時の方が気温が暖かくて、風速は約５ｍ。
さらに２０１７年、２０１６年の天気も調べてみましたが、風速５ｍを下回っている年はありませんでした。かといって、１０ｍを超える年もありませんでした。
データから今年は風の強さがダントツで一番でした。
今までは海を離れるとある程度風が落ち着いていたのですが、今年は海を離れても容赦なく風がおそってきました。後半常にバギクロス状態。
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ということで走ります。
公園内を下り、公園を出て上り。そして、長い下り。海に向かって南下していきます。
ランナーで混みあっているので、スペースをみつけて蛇行に次ぐ蛇行。アマゾン川のごとく蛇行。
けんちゃんさん、TOMSAIさんの順にごあいさつをして先を進みます。
ずっと途切れることなく沿道の応援があります。
沿道の応援を受けながら走るフルマラソンは久しぶりなのでうれしいです。
しかも、大会側が用意したメッセージボードをもって応援してくれる方もいます。
「明日仕事休め」みたいなメッセージもあって、とても励みになりました。
スタート～５キロ
２２：５６（キロ４３１）
ランナーがばらけて走りやすくなってきました。
気持ちよく走れているのでそのままいきます。
５～１０キロ
２２：５６（キロ４１９）
１２キロ過ぎで一気に視界が開けて海岸沿いを走ります。
ここからもろに風の影響を受けはじめます。でもまだ序の口。
りゅうぱぱさんとスライド。いい走りをされています。
りるりるさんらしきグラサンがやってきたものの、すぐ反応できず「あ！」と声をだすのみ。。
前方に悟空のコスプレをしたランナー。このランナーさん、福島の大会では必ず目に入るランナーなので久しぶりに見ることができてちょっと感動。
１０～１５キロ
２１：３５（キロ４１７）
しばらくしてこのコース最大のお祭りポイント、江名港です。
（画像は大会PV動画からの切り抜き静止画です）
さすがに盛り上がりは前回大会の方が上でしたが、それでもたくさんの方から応援をいただきました。
至近距離に吹奏楽の演奏が２カ所！
ひとつめの演奏は『負けないで』。
ふたつめの演奏は『私は最強』。
この曲、テンション上がります。
さーこわくはないー不安はないー♪って超小声で口ずさみながら走っちゃいましたもん。ワンピース全然興味ないのに。そんでペースも自然と上がっちゃう。
江名港を折り返すともろに向かい風になってきます。
例年のことなのでおどろきはありませんが、まだ半分もいってないのにこれかーってちょっと萎えちゃう。
風は北西から吹く風なので江名港で折り返して西に向かうのがしんどい。
ゆえにスタートから南に向かって走る分には追い風でとても気持ちよく走れます。
逆に北に向かって走るのはマジで地獄です。この後いくつかでてきます。
けんちゃんさんとスライド。うぇーい。すごく楽しそう。
１５～２０キロ
２１：４７（キロ４２０）
そして、ハーフ通過。
中間点 １：３４：２６
中間地点を過ぎて現れるのが、名物のマリンタワーの坂！
前回走った時はわりとあっさり上ったイメージだったんですが、久しぶりだし何より走り込んでないので、きついったらありゃしない。
そこに柏原さん降臨。
いいところに降臨してくださいました。
目線を下げてーと具体的な助言。
息が切れる！きーつーいー！
でも、柏原さんの応援もあり何とか踏ん張って上りきりました。
上り切ったところにエイド。
これまでの大会でスルーしてしまっていたミニトマトといちごをゲット。
ミニトマト１個といちご１個がセットになってラップにくるんであります。
丁寧に準備してくださって本当にありがたいです。
一方で、コロナ禍以降の大会で当たり前になってきたエイドフードの個別包装。
そろそろやめていい時期だと思います。ぜったいにこのまま定着させてはいけない悪しき慣習。ゴミを増やすな。準備してくださった方にはもちろん超絶感謝です。
上り切ったらすぐ下り。
ぐんぐんスピードに乗って下るので、丁寧に包装されたラップが開けられない。
ミニトマトといちごが食べられないよー
ラップを解いたら解いたで、ミニトマトといちごのヘタをとるのに苦戦。
ミニトマトを口に入れた頃には下り坂終盤。
