昨日(2月18日(日))、オードリーのANN(オールナイトニッポン) in 東京ドームに行ってきました。
あらかじめ申し上げますと、思い入れが強いためとても長い文章です(6596字)。ご了承ください。
10周年の武道館イベントから5年。武道館に続き、東京ドームにも参戦することができました。
武道館イベントのレポ↓
昨年の3月、ちょうど板橋シティマラソンのタイミングで東京ドームでのイベント開催が発表されました。それから約1年。とうとうこの日がやってきました。
僕は4回にわたるチケット先行発売の抽選にすべて落選。一般発売もダメで、最寄りの映画館でライブビューイングをする予定でした。
しかし、武道館のレポをブログにあげた僕がなぜ東京ドームに行けないんだと、おかしくないか、という思いがずっとありました。
そんな中、先週の連休明けにチケットがちょくちょく公式のリセールにあがっているという情報を得ました。それから時間があるときは常にリセールの情報をチェックしていました。
転売ヤー=「そんなやつの命の回転、絶対に幸せにならない。」という若林さんの言葉をよく知っているリトルトゥースは転売でチケットを入手するなんてことはぜったいにしません。
正規ルートのぴあのリセール情報をこまめにチェックしてリセールがあがったらパスワード等の入力、同意するをクリックして申込み、でも結局「チケットはご用意できませんでした。」の画面になることが5日間続きました。
公演2日前、運営がチケットの転売を特定して無効化し、そのチケットを当日引換券として21時に販売することが発表されました。
この対応には賞賛の声が寄せられました。オードリーのおふたり並びにスタッフさんの本気を見ました。
21時、チケット入手の最後の希望。しかし、幾多のクリック合戦を戦ってきた市民ランナーにとっては当たり前の「時間をおいてから再度アクセスしてください」。
チケットを入手することはかないませんでした。
しかし、ぴあのリセールは公演前日まで行っているとのこと。
金曜深夜までポチポチし続けてダメ。土曜午前中仕事を終わらせて、午後、もはやあきらめ半分でポチポチを続けました。
約10分に1回ぐらいのペースでリセールがあがってきて、パスワードを秒速で打ち込みクリックする作業。瞬発力の勝負です。回数をこなすにつれてはやくなるのですが、はやくなると今度はタイプミスをしてしまうという。。
そんな作業をひたすら続けていたところ、14:24、「Processing」の画面から「リセール購入完了」の画面に!
よっっしゃーー!!
今まで経験してきた数あるクリック合戦の中で最も過酷なクリック合戦でした。
公演の前日にチケットを入手することができました。感無量。
チケットを入手するまでのことですでに1000字超えてしまいました。
が、僕と同じような境遇の人がたくさんいるのではないかと思います。そういう人でもあきらめない精神があれば公演前日にチケットが入手できる、またそういうチャンスをくれたイベントであるということを伝えたくこの点をくわしく記しました。
なお、僕がとれたチケットはステージ裏体感席という外野席。
その席には以下の注意書き。
座席の位置や機材の影響で、ステージおよび演出、出演者が全く見えないお席となっております。
これライブビューイングの方がよかったんじゃね?
いや、東京ドームのチケットがとれて東京ドームに行けるということで十分!
苦労して得たチケットにステージの裏も表もありません!
ーー
2月18日(日)イベント当日
物販は9時スタート。物販で確実にグッズを入手するために5時半に起きて始発の新幹線で東京に行こうと思ったら起きたのが6時。あっほ!
07:21(オナニーだね)仙台発のはやぶさで08:51上野着。
それからJRを乗り継いで水道橋駅へ。
9:15、東京ドーム着。
ラスタカラーに彩られた東京ドームにテンションがあがります。
すぐに物販の行列の最後尾へ。
物販にたくさんの人!
この待ち時間の間、会場にはチャットモンチーの『風吹けば恋』が流れていました。
『風吹けば恋』、久しぶりに聞きました。番組のジングルに使われていた一曲です。
「ポジティブラジオで行きましょ。」です。
このほかにもカラーボトルの『10年20年』など番組にゆかりのある曲が流れていてぐっときました。
並びはじめて約1時間でグッズを購入することができました。
僕が物販の受付にたどり着いた時点で、トレーナーとTシャツの小さいサイズに売り切れがでていました。可能な限り早く行って正解でしたが、グッズは事前・事後ネット販売しているのでそれで入手するのが一番確実です。
お目当てのグッズは無事に入手できました。
ランニングにも使えそうなものがいくつかあるので今後の大会で身に着けて走りたいと思っています。
それから会場を徘徊。
番組を聴いていない人からすると、こののぼりにプリントされている人は誰なんだとなりますが、いずれも番組スタッフ、オードリーのマネージャー。
裏方がもはや裏の存在になっていないのがこの番組の大きな魅力です。
キーホルダーガチャ。
番組リスナー、リトルトゥースをあらわす背番号3番のユニフォーム。
ーー
それから東京ドームを後にして開場の15:30まで僕はドラクエウォークのおみやげスポット巡りの冒険へ。渋谷109、東京タワー、浅草雷門をまわりました。
15:15、再び東京ドームへ。
午前中の様子とはうってかわり、たくさんの人であふれています。
そんな中、りゅうパパさんと合流。
そういえばシューズ円陣するのを忘れてしまいました。
ビールを飲みだす2人w
おつまみは雷おこし、上記写真のりゅうパパさんのぽこちん付近に在中。。
武道館の時はぼっち参戦だったので今回りゅうパパさんと東京ドームでお会いできてうれしかったです。りゅうパパさん、ありがとうございました!
