先日、福島市内のトレランコースを走りました。
福島市にお手頃なトレランコースがあるならうちの町にもあるかなーと思い調べてみました。
あくまでトレランコースを調べる前提で、ちょびちょび検索していたら、僕の町にもトレランできそうな山があることを発見。そして、頼んでもいないのに、そこに至るまでの程よい峠走コースが目に入ってきてしまいました。
僕、坂が嫌いでして、坂が大嫌いでして、峠走を1回もしたことがないという、にわか岩本教徒です。
大して調べもせず(調べてあったらあったで困るので)、うちの町は超平面都市であると脳に刷り込ませ、うちの町に存在するアップダウンはなきものとして、近くに峠走ができる峠はないとほざいておりました。
でも、実は近くに峠走コースあった。。けっこう立体的都市だった。。やめてよ。。
一方、先日の10キロレースで練習不足を痛感したわたくし。
来週控えている郡山シティ―マラソンに向けて、心肺・脚力を強化するには峠走が最適ではないかと思い、重い腰を上げて、本日そのコースで峠走をしてまいりました。
それにしても、この名前ですよ。
「御霊櫃峠」(ごれいびつとうげ)って。
名前からしておどろおどろしい。
で、やっぱり出てきました。関連検索ワード。
「御霊櫃峠 心霊」
やめてよ。。
なんか熊も出そうだしー
霊か熊かでいったら熊の方がこわい。
ーー
10:20 自宅から30分弱で高篠山森林公園着。
峠走コースのすぐ近くの公園に車を駐車。
この公園、キャンプ場が備わったきれいな公園で、ハイキングコースがいくつかあるので、公園内のコースを走ってみるのもよさそうです。
トイレを済ませて、いざ峠へ。
公園にはまだ桜が咲いています。
公園を出てすぐのところに峠道の入口があります。
林道ごれいびつ線(終点)。この道をずっと進むと猪苗代湖に出るんですが、おそらく猪苗代湖側が林道の始点と思われます。
はい、ではスタート~
さっそく「熊出没注意」二連発。
僕、熊に出くわしたら確実に死にます!その自信だったら誰にも負けません!
そんな僕を守ってくれる強い味方。
昨日ゼビオで購入。
消音できるタイプです。
命名、熊野鈴子!(下の名前は「りんこ」でありんす。)
鈴子、頼むぜ!
鈴子、将来女の子が生まれたら、名前の候補にしてみてもいいかも。
もう一つ、女の子が生まれたら候補にしている名前があります。
「梨桃子(りもこ)」です。
兄夫婦に女の子が産まれたとき、兄夫婦が山梨で出会ったことから、かなり強くこの名前を推したんですが、一切相手にされませんでした。
福島感もある名前だと思うんですよね。
ちなみに、この名前は、母が「テレビのリモコンどこー?リモコンどこー?リモコちゃーん」と言っていたところからきています。
なんか自分で書いてて悲しくなってきたのでこの話題やめます。
1キロ通過。
勾配はまだ緩やかです。
2キロ通過。
だんだん峠感がでてきました。
3キロ通過。
暑いっす。
途中、開けた芝生地帯がありました。
4キロ通過。
木の葉っぱが少なくなってきました。
5キロ通過。
割と風が吹いてます。
6キロ通過。
見晴らしがいいところもあって清々しい気分です。
雪、残ってるー。
思わず、手に取って首にあてます。
ひんやリゾ~ト(´∀`)
コースの途中何か所か登山道の案内もありました。
なかなかワイルドな道ですがここを通るとコースをショートカットできそうです。
ちょうど7キロきたところで雪が完全に道をふさいでいます。
車できている方が立ち往生していました。
どんな道でも進んでいける人間ってある意味最強の移動手段のような気がします。
雪の面、クリア。
8キロ通過。
ゴールっぽいところが近づいてきたかんじです。
200メートルくらい進んで、峠道の最高地点到着。
52分ほどかかりました。
トイレと数台分の駐車場あり。
標高876メートル。
「賊徒を征伐」「戊辰戦争の古戦場」、要するに、霊がいるのは間違いなさそうです。
さらに先を進むと猪苗代湖に続く下りの道です。
今日はここで引き返しますが、右の方に見える登山道を少し上って見晴らしがよさそうな小高いところに行ってみます。
トレラン風味で上ろうとしたところ、砂利よりも大きめの石に覆われた道だったため歩いて上るのも一苦労でした。そもそも本来走る道じゃないわけで、この道でトレランできたら最高だなーと思っていたんですが、経験を積んでからでないと足をとられてケガをする危険大です。
小高いところからの眺め。
360°のパノラマビュー!
東の方は、これまで上ってきた峠道を見下ろすとともに、市街地を一望することができます。
北東方向に見えるのが、標高1009メートルの額取山。その山頂まで登山道が続いています。
西は、山を越えた先に磐梯山!
そして、猪苗代湖!
眺め、最高!
ただし、まわりは遮るものが一切ないため、超強風が吹いています。
サンバイザーが飛ばされそうになるくらいで、のんびり景観を味わうかんじではありませんでした。
ーー
ということで、来た道を戻って下ります。
下りはトレーニング重視で一気に下ります。
はい、スタート地点に戻ってきました!終了!
てか下界、暑いんですけど。
車に戻って外の気温確認したら、29℃なんですけど。
ということで、今回の記録です。
頂上で休憩した時間を含めず。
高度差508メートルを、8.2キロ、上って下りました。
前半の上り
後半の下り
ーー
今回の峠走、峠走をしたことがない僕には程よい距離と勾配でした。
激坂と感じるような急勾配はなかったので、一定のリズム、ペースで走れるコースだと思います。
車の往来が数台あったので、極度に熊を怖がる必要はありません。
あと、チャリの人と4、5人すれ違いました。
種目は違えど声をかけあえるとうれしいです。
それにしても、チャリで好き好んで山道を上るっていうのが僕には全く理解できません。ぜったい太腿きつくなるでしょう。坂道を立ちこぎで進むときの太腿のきつさがずっと続くとかってぜったいムリです。どんだけMなんでしょう。ヘンタイですよ。
なお、峠を走っている人間はおそらく僕だけでした。チャリの人からどう思われてたかな?
今日の峠を頂上まで車で行って、そこから額取山方面にトレランしてみるのもいいかもしれません。峠の先を進んで猪苗代湖の方に出てみたり(その場合どうやって帰ったらいいかは分からん)、今日と全く違うコースですが額取山の登山道をトレランしてみたり、考えただけでワクワク!
いずれにせよ、そろそろトレランのシューズ買ってみたいと思います。(ネットで物色してるんですが、なかなか決められない。)
走り終わった後(温泉)はまた明日。
参考ページ
郡山のヒルクライムスポット!御霊櫃峠(ごれいびつとうげ)を紹介する件 | X-body 好奇心で人生を楽しむ
つづく。