ちょびの走りっこ記録

サブ3目指して走ってます!

メンタルモンスターになる。

 

現在、開催中のW杯カタール大会。

 

わたくし、サッカーはW杯の日本戦しか見ない、典型的にわかというか、にわかにも至らないレベルの者ですが、4時に起きてスペイン戦を観戦するなど、ばっちり興奮と感動をいただいております。

 

4年前のロシア大会、ブログでちょびっと触れておりました。

 

chobi-chobi.hatenablog.com

 

この記事で書いているんですが、本田、長友、岡崎選手は僕と同い年。南アフリカ、ブラジル、ロシアの三大会で中心選手として日本代表を引っ張ってきました。

おそらくロシア大会で同世代の選手は最後のW杯になるだろうと思っていましたが、本大会で長友選手が4度目のW杯に出場。そのアツいプレイに引き込まれました。

 

僕は長友選手のプレイスタイルというか生き様が好きで、南アフリカ大会の後に出版された『日本男児』を買って読んでました。

そして、今回カタール大会前に出版されたのがこちらの『[メンタルモンスター]になる。』です。

 

 

カタール大会に至るまでの経過、W杯にかける思いがアツくつづられています。

 

本著冒頭、長友選手は、たくさんの人を照らせる「光」になりたい、と書きました。

まさに本大会で長友選手は、その言葉のとおりたくさんの人を照らす「光」になっていました。

 

印象的だったのは、カタール大会アジア最終予選の最中、吉田麻也選手と二人でW杯にかける思いを確認し合ったということ。

あのブラボー会見の時に、吉田選手がブラボー佑都!と声をかけた裏にはそういうことがあったんだと、このベテラン二選手がどれだけ苦悩し戦ってきたのかが非常によく分かるエピソードで、それを知って試合やインタビューを見ると感動もひとしおです。

 

本著の中にマラソンに通じると思った一節があったので引用させていただきます。

 

2014-2015シーズン、W杯ブラジル大会敗退から、コンディション不良、退場、怪我、そしてインフルエンザに罹るという状況に見舞われた長友選手、その時の心境をこう記しています。

 

「こんなことでいいのか?お前はそんなものか?もっと強くなれよ・・・」

メンタルが弱っている。強くあらねば。自分に打ち勝て。

思えば思うほど、体中が力んでいく。

・・・

ふとした瞬間に気付いた。

「弱い自分でもいいじゃないか。というより、自分は弱いんだから、そんな弱い自分と戦ってどうするんだ?」

自分と戦う必要はない、もっとサッカーを楽しめばいい。

復帰戦、びっくりしたのは、体がものすごく動いたことだった。

・・・

「強くあれ、自分に負けるな」

大事な問いかけだけど、あまりにそれを思い続けていると心が固まってしまう。固くなったものは、強い衝撃ですぐに割れてしまう。

「柔らかい心」を手に入れた僕は、ほかの選手にはない、簡単には折れないメンタルで、自分の身体、技術を支配することができるようになっていった。

 

この本にはメンタルを強くする具体的な方法論が書いているわけではありません。

しかし、弱い自分を認めて受け入れる、それが何かを成し遂げるための原動力になるということが分かります。そこに自らを信じる、自信が生まれる。

 

弱い自分を認めるってとてもむずかしいことだと思います。

ある意味、自分の生き方におけるひとつのテーマです。

 

ブログを読んでいて、あーこの人は弱い自分を受け入れられない人なんだな、こういうタイプの人はフェードアウトしていくんだよな、って思って実際にフェードアウトしていったブロガーさんもいるような、いないような。。

 

12月、仕事やらなんやら不安定な時期で思うように走れなかったりですが、長友選手の精神でしなやかなメンタルをもって乗り超えたいと思います!

 

長友選手関連のおすすめ動画です。

 

www.youtube.com

エリート選手より無名から這い上がる選手に魅力を感じます。

 

www.youtube.com

マジで泣けます。

 

www.youtube.com

長友選手の魅力はその声!それを堪能できる動画です。

 

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以上、カタール大会、どこが優勝するか、4年後日本代表がどんなチームになっているか楽しみです!

個人的に、冨安選手がめちゃくちゃすごい選手になる(すでにすごい)って期待してます!

 

 

おしまい。