ーー
りゅうパパさんとお別れして入場します。
僕の入場ゲートは11番。最底辺の身分の扱いを受けている趣。。
列の後ろに小学校低学年と思しきお子さんと母親の親子がいて、母親がその子に「下ネタがでてもこれどういう意味?って聞かないでね。」と一言。そんなん言われんでも分かる!
そう、われわれは性教育を学校や親から学んだのではない、深夜ラジオから学んだのだ!
24番ゲートで入場してという係員の誘導があって24番ゲートから入場。
ここから先は撮影禁止です。
入場した直後、イベント用紙袋とサトゥーのごはんの配布。
帰り、バスタ新宿にこの紙袋をもった人がたくさんいて、バスのとなりの席の人もこの紙袋をもっていました。
トイレやらなんやかんやしているとあっというまに開演の17:30に。
ーー
イベントの中身については、ニッポン放送のこの記事が一番くわしくまとめられています。
以下、イベントの様子の画像はいずれも上記記事からの引用です。
オープニング、イベントのテーマ曲、星野源さんの「おともだち」からスタート。
モニターにはこの曲をモチーフにしたアニメーションが流れます。
オードリーのANNを聴いてふざけあっていた2人の男子。社会人になってそれぞれの道を行く中で心が挫けてしまうことがあるけれど、ANNで東京ドームでイベントをするという告知を耳にする。その2人が今日東京ドームで再開を果たす。
このアニメーションの完成度がバチボコよくてもういきなり涙をおさえられない。
と思ったら映像はトウモロコシ畑に立つ若林さん。
ここから、一気に温度がかわり映画『フィールドオブドリームス』のパロディ。
続けて春日さんによる映画『メジャーリーグ』のパロディ。
どちらの映画も番組で何度もおふたりが話題にしています。
その流れから満を持して若林さん登場!
東京ドームのイベントが決まってから体力をつけるために自転車を購入してトレーニングに励んでいた若林さん。その自転車にまたがり会場内を一周。会場は大歓声!
そして、『メジャーリーグ』の流れから春日さん登場!
会場中央のステージに2人がそろいます。
若林さん「ラジオをやります。」
しびれる。武道館でもその一言でスタートしました。
会場がどこだろうと「ラジオをする」、これぞオードリーです。
そして、ここからの流れは本当にいつものANN。
2人のフリートーク。若林さんメインのトーク、春日さんメインのトークと続きます。
その合間合間にオードリーを応援に来た世界的スターが次々と登場。
ビトタケシさん、ニッチローさん、TAIGAさん、ダブルネームジョーさん、番組でおなじみのキサラ芸人に加えて、松本明子さん。バー秀さん出てこなかったけど何かあったんでしょうか。。
ーー
若林さんのトークパートでは、若林さんがウーバーイーツに登録して実際に配達してチップを得るまでになったいうお話し。若林さんがウーバーやってたって衝撃的過ぎます。
春日さんのトークパートでは、以前から何度か番組で話題になっていた、おふたりが学生の時に食べていたポークライス、その味を春日さんが再現するというお話し。
実際にポークライスを用意して若林さんに食べてもらうという、これまたすごくいいお話しでした。
ただそのおいしそうなボークライスがカメラのアングルに限界があるせいかモニターにほとんど映ってなかったですね。
でも、この動画を見るといかにポークライスがおいしそうなものだったかがよく分かります!
その次はチェひろしのコーナー。
春日さんが先日購入したベンツのゲレンデを、広瀬香美に扮した春日さんがロープで引っ張ってアルミ缶に囲まれた車庫まで移動させるというチャレンジ。
悪ガキ若林さんが雪玉で広瀬香美を妨害。
容赦なく春日さんの愛車ゲレンデにバレーボールや白ペンキのバズーカを噴射する若林さん。予想通りアルミ缶に突っ込むゲレンデ。
チャレンジ失敗となり、若林さんが加速をつけた自転車でゲレンデに追突??www
ーー
次は、不破遥香さんと春日さんのプロレス対決。
その名目はラーメンに味玉をつけることを許さない春日家のルールをクミさんの親友である不破さんがぶち破ろうというもの。春日さん曰く、味玉は嗜好品。
お互いに見事なプロレス技、反則技を繰り出します。
いいこうさんの生実況もたまらない!