そして、下り坂がおわるところに小さなトンネル。
同時に北に向かって走るところでもあります。
すなわち、トンネルから超突風の向かい風！！
もはや、前に進みっこない。身体が押し戻されそうになるレベル。
いちごどころじゃない。
トンネルを抜けると突風はおさまり、無事にいちごを食すことができました。
そして、小名浜の観光エリアへ。アクアマリンふくしまなどの施設が続きます。
景観は最高なのですが、風のレベルが一気に上がります。
しかもー
北へ南へうねうねと走ります。
南下するときはいいんですが、北上するのがつらいったらありゃしない。
ここほんとつらくて、２５キロのラップ取り忘れました。
でも、ここではフラの応援があります。
こんな暴風の中をフラで応援してくれることが本当にありがたい。
なんとかがんばろうという気持ちになります。
しかし、ここからが本当の地獄。
大きい道路に出て工場地帯を走ります。
さえぎるもののなさに拍車がかかります。自分で書いてて日本語がよく分からなくなるレベル。ないものに拍車がかかるってなんだよ。
風が強くて本当に前に進めない。
視界のずっと先まで続くロード。もう絶望しかない。
心がへし折られました。
僕がそうですが、おそらく大半のランナーがタイムという目標を放棄したことでしょう。
タイムとかそんなのはどうでもいい。
ただただ早く帰らせて。
２０～３０キロ地点
４７：１６（キロ４４３）
右足の甲が痛かったので、３０キロ地点で靴紐を結び直すために立ち止まりました。
ここで止まらない方がいいと思いつつも、痛かったので止まりました。
いざ、走り出そうとすると身体が思うように動きません。
ハムの張りがかなり強く出ています。
あとまだ１０キロ以上ある。泣きたい。。
とぼとぼ走ります。
どんどんランナーに抜かされるー。
そんな状態で最後の難所、ふたこぶラクダへ。
とぼとぼ走って上り終了。
下りへ。この下りがもろに北西方向。向かい風の波状攻撃。
下りなのに全然前に進まない(T_T)
それでも、りゅうぱぱさんとまもなくスライドするから元気出していこう。
りゅうぱぱさんとスライド、りゅうぱぱさんきつそう。
きついのはみんな同じ。あと１０キロきってるから、だいたい１時間の辛抱。
１時間かー。長い。もうむりー。
下り切って折り返して上り。
この上りがきついけど、進んでいくうちにだんだん走れるかんじになってきた。
３０～３５キロ
２６：４５（キロ５２１）
追い風になりました。上り坂なのにさっきの下り坂より走れるかんじに。
向かい風がきついのはたぶんもうおわり。
まだゴールまで５キロ以上あるけど、気持ちが上がってきました。
いくら練習していないとしても、そのときもてる力を出し尽くす。
たくさんの人が応援してくれる、その応援に全力で応えるのがランナーの務め。
痛いのはハムだけ。やばい系の痛みはなし。ならせっかくの機会、走れる喜び全開でいこう！
そうやっぱ したいことしなきゃ
腐るでしょう？
期待には応えるのーぉおおお〜
まわりのランナーもそんな気持ちだったのか、ペースアップしてきました。
確か３７キロ付近にあった最後から２番目のエイドにコーラがありました。
このコーラがまたいいところにあるんだこれが。
マラソン終盤のコーラ大好き！
３５～４０キロ
２５：１９（キロ４５８）
ん？エプソンちゃんに測定される距離との兼合いで実際はキロ５分以上かかっていますが、エプソンちゃん上はキロ４５８。
この４０キロ前後のところで聞き覚えのあるメロディーが聞こえてきました。
スラムダンクの第ゼロ感です！
これはテンション爆上げ！
熱砂を蹴りあらがうのさー♪
音楽の力はやっぱり大きい！
あと２キロ、出し切るぞー！
ひたすら直線道路を走り続けます。
途中ペースが落ちたり、落ちたと思ったら上げたりとペースが乱高下。
キロ４３０ぐらいまでいけないかなと思いましたがそれは無理でした。
あそこを右に曲がればフィニッシュだー！
沿道にけんちゃんさん！
不意打ちでちょびっくり！あざーっす！
右折！
ラスト、振り絞る！
ゴール！！
グロス ３：１８：５６
ネット ３：１７：３７
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最後ストップボタンとラップボタンを押し間違えました。
つづく。
