レポ続きです。
前回まで→
レポと全然関係ないんですが、さっき映画『怪物』を見てきまして、その余韻がおさまらなくて感情がグルグルとまわっております。
是枝監督の作品は、『だれも知らない』で衝撃を受けまして、『そして、父になる』『万引家族』を映画館で見て是枝耐性がそれなりにできてるものと自負していましたが、今回も思いっきり衝撃を受けてしまいました。
脚本がドラマ『東京ラブストーリー』の坂元裕二さん。昨年末ＢＳで再放送されていた『東京ラブストーリー』よく見ていました。
そして、音楽は坂本龍一さん。坂本龍一さんが亡くなられた後、『戦場のメリークリスマス』を見ました。素人には映画と音楽が全然噛み合ってないように思ったんですが、今回は映画の世界観をより深いものにするすばらしい音楽でした。
そういえば、『怪物』と『戦場のメリークリスマス』、ちょっとつながる部分がある。。
田中裕子さんのセリフ「しょうもない、誰かにしかない手に入らないものなんて幸せじゃない、しょうもない、誰にでも手に入るものが幸せなんだよ」が、すごい頭の中で反芻しています。
映画『怪物』、見たら間違いなく裏切られます。
邦画はアニメだけじゃないって思えます。ぜひご鑑賞ください。
まずい！映画のレポになってしまっとる！
仙台ハーフレポ、レース編いきます！
ーー
１０：０５ スタート！
なんなのこの、０５分て。
１０時ぴったりスタートじゃダメなんかい？？
スタート、ゴールの様子はこちらの動画で見ることができます。
Ｂブロックでスタートしたわたくし。
スタートロスは４１秒。
スタートゲートを通過して、いざ出発！
本日のコースはこちら。
けっこうアップダウンがあるものの、前半はあまり気になりません。
後半、とくに１６キロ付近からの「いたがきに向かう上り」がこのコースで一番きついポイントです。
ここまでに足を残しておけるかがコース攻略のカギだと思っています。
お天気をふりかえります。
気温２５℃？？
いや明らかにもっと暑かった気がします。
風が強かった分、記録上は気温がそこまで上がっていないのでしょうか。
１１時台に風速９．３ｍ／ｓ、１２時台には１０．５ｍ／ｓ。
これはあの悪夢の今年のいわきに匹敵する風の強さです。
体感としてはいわきの方が風が強かったので、いわきほどじゃないなと思って風で心が折れることはありませんでした。
お天気のデータからも分かるとおり時間がたつにつれてどんどん風が強くなっていました。
西からの風で、追い風だといいんですが、向かい風だときつかったです。
暑さに関して言えば、前回走った福島のハーフの方が風がないし日影が少ないしきつかった印象です。福島のハーフを経験していた分、暑さには耐えられた気がします。
ーー
ということで走り始めたわけですが、走り始めるととにかく、
身体が重い。。
ここ１週間、いや前回の福島からほぼ走っていなかったので当然なのは承知しているのですが、出だしはまわりのペースにあわせるのでいっぱいいっぱい。
せめて前回の福島のハーフのタイムは超えたいと思ったんですが、この状態だとかなりきびしい予感。
しかし、思ったより渋滞がひどくありません。
その気になればグイグイ前に出て走れそうなかんじです。
無理な追い越しをせずにキロ５をキープしながら走ります。
そして、まもなく、、
胃が痛い。。
やだもー、これでハーフとかまじやだもー
また催してゲリったらどうしよ。。
おそるおそる走る、そんなかんじになっています。
スタート～５キロ
２４：１５（キロ４５１）
線路をくぐって仙台駅西側へ。
給水ポイント、小学生？中学生？子どもたちが声援を送りながらボラをしてくれてとても励みになります。
東二番丁通りへ。
そして、青葉通りを西へ。
大橋へ向かって下り。
なお、大橋の右手側にあるのが西公園。前日、日本酒イベントに行ったところです。
このとき、僕に追いついたてつさんが声をかけてくださいました。
てつさんとのランデヴースタート。
下り切ったら給水ポイントを経て上り。
この上り坂は伊達武将隊ポイント。
伊達武将隊のことは正直僕もよく分からないので気になる方はこちらをどうぞ。
毎年すごい応援してくれるので、あえて大まわりしてハイタッチをいただきました。
新緑のけやき並木とたくさんの応援にあふれる、コースのハイライトです。
てつさんに声をかけます。
ちょび「次折り返すところが定点カメラです。」
そう、この日の大一番が近づいてきました。
いや、この一年の大一番と言っても過言ではありません。
定点カメラに向かっていかに仙台ハーフを楽しんでいるかを見せつけるか。
このレースにおける最大のミッションが近づいてきました。
（貼り付けますが、あえてさがして見ていただくようなものではないですからね。てか、見ないで！！）
昨年は「Beauty & Beast」というテーマで高い芸術点を獲得しました。
今年はというと、、、
何も考えていません！
昨夜の飲み会にて会議して出てきた候補
①１分間寝る（タイム気にしないからいいだろ理論）
②とりあえず脱ぐ（もちろん下半身）
①か②、、、
どちらかと言うと①か、、、
でも、どうなの、ランナーとしてどうなの！？
おまえ、それでもランナーなのか！？
自問自答。。
近づく定点カメラ。。
よし決めた！
今年のテーマは、
「だが、情熱はある」
只今、夢中になって見ているドラマ！
どんなドラマなのか、なぜ夢中になっているのか、説明すると長くなるので詳細は省きます。
その主題歌『こっから』
燃やすこの闘志 その鉄格子
ぶち壊し どうしようもないままが
自分なんだ こっから始まんだ