エアロビでコンビを組んでいた二人だからこそ、絶対的な安心感をもって見られるプロレスでした。やっぱり不破さんすごい。
春日さんが毒霧を不破さんにお見舞いしたことで、春日さんが勝利。会場内はブーイングに包まれるも春日さんが不破さんのがんばる姿に感銘を受けて味玉を許可するという大団円にて終了。
最後に源さんの『Family Song』がバックで流れてて、すっごいくだならいのになぜか泣けてきちゃいました。
源さんのANNに不破さんとクミさんがゲスト出演した回があってその回がめちゃくちゃよかったのも思い出しました。
ーー
プロレスの興奮に包まれていた会場の雰囲気から一転、会場中央のステージにDJ卓があがってきました。
若林さんの生DJスタートです。
ビタースウィートサンバに番組ででてきた名言をミックス。
ビタースウィートサンバの次はTRFの『EZ DO DANCE』!
DJコーさんが番組にゲスト出演した時に残した名言がでました。
スペーストルネード オナニー―ー!!
DJコーさんのゲスト出演あるかなと期待したんですが、この日TRFは武道館でライブしていたのでさすがに登場することはなかったです。
若林さんがDJプレイをおえるとラップのリズムが会場に響きます。
それからあの人の声が!
ななななんと!ららららんど!
星野源さんが登場!!!
会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。
2人で「orange」の曲を披露した後はトーク。
さらにもう一曲「Pop virus」も披露。会場にいる全員が立ち上がってララララーララーの大合唱。スマホのライトをみんなで点灯。会場の一体感がはんぱなかったです。
スケジュール上イベントの参加はむずかしいと話していた源さん、たまたま予定がキャンセルになって出演することができたとのこと。
源さん、ありがとう!
ーー
イベントは終盤に。ハガキコーナー「死んでもやめんじゃねーぞ」。ハガキ職人の至極のネタを堪能できました。
それからオードリーのおふたりがトロッコで会場をぐるっとしながらトーク。
僕の席からもしっかり見える距離までまわってきてくれたのでしっかりおふたりの姿を目に焼き付けることができました。
若林さん「これで演目はおわりです」
トロッコが退場すると番組エンディング曲とともにこの日のハイライトが流れます。
この時点で確か20時半ぐらいだったので一瞬ホントにこれで終わりかと思っちゃいました。
いや、この日のためにオーダースーツを仕立てた若林さんがこれで終わるはずがない。
ーー
会場が暗転。
それから会場中央のステージにセンターマイクがあがってきました。
沸き上がる会場。
そこに若林さんが登場。春日さんはあのゆっくりした足取りでセンターマイクへ。
オードリーの漫才スタートです。オードリーの真骨頂。
前半はコナンのテーマをバックにオードリーの二人の軌跡を紹介。
番組で同じことをやっていてめちゃくちゃおもしろかったので、この日のためにずっと温めていたんですね。
後半はミスチルの曲にあわせて感謝の思いをバットにのせてボールを打つというもの。
ふたりの気持ちが大量の汗になってあらわれていました。
実に30分に及ぶ漫才。贅沢過ぎる時間でした。
この流れは武道館と同じで、武道館で披露したイタコネタはその後のネタ番組で垣間見ることができました。
武道館の時の漫才もそうでしたが、2人が漫才をしている姿が本当にキラキラ輝いて見えました。
定番のオードリーの漫才の締め、東京ドームバージョン。
いよいよイベントの終幕です。
ステージで締めのトーク&写真撮影。
ここで若林さんから撮影OKの一言。
僕は席からこんなかんじで見てました。
最後に若林さんが「ずっと続けてここまでくることができた」ということをおっしゃっていました。込み上げているものがある様子が伝わってきて、若林さんも春日さんも目にアツいものをたたえてステージを後にしました。
ーー
終了予定時刻は21時でしたが、会場を出たのは21時半ごろ。
休憩なしにぶっとおしの3時間半。あっという間に過ぎた時間でした。
もし次20周年のイベントが東京ドームで開催されたら月曜休みにして宿泊して帰りたいです。
帰り、夜ごはんでラーメン屋に入ったんですが思わず味玉つけました。
ーー
もっと書きたいことがあるんですがこれで締めます。
10周年の武道館からの5年間が凝縮されたイベントでした。
この5年、オードリーのおふたりは結婚を経てお子さんを授かるなどたくさんのことがありました。
この5年、たくさんの変化があったことはオードリーのおふたりに限りません。
仕事の変化やコロナなどたいへんなことがたくさんありました。
それでも変わらず土曜の深夜におふたりがいつもどおりラジオをしてくれること、そのことにどれだけの人が支えられているか、救われているか。
このイベントはオードリーのおふたりのすごさのみならず、ラジオの底力を示したものだったと思います。
東京ドームの会場に5万3000人、ライブビューイングに5万2000人、オンライン配信で5万5000人、合計16万人がこの時間を共有しました。ラジオのイベントで16万人です。伝説として語り継がれることは間違いありません。
小5から聴き続けている深夜ラジオ、オールナイトニッポン。
ラジオってめちゃくちゃおもしろいんだぜっていうことを改めて感じましたし、ラジオを聴き続けてよかったと心から思いました。
そんなラジオとともに自分自身これから成長し続けていきたいです。
オードリーのおふたり、スタッフのみなさん、最高のイベントを開催していただきありがとうございました!
そして、この長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは、
おやすみっふぃーちゃん。