そうだよ！これだよ！
これが今の自分じゃないか！
前日飲んでゲリって腹痛くて走ってる自分。
このどうしようもないままが自分なんだよ！
こっから始まんだよ！
完全に自分の世界に入りました。
もはや、近くを走っているてつさんの存在が頭にありません。
定点カメラに向かってペースアップ！
Ｌｅｔ ｉｔ ｆｉｒｅ！
おれはストーンズだ！
おれはジャニーズだ！
いや、
おれは大外傑だ！！
圧倒的に大外から入る、それこそが大外傑！！
明らかに他のランナーと異なるコース取り！
不審者です！
その不審者に続く者が・・・
不審者２人います！！
なんとなんと！
（この日、ちょびは青い（紺色）はてブロノースリ、てつさんは赤いはてブロノースリを着て走っております。おそろなの☆）
僕、自分のことでいっぱいいっぱいだったので、てつさんがこうやって走ってくださっていることを知りませんでした。
後から動画を見てマジで感動しています！
名古屋からわざわざハーフを走りにきて、しかも、タイム度返しで大外傑してくれるなんて！
あたまいかれてる！
そして、大外傑ことちょび、
見切れる！
おそるべきことに、今年の運営、大外傑対策を講じてきました！
よほど去年の大外傑が脅威と見えたのか、大外傑するやつは定点カメラの射程外とする非人道的行為！
運営！見損なったぞ！
そして、
てつさん、僕につられて明らかにとんちんかんな方向に事故アピール、基、自己アピール！
この間、僕はカメラにうつっていないにもかかわらず猛烈自己アピール！
ジャニーズです！ジャニーズです！
僕、ジャニーズです！
そして、現れる自称ジャニーズ！
おまえ何がしてーんだよ！
（この間、てつさんが見切れていることがジワるw）
なお、肌の白さだけはジャニーズレベル。
ーー
ということで、僕の仙台ハーフ２０２３は微妙なかんじでフィナーレを迎えました。
あのー、今ふりかえって思ったんですが、仙台ハーフではてブロノースリで走っちゃダメですね。
硬派なはてブロのイメージを完全に壊してる。よくない、これは。
恥さらしにもほどがある。はてブロに迷惑をかけかねないので今後自粛します！
（一応、来年やってほしいことがあったらコメントお願いします。公序良俗に反しないことであればなんでもやります。）
力尽きたわたくし、一気にペースが落ち込み、それまで我慢していた尿意に耐えられず近くにあった仮設トイレへ。
しょんべんして、とぼとぼと走り出します。
定点カメラに夢中過ぎて１０キロ地点の通過を忘れてました。
５～１０キロ
２３：３３（キロ４４２）
その後、東二番丁通りに戻ってきて恒例のＱちゃんとのハイタッチ。
これ毎回元気がもらえます。
Ｑちゃんパワーで気がつくといつのまにかお腹の痛み、不快感がほぼなくなりました。
１０～１５キロ
２４：５２（キロ４５８）
けんちゃんさんの応援！
ありがとうございます！
ここからがこのコースの僕的最難所です。
仙台駅東部エリア、上りと向かい風のダブルパンチで前に進めません。
日影もなくて直射日光がきつい！
歩道の建物のかげで介抱されているランナーを見かけました。
いたがきの折り返しを過ぎるとだいぶ楽に。
球場沿いの道路にでて、またまたけんちゃんさんの応援！
疲弊して元気に反応できません。
１５～２０キロ
２４：０７（キロ４４９）
前回のハーフでは後半キロ５ペースを維持できなくなってしまいました。
今回はせめてキロ５をこえないようにと思って走っていました。そのあまりにも低い目標は達成できそうですが、ゴールに向かってなかなかペースがあがりません。
陸上競技場内へ。
川内選手が声をかけてくれます！
ラスト、ひとふんばり！
ゴール！
グロス １：４２：４４
ネット １：４２：０３
ーー
ここまででかなり長文になってしまってすみません！
このまま最後まで書き切ります！
走った後、ペットボトルの飲み物とフィニッシャータオルを受け取ります。
ちなみに、去年に続き参加賞Ｔシャツはありません。
着替えててつさんと記念写真。
風が強すぎて男子更衣室テントが飛ばされないように対策をとっています。
テントとしての意味がほぼ失われております。
女子更衣室は陸上競技場を使うようアナウンスがなされています。
打上げをすべく、歩いて仙台駅へ。
駅東口のお店で、てつさん、けんちゃんさんとかんぱーい！
てつさんは飛行機の時間があるので帰路に。
それからマックさんご夫婦が合流してかんぱーい！
マックさんご夫婦も新幹線の時間があるのでまもなく解散。
そんで、別の知り合いとかんぱーい！
いろいろ反省点の多い仙台ハーフでしたが、ほろよいで気分よく帰宅。
ーー
とまあ、こんなかんじの仙台ハーフでした。
マックさん、てつさん、遠方からご参加いただきありがとうございました。
また、仙台ハーフの楽しい思い出がひとつ増えました。
仙台ハーフは毎年のことながら完全に内輪ブログになってしまって、特に今回は説明不足なところが随所にあると自覚していますが、わちゃわちゃ楽しんでいるかんじが伝わればいいなと思います。
暑さと強風が強く印象に残る今年の仙台ハーフでした。
ゴミ箱をおさえてくださったり、安全にランナーが参加できるように配慮してくださったスタッフのみなさんに感謝です。ありがとうございました！
沿道で応援してくださった方々も大変だったことと思います。
たくさんの声援、とてもありがたかったです。
次回は５月開催に戻ってくれると思います（今年はＧ７の影響でこの時期の開催になりました）。
来年はどんな大会になるか楽しみです。
来年は青空宴会したいな～
おしまい